DVD ワーナー・ホーム・ビデオ 2004/10/29 ¥3,129
監督マーティン・スコセッシが、実在の人物ヘンリー・ヒルを描いたマフィアもの。組織の抗争劇ではなく、一青年のファミリー内での30年にわたる生き方に焦点を当てている。元マフィアのヘンリーは栄華を極めるが、麻薬売買に手を出して追い詰められていく。自分の命を守るため、兄貴分のジミーをFBIに売り渡して証人保護制度を受け、今では名前も住む場所も変え、ひっそりと生きているという興味深い実話がベース。
イタリアンマフィアといえば、ファミリーの男たちが食材の調達やキッチンに立って手早く料理をするシーンがふんだんに使われるが、この作品もヘンリーの成長にポモドーロといった食べ物のエピソードが登場する。またストーリーに沿って流れる音楽は50〜70年代の人気ロックナンバーで、まるでロック史を聴くようだ。
う〜ん、面白い。スコセッシ臭プンプンの作品。でも、過去のスコセッシ作品のを見てると、少々その見せ方にマンネリを感じなくもない。僕は「ミーン・ストリート」が大好きだからね。
それにしてもマフィアの世界って気が休まらないなあ。昨日の友もいつ殺されるかわからないんだからね。恐い恐い。
スコセッシは深作欣ニっぽいよね、映画の感じが。
黒澤の「夢」にでてたよね。眉毛がふといなあ。

いて〜よ〜

2005年1月8日
ぐはあ、いて〜よいて〜よ〜w(:_;)w
体全体がいて〜よ〜。

体が痛すぎて、朝早く起きてしまう。目はさめるけど、ベッドから起き上がれない。だから、起きてるけど寝てる。

これって意外と苦痛。

日記たまってるから書きたかったけど、疲れすぎててかけなかった。
明日は婆ちゃんの法事のため、田舎にいかなきゃならんので、一旦実家に帰ります。

いて〜よいて〜よう。
DVD 松竹 2004/11/25 ¥2,500
新星マット・デイモンとベン・アフレックが共同で脚本を書き、見事にアカデミー脚本賞をさらったさわやかな感動作である。
ウィル・ハンティングは、生まれつき天才的な頭脳に恵まれながらも、幼児期の虐待のトラウマにより周囲に固く心を閉ざし、荒れた日々を送る青年であった。そんな彼が、ロビン・ウィリアムズ演じる精神分析医マクガイアと出会い、カウンセリングを受け始める。しかしウィルの心の空洞は暗く深く、容易に心を開くことはなかった。一方マクガイアも最愛の妻を亡くし、その悲しみから逃れられずに苦しんでいるのだった。
癒されない心をもつ人間同志が、もがき苦しみながらも理解しあい、再生の道に歩みだしていく姿が熱い感動を呼ぶ。マット・ディモンがウィルのナィーブな個性にピッタリで、みずみずしい魅力を放っている。
僕がこれを見たのは、大学に入って、僕が強迫性障害であることがわかって、月に二回広島から、九州大学に通院して、苦しい行動療法をしているときだった。僕はウィリアムズの演じる教授と、僕の主治医とを重ねあわせていた。それは、僕のことを本当に理解してくれる人を望んでいたからだと思う。このとき初めて、僕は先生の前で、今までの苦しさを、人に言えなかったことを先生に話し慟哭した。
僕は、マッド・デイモンの演じた青年のような才能は微塵もないけど、だけど、その青年の苦しみに僕は凄く共感し、そして、生きる希望が湧いた。そんな、思い出の作品。
11月にあるはずで予約しておいた屋外テニス一日レッスンが、伸びに伸びて、ようやくこの寒々しい1月に開催。

場所も当初、僕のマンションから自転車で五分とかからないテニス場だったのに、直前で変更になって、自転車で、一時間もかかるところに変更に。

そこに行くまでに疲れちゃうって。
今日の屋外レッスンの参加者は、12名のはずだったけど、寒かったりのびのびになったりしたせいで、予定の半分僕をいれて6名しかこなかった。一人、若い僕と同じくらいの男性がいて、あとは、主婦の方々。でもみんな中級以上限定のレッスンなので、うまいけどね。
コーチはルネサンスで一番うまいコーチ。なんたって、世界を試合で回ってた人だから、プロの一歩手前ってところかな。
僕が高校の頃から、このコーチの名前はすんごく有名で、僕の高校の先輩でインターハイに行った人がいたんだけど、その先輩をして、試合で、このコーチにコテンパンにやられちゃったんだから。

とまあ、そんなメンバーでレッスンしたわけさ。午前中は、普段どおりのレッスンって感じ。でも、風が強くて寒い。
6千300円だったかな。そんくらい払っただけあって、弁当は豪華で、御節みたいだった。量が多くて、結構全部食べるのが辛かった。

午後は、動いてるうちにだんだん筋肉がパンパンになってきて、高校時代の部活を思い出した。さすがにこんなに動くことはここ何年なかったから、筋肉が悲鳴をあげて、最期にはみんな満身創痍。テニスに対する欲求が完全に満たされて、もう早くレッスン終ってくれ〜って思うくらいだった。テニスをやめたいなんて思うくらいやったの何年ぶりだろう?主婦の方ってすごいなあと思う。僕はここ少なくとも2年間の中では、もっともきつい一日になったよ。

明日が恐い〜!!
VHS ポニーキャニオン 1996/06/21 ¥16,800
父を殺された女ガンマン(ストーン)が、仇の保安官(ハックマン)が主催する早撃ちトーナメントに参加し、復讐を果たす。ストーン主演の西部劇。
あら、これサム・ライミだったんだあ。ぽくないけどね。ホラーじゃないから?
デカプリオが脇役で、ストーリーは特にこれといったことない普通のトラウマ復讐劇。
今日は年始めのテニスクラブで、年始めの料理当番。

昨日の夜から、何を作るのか決めてたわけだけど、まあつまりその再びイワシ料理なのだけど、テニスクラブの帰りがけに街のでかいスーパーによってひょいひょい目的の食材をそろえていったわけだけど、なんと肝心のイワシがない!?

どこにもない。
なきゃあ今日のご飯は作れない。なぜなら「イワシとレンコンのつみれ焼き」がメインディっシュだからなのだ。
他の材料は全部あるって野に、こういうときに限って普段はあるものがない。ひょっとして気づかぬうちにイワシの季節が終っちゃった!?

スーパーを二件回ったけど結局ないようだ。母に電話したら、海が荒れてるからイワシが取れてないのじゃないかとかなんとか。
もう他の材料は全部そろえてあるから、今更他の料理に変更もできないし、料理初心者の僕にはそんな余裕はない。

母に、サンマはイワシの代用になるかと聞けば、ならないという。じゃあ何がなる?アジがなりそうだ。アジはつみれがあるもんね。
ということで、

以下、メニュー
・アジとレンコンのつみれ焼き
・三色野菜のしゃきしゃきサラダ
・シジミの潮汁


イワシからアジに変わったけど、うまかったよ^^;
今まで作った中で一番うまかったかも?
でも、アジは皮剥きづらいね^^;
今度からはもう摩り下ろされてるのかおうっと!

今日の料理
http://www.shashinka.net/is.php?i=179462&;
VHS 東宝 1989/12/27 ¥15,225
2039年、世界支配を企む巨大コンピュータにに立ち向かう、青年と重装甲機動ロボット“ガンヘッド”の活躍。SFアクション。特撮監督は川北紘一。
キャラクター重視でない本格的なロボットものを作ろうとした日本では珍しい野心作といえば聞きはいいかもしれないけど、ロボットは戦車といったほうがよく、お世辞にもかっこいいとはいえないなあ。でも本格的な特撮を取ろうとした意気込みは感じられ、この時代にして、大変よくできましたと、努力に乾杯。
そう、過去の(ラケットがウッドじゃなくなってから)テニス史に残るチャンピオンたちは、皆ラケットの面が小さかった。アガシを除いて。
マッケンロー、コナーズ、レンドル、エドバーグ、グラフ、サンプラス、みんな、ただ小さいのではなくて、とっても小さかった。

そして、も一つ、共通すること、ナンバーワンには、ウィルソンのラケットを使っているものが多かった。

現在、サンプラスを超えるプレーヤーとなるかもしれないフェデラーもまた、ウィルソンなのである。そして面も、当然極小さい。

オーバーサイズの王がグラフファイトだとすれば、ミッドサイズの王は、ウィルソンのプロスタッフだった。エドバーグ、サンプラス、クーリエ、みんな使っていたのは、プロスタッフ。

と、つまり、プロスタッフがそんだけ凄いラケットってことなんだけど今はサンプラスの引退と共に、プロでも使ってる人がとんと見なくなった。事実上のプロスタッフの終焉である。しかし、ウィルソンが新たに開発した、次なるロングセラーとなる可能性を秘めたラケット、それが、現在フェデラーが使っているこの『nSix−OneTour90』である。
面のでかさは、小さく、前のプロスタッフと同じ。

僕は、ミッドサイズのラケットを買うにあたって、いくつか候補を挙げていた。
今、プロの間での使用率が急激な上昇を見せている、バボラの『ピュアドライブ』、日本のプロの大多数とヒューイットが使っているヨネックスの『RDX500』、グラファイトやプロスタッフと共にラケット御三家のロングセラー、ヘッドの『プレステージ』、そしてこのフェデラーの『nSix−OneTour90』。

テニスクラブで、試打ラケットが、nSix−OneTour90以外はあったので、選ぶのに役立った。

打ってみた感じ、RDX500はグラファイトと正反対に、ボールを打っている感触がなくて、気に入らなかった。ほとんどの人が褒め称えるピュアドライブも、ボールが飛びすぎる感があり、そして少し厚ラケっぽいところがなんか嫌だった。
打ってみた感触からいって、プレステージがストロークに関しては最もいい感じだった。でも、いかんせんプレステージはボレーがうまくいかない。悩んでいたときに、nSixシリーズの、少し面の大きいやつが置いてあったので、それを打ってみたら、ものすごくボレーが打ちやすくて、ストロークもプレステージよりは若干精度が落ちる感じだが、及第点といったところ。

プレステージかnSix−OneTour90かで悩んだが、プレステージは使っているプロは多いがナンバーワンの選手は誰も使ってない(アガシはオーバーサイズだし)ということで(結局そんな理由か^^;)、フェデラーのnSix−OneTour90を買うことにした。

今、ネットで郵送されるのを待ってるとこ。
DVD 東映 2004/05/21 ¥4,725
戦時下の岡山県で「開業医は足だ」をモットーに診療を続ける赤城風雨(柄本明)は、どんな病気も肝臓炎と診断してしまう「カンゾー先生」と呼ばれる医者。「このままでは日本中に肝臓炎が蔓延し、国が壊滅してしまう」との危機感を抱いた彼は、診療の傍ら肝臓炎ウィルスの研究に精を出す。そんな折り看護婦として雇われているソノ子(麻生久美子)が、負傷した脱走兵・ピート(ジャック・ガンブラン)を診療所に匿ってしまう。
今村昌平監督の作品は人間の生き様を鋭く洞察するその視点から、やもすれば陰湿な作風になりがちだが、本作に関しては、からっとした爽快な作品に仕上がっており、戦時中という時代を生き抜いた人々の滑稽さと大らかさを巧みに描いている。イマヘイ監督、撮影当時72歳という年齢が信じられないほどの軽快な演出に加えて、「日本人全員の頭が肝臓炎になってしまう」といった鋭い社会批判まで盛り込む絶妙なバランスは、前作「うなぎ」から脚本に参加している、子息の天願大介の手腕も生かされていると見た。
あれれ、カンゾー先生死なないのね。まあ、いいけど。原作も面白いから読んでね。
開業医たるもの、常に患者のためにあるのであって自己の栄誉心などというものを抱いてはならんという信念を抱くのは立派ながら、もう少しで病気の解明ができたかもしれんところで、辞めちゃったのは、結果的には多くを見殺しにする行為にもなりかねんけど、この問題に答えはないね。ようは本人の信念如何であって、どっちが間違ってるとか、あってるとかないのだと思う。
年が変わったのを機に、僕のテニスを一つ変化を加えてみようかと思った。

僕のテニスは、マイケルチャンから始まった。
だから、僕にとってのラケットは、デカラケの名器中の名器、プリンスのグラファイトしか考えられなかった。以後愛用しつづけて、もう10年目、そろそろ、デカラケも引退してもいい頃だ。

グラファイトは名器であるのは、誰もが認めるところだと思う。僕もこのラケットを使っていたことを微塵も後悔していないし、発売以来もう20年くらい経ってるというに未だにこのラケットを使ってるプロがいるのだから、デカラケ史上に残る名器なのは、疑いの余地がない。

僕がテニスを始めた頃は、とにかくこのグラファイトを使っているプロも人も多かった。

若かりしアガシ、アルベルト・コスタ、スペイディア、サバティーニ、増田健太郎、本村剛一、そしてマイケル・チャン。
他にも様々な選手が使っていた。

さて、僕がなぜグラファイトに終止符をうとうと思ったかといえば、マイケル・チャンが引退してしまったから(オイオイ^^;)、使用している選手がだんだんと少なくなってきたから(オイオイ^^;)、まあ、それらのことも関係してはいるわけだが、何よりも、面の小さいラケットに変えてプレイの質の変化を図りたかった、というのがでかい。

僕はとにかく、ぐりぐりのベースライナーだけど、だんだんとそれだけじゃ駄目だと思い出した。最近は、ボレーも上達したし、何よりバックを両手打ちから片手打ちに変えようと検討している。片手打ちにするなら、振りぬきのよいミッドサイズのラケットのほうが断然適している。僕はいまだかつて、オーバーサイズ(いわいるデカラケ)で片手バックのトッププロをサバティーニ以外に知らない。

それに、オーバーサイズは、スポットはでかいが、ぶれやすい。コントロール性をつけるためには面の小さいほうがいい。問題は、ミッドサイズにして今までのようにスピンがかけられるかだが、べラサテギやクーリエの例を考えれば、面が小さいからといって回転がオーバーサイズよりもかかりにくいわけではなかろう。

ということで、グラファイトよ、今までありがとうw(:_;)w
っていいながら、ミッドサイズに慣れるまでは、試合ではまだ使いつづけるだろうけどね^^;

今の選手でも、コリアやナルバンディアンやフェレーロといったトップ選手が、グラファイトをちょっと前まで使ってた。それがみんな一気に使わなくなった。プリンスも焦ってるだろうなあ。
グラファイト時代もついに終焉を迎えつつあるようなり。

サンプラスの引退で、プロスタッフミッドはグラファイトよりちょっと先に終止符を打ったけどね(プロの中でってことね)。
ラケットも選手と同様世代交代の時期なんだね〜。

僕もそれに乗じてって感じになっちゃったね^^;
DVD 徳間ジャパンコミュニケーションズ 2001/07/25 ¥4,935
当時、世界的に高名となっていた三島由紀夫が主演し、やくざの跡取ながらどこか弱さや優しさを持った男を演じている。やくざ同士の命のやりとりに身を晒して生きる武夫は、ある日けなげに生きる若尾文子と出会い彼女の愛を一身に受けるようになる。
ぎゃああ、三島由紀夫だあ!ってそれのみで借りずにはいられない。だって、ナルシスティックなんだもん。ボディビルで鍛えた筋肉。でも上半身ばっか鍛えてて、下半身とのバランス悪いぞよ。三島好きなら見て損は無いと思われ。文豪の面影はこの作品を見る限り微塵も感じさせない。結構凄いかも。

神様からのお年玉

2005年1月3日
いやあ、皆さんはもらいました?
僕はもらっちゃいましたよ〜クリスマスのサンタさんに引き続き、風邪の菌を。こうなりゃもう神も仏もキリストもあったもんじゃありませんなあ。

昨日、田舎から帰り途中に気分が悪くなって息も絶え絶え、帰ってからも頭がんがんして、こりゃあ風邪かもって一日たってもやっぱり治ってないから正月早々きついって。

お腹の具合が変な感じでピーゴロピーゴロ、午前中で3回もう○こにいっちゃいましたよ。
だから飯食ってから、風邪薬飲んで昼間で横になっていたよ。ああ、苦しかったなあ。

んん、しかし、正月早々風邪になるということは、神様が僕に勉強ばかりせずに休めといっているのだろうか?実際は勉強そんなにしてないのだけど。
そうか、きっとそうだ!なんだあ、そうかあ、あはは、神様も人が悪い。こんなお年玉が用意されているなんて。
休めってか?休めってか?

きっと僕の運気のピークを公務員試験の頃に持ってきてくれているんですね。
安心しろ、だから正月くらい休んどけってわけですか神様。
神様、なんて憎い演出、心配り。

と神様の暖かいお心を知るにいたった僕はありがたく休ませてもらうことにして、マンションに帰って即効ダウン。

あはは、神様、あはは。あはあはあは。

臓に雑煮

2005年1月3日 グルメ
正月の一番の楽しみといえば雑煮。

もちは必ず二つ入れて一日、二日と食べたけど、三日目実家最後の日は、ちょっと意匠を凝らしてあんこもちを入れてみた。どこかの地域ではほんとに雑煮にあんこもちを入れると聞いたことがあったので、一度試してみたかったのだ。ってまあ、予想通りの味で特に感想もなし。

正月料理でもうひとつの楽しみといえば、鯛のおかしらの吸い物。
これがもうなんとも絶品で、僕の大好物。鯛のおかしらは煮るより何より吸い物が一番好き。ゼラチン質の目の回りが特になんともいえない。何ぼでも食いたい。

そして外してはならないのがカズノコ。僕は小さい頃はだいっきらいだったのに、いつのまにか好きになってた。これはラッキョウにも言える現象。味覚の好みが変わった。大人になったってこと?

もうじきまてば七草粥が食べられる。これまた僕の大好物なのだ。
DVD 松竹 2002/04/21 ¥3,990
つかこうへいの同名戯曲を、時の角川映画総帥・角川春樹がプロデュース、『バトル・ロワイアル』の深作欣二が監督した痛快アクション人情悲喜劇の快作。
東映京都撮影所の大部屋役者・ヤス(平田満)はスターの銀ちゃん(風間杜夫)から妊娠した恋人・小夏(松坂慶子)の面倒を見る羽目になってしまう。やがて彼女と結ばれ、彼女と生まれてくる赤ん坊のために危険な仕事を次々とこなし続けるヤスだったが…。
脇役に熱い愛情を注ぎ続ける深作映画の特色と巧みに呼応した作品。クライマックスの新選組池田屋階段落ちのシーンは涙なしでは観られないとして話題が話題を呼び、日ごろ日本映画を見ようとしない若者層まで多数集客して大ヒットを記録。その年の映画賞も独占した。
ずばり、古さがない!今の映画として公開しても違和感ないともいえるほど(実際はあるだろけども)の、テンション、パワー。充分に若い世代をひきつける魅力を兼ね備えてると思う。こういった映画がわんさかでれば、邦画も息を吹き返し、映画ブームの再到来なんてことにもなるかもしれないね〜って、こんな映画がそんなにひょいひょいつくれたら、邦画は傑作だらけになっちゃうね。僕この主題歌好きなんだなあ。演技とはいえあの階段落ちは凄いよね。
最高の娯楽作だよね。正月に見るとよかったかもね。
徹夜だけれどね、眠れないの。
だってね、今日は田舎に新年の挨拶に行かなきゃならんから。

さて僕も世間体はいっぱしの大人。
そう、お年玉をあげる側。
3千円、田舎のいとこ三人に千円ずつ、なけなしの金を搾り出す。
いや、実は貯金少しあるけど、無職だからあんまり多くあげるのも気が引けて。(なんのこっちゃ?)
働き出したら、奮発するからね、我慢してね。
なんて言ってみると、げんきんな子供は「金さえ入れば何でもいい」とか、いやあ、たくましく育っておるな。

新年の挨拶済ませると、もう田舎で何することもない。もうリフォームもあらかたすんでるし、今日は手伝いじゃなくて、のんびりと、犬をからかったり、子供たちの無邪気な会話にほくそえんだりした。

帰宅途中、妙な悪寒に襲われて、車の中で、のたくる。車に酔ったのかな〜?いやしかしもしや。。。
DVD ジェネオン エンタテインメント 2001/08/24 ¥4,935
高校受験を控えた息子のために雇われた風変わりな家庭教師の出現によって、家族のありようが次第に変化していくさまを描いた、森田芳光監督のホーム・コメディ。キネマ旬報ベスト1など、その年の映画賞を総なめした名作であり、以後森田監督は「流行監督宣言」をし、時代のちょう児としてその後も意欲作を発表していくことにもなった。
横一列に家族が並んで食事する風景に代表されるように、きずながあるようでどこか薄い現代家族のとらえ方がユニークかつ秀逸。いじめ問題もさりげなく含まれ、またそれらのなかでメフィストのように家族を混乱させていく松田優作の名演など、見どころは実に多数。音楽を一切排除した手法も潔く、そのことによりラストのヘリコプターの音など現実音が、一段と印象強く観る者にせまってくることにもなった。
森田監督と松田勇作のゴールデンコンビ、だった。なぜ、だった、なのかというと、松田勇作の死と、森田監督の本作と「の・ようなもの」で見せた抜きん出た個性がその後だんだん軟着陸していっちゃったから、ちょっと残念。
この映画ができたあたりから、核家族という問題も本格的なものになってきたのかな。家族というゲームを演じている家族は、松田勇作演じる家庭教師という他者の介入により、その演技は亀裂を生じて、最期には、崩壊する。
タイムリーな問題をそこかしこに散りばめつつも、それを露骨には感じさせず、ブラックユーモアたっぷりのコメディに仕上げている点で、その斬新な見せ方、森田監督の個性というものは、やはりその年の映画賞を総なめにするほどの、まあいわば日本映画界のひとつの事件だったんだろうなあと思う。
森田さんの初期の作品は、いわいる、シュールレアリズム。ありそうで、実は異質な世界。異質な世界を描いているのに、なんだか身近な日常性を感じさせるところが凄かった。かった、なんだけどね。
ここはどこだ?小学校?中学校?はたまた病院?
まあ、学校ということにしておこう。

みんなで飲み会をしてる。新年会か?
とにかく、学校全体に人がいて、いたるところに人がたむろして酒飲んでる。

僕はそんな中を疾走している。階段に降りていると、なんだか、騒ぎが起こってる。
あれは、公務員学校で一緒だった、みっつん(仮名)ではないか!
なんだか暴力沙汰を起こしている。あっ!ぶっ倒れた!

何が起きたのかと、そこにいた野次馬のじいさんに聞いてみると、彼は酒を飲みすぎて、正体不明になり、暴れまわった挙句、肝硬変でぶっ倒れたという。しかも今日で二回目だって。
「しばらくしたら起きてくるよ」とじいちゃんは言う。
彼は今日何回これを繰り返すんだ?って僕は思った。

そして僕はまた疾走している。
なぜかというと、これを書いてるのは4日の午前10時12分だからです。

皆さん、新年早々なんですが、アナウンサーの鈴木史朗は、あの映画監督、鈴木清純の弟ってほんとなんでしょうか?

ということで今年もよろしくお願いしました。あっ、これはしますでいいのか。
DVD ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 2003/11/19 ¥4,935
腐海(ふかい)と呼ばれる毒の森とそこに棲む蟲(むし)たちに支配された世界。辺境の王国・風の谷には、自然を愛で、蟲とすら心を通わせる少女ナウシカがいた。腐海を焼き蟲を滅ぼそうとする大国の争いに巻き込まれながらもナウシカは、人を愛するのと同様に蟲たちをも愛そうとする…。

アニメ誌に連載していた自らの漫画を原作に、宮崎駿が監督を務めた劇場用長編アニメ。母の優しさと獣の荒々しさを兼ね備えたヒロイン、おぞましくもどこかしら哀しさを感じさせる蟲という存在、あるときは風に乗りあるときは雲を割いて空を駆ける飛行機械など、それまでの宮崎作品の集大成にしてその後の原点と呼べるような1本だ。音楽を久石譲が手がけて「宮崎×久石」の黄金コンビが生まれるきっかけともなったが、そのテーマ曲も美しいことこの上ない。

巨大な王蟲(オーム)の群れが暴走するクライマックス、そしてナウシカの純粋な魂が胸を締めつけるラストシーンは圧巻。日本のアニメ史上にさん然たる金字塔をうちたてた作品である。
宮崎駿の作品で、最高傑作は、僕にとっては、この作品とトトロが双璧であり、そしてこの二つはまったく異質な作品にして比べられないので、二つとも宮崎監督の最高傑作と思ってます。
キネ旬で初めて、アニメとして、年間トップ10に入った記念的作品で、それはアニメ映画の地位向上にものすごい功績だったんだと思うなあ。
宮崎監督は、ラストに宗教性を持ってこさざるを得なくなったがゆえに、この映画を気にいってないみたいだけど、観客としては、あのラストがあったこそ、得もいえぬカタルシスを体験でき、またこの映画を不動の名作にまで押し上げたんだと思う。
作者の意図と、観客の反応が一致するのが、一番望ましいのかもしれないけど、そんなにうまくいくもんじゃないよね。
監督は、晩年の黒澤のようにはなりたくないといってるけど、最近の作品はもう充分に晩年の黒沢的だよね。年を取ると、教条的になるのかしらん?本人もそれを自覚してるから、早く引退したいけど、後に続くジブリの後継者もいないし、ジブリ存続の為にももう辞めるに辞められないんだろうなあ。

ああ、大晦日

2004年12月31日
うほほ、大晦日、うほほ。

僕は起きたの夕飯時よ。晩飯に出てきた年越しそば食ってさ、それから刺身食ってさ、ハム食ってさ。

歌合戦、見なかったなあ。
歌のほかはどこもかしこも格闘技。
年末のゴールデンタイムに格闘やってる国は他にはないだろうなあ。

と思いながら、また布団にもぐりこんださ。っていうのがね、コタツに入ってさあ勉強だって思ったら、少しやってまったく昨日のように頭が働かないことに気づいたのさ。
こりゃあ、頭疲れてんなあ、ってことで、横になってしばし休憩するつもりがそんまま年を越すことになってしまったのさ。
友達から「あけましたらしめましょう」って年越しのメールがきたから、僕もみんなにあけおめことよろしたわけさ〜。

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