Special K

2011年11月8日 テニス
◉錦織圭がこの二週間驚異的な活躍をしてくれているおかげで、僕の乾いた心にも幾分の湿り気がうまれた。
先々週の上海でランキング8位のリアルジャイアン、ツォンガを破りベスト4、今週はランキング7位のベルディヒ、ランキング1位のジョコビッチを破り決勝進出。
ランキングは松岡修造の46位の壁を乗り越えて、一気に突き抜けた感がある。
今回の活躍で、24位まで浮上した。
刮目すべきはやはり1位のジョコビッチを破ったことだろう。
なぜなら、今年のジョコビッチは絶対王者。
今年だけで言うなら、世界2位のナダルに5勝0敗。
世界4位のフェデラーに4勝1敗。全豪、ウインブルドン、全米制覇、全仏はベスト4。
そして今年全体での通算戦績は錦織と当たるまで、67勝3敗。
しかも、負けた3回のうち2回は怪我による棄権のため実質負けたのはフェデラーに負けた1敗のみ。
どれだけすごいことかわかるよね。
たしかにジョコビッチは第2セットの途中で肩を痛めたけど、錦織も前の大会で足首を痛めてまだ治ってなかったわけだし、最後まで続けたのは、ジョコビッチが試合を続けられると踏んだからだろう。
錦織は出だしかなりナーバスになってて、錦織は緊張していると動きが全然違うのですぐにわかるけど、第2セットあたりから体がほぐれてきて、ジョコビッチと対等に打ち合い、打ち勝てるまでになってた時点でこれはひょっとして?って、僕の心臓も高鳴った。
だい2セットを接戦の末にもぎ取り、錦織のプレーはさらに良くなっていった。
ジョコビッチは第3セット0-4とされてから、集中力が切れて勝利は確定的なものとなった。
ジョコビッチは怪我でやる気なかったとかいう人もいるけど、試合をみていた人はジョコビッチが0-4になるまでは必死にやっていたことは明白に読み取れるはずだ。
ジョコビッチをキレさせたのは、錦織の力以外の何物でもない。

決勝のフェデラーは衰えたとはいえ、テニス史上最高と言われる選手。
ジョコビッチが現在最強選手なら、フェデラーは歴代最強選手だ。
ただ、フェデラーのプレーは繊細だから、崩れる要素はジョコビッチよりもあると思っていたからもしかしたら?という期待を抱いていたけど、この大会はフェデラーの地元。
過去6年で5回優勝1回準優勝。
最初から半端無く気合が入り集中していて、ベストと言えるプレーをしたと思う。
全く付け入る隙がなかった。
完敗だったけど、それは錦織の力を否定するものではない。
なにせ、錦織はすでに世界がトップ10の半数以上を倒しているのだから、そのポテンシャルは充分すぎるほど証明してる。
表彰式は感動的だった。フェデラーはこの大会への思い入れゆえに涙を流し、そして錦織を賞賛した。
「5年前に練習で打ったときから才能を感じいていた。この場所まで登ってきて戦えたことを嬉しく思う。」

錦織はこの2週間で覚醒したと言っていいと思う。
そして、これはまだスタートだとも思う。
まだ21歳。これからピークを迎える錦織、TOP10、TOP5も絵空事ではない。

今週のパリでの大会で錦織の一年が終わる。
年のはじめ、98位だったランキングは24位まで駆け上った。
パリの大会が終わったとき、一体何位になっているだろう。
あと一週間、頑張れ、錦織圭!!


●7月の8、9、10日に兵庫県でテニスの男子国別対抗戦、デビスカップがある。
行こうか行くまいかで悩んでいる。
大学時代にロシア対日本を大阪まで観にったことがある。
あの頃は、カフェルニコフやサフィンといった錚々たるメンバーだった。
今回は相手はウズベキスタンで、イスタミンくらいしか知ってる選手はおらんけど、錦織圭が参戦するらしいので、この無職の機会を逃したらもう直に見れないかなぁと思う。

でも無職は暇はあっても金が無い。
貯金通帳には60万くらい(株資金除く)
できるだけ使いたくないんだけど、予想よりも貯金があったので行ってもいいかなぁ。。

調べてみると夜行のバスなら片道5000円くらい。
フェリーなら7500円くらい。

究極に安く抑えて、向こうではカプセルホテルで。。
チケット代が平均で4000円くらい。
バスで行くとして往復10000円。
カプセルホテル4000円くらい?×2。
チケット代3日分12000円
あとは移動代とかで5000円。
食費で余裕みて10000円。

5万あれば充分足りると思うけど。5万。。痛い。
5万あったらiPadもしくはスマートフォンが買えるやん。

でもなぁ、見といたほうがいいかなぁ。
悩むなぁ。

って、同じ場所でその一週間後に女子の国別対抗戦フェドカップがあるやん。
う~ん、伊達公子か、錦織圭か。。

さすがに両方行くのは。。なぁ

バトンタッチ

2011年2月24日 テニス
●デルレイビーチ国際というテニスの大会が今あってます。
これは2008年に錦織圭が予選を勝ちあがって優勝した記念すべき大会です。
その時の決勝
http://www.youtube.com/watch?v=BySjv2lwBI0
相手は当時世界ランキング確か14位のジェームズ・ブレイク。

そんな思い出深い場所で、再び両者が合い間見えました。
ですが今回は、錦織選手66位、J・ブレイクは144位くらい。

立場が逆転しています。
といってもブレイクは100位以下でくすぶっているような選手ではなく、怪我によってランキングを落としたんですけど。
錦織選手も同様に怪我で去年一年を棒に振っていますから、そういう意味でも何か因縁めいたものがあります。

お互い怪我から復帰し再浮上を目指す中で、今回は決勝ではなく2回戦。
結果は1時間であっさりと錦織選手の勝利でした。

ブレイクももう31歳、テニス選手としてはもう引退を考えてもおかしくない年齢です。

何かちょっと切なくなりましたね。
世代交代。
次世代は錦織選手達が背負っていくのでしょうね。

まあ、でも錦織選手が勝ったのはうれしいです。
飛躍したきっかけとなったこの大会で再び優勝を狙ってほしいですねぇ。

圧倒的な

2011年1月22日 テニス
●いやぁ、錦織圭君負けましたね。
観客のたくさん入るショーコートでの試合。
出出し、明らかに動きが硬くて緊張していました。
それに加えて、右臀部に痛みがあったようで、第二セットから動きも格段によくなったのですが、全体的にトップ10の選手との差が浮き彫りになった試合でした。
昨年からナダルやジョコビッチ、そして今回のベルダスコ戦を見て思ったことは、彼らと錦織君の圧倒的なフィジカルの差です。

タッチ、ゲームセンス、これらはトップと遜色の無いくらいのポテンシャルをひめていると思います。
しかし、いかんせん錦織君は体の線が細すぎる。

技術の中には、フィジカルが伴って向上するものとそうでないものがありますが、ストロークやサービスの安定性や威力などは、前者に当てはまるのではないでしょうか。

強打してそれがはまったときの錦織君のショットは威力がありますが、ラリーの中での繋ぎ球を攻められたり、また相手の強打に押されてミスをする場面が多々ありました。

細く見えるフェデラーでさえ、錦織君と練習している動画を見ると、体の厚さの違いに驚きます。

どうやらコーチのブラッドギルバードも、フィジカルの強化が急務だといっているようです。

あのナダルも、もともとディフェンシブな選手でしたが、短期間で6kgもの筋力を増量させ、攻撃力が飛躍的に向上しました。

もともとの体の大きさも違いますが、だからこそ、彼らくらいの体には最低限仕上げていくことがトップの中で生き残っていくためには必要になっていくでしょうね。

元気の源

2011年1月20日 テニス
●僕はテニスが好きだし、好きというのを通り越して生きる支えになっていた時期もありました。
今は、昔ほどの熱狂はありませんが、それでもおそらく一生見つづけ、やり続けていくんだろうと思います。
まぁ、やる分には下手の横好きですが。。。

オーストラリアンオープンがあってますが、錦織圭君が勝ち進んでいます。
彼の試合を見ることが楽しみです。
彼の試合がある日は、テンション上がるし、勝つと元気になって仕事も苦じゃありません(笑)
幸いにも、WOWWOW、ガオラなどが彼の出場試合をほぼ全て放映してくれるので、怪我から復帰した今年は元気がもらえる火がたくさんありそうです。

本来はやっていないとだんだん見るほうの熱も冷めていくのですが、自国から次代の世界的スーパースター候補が生まれてくると、テニスをやっていなくても見るほうの熱意は高まっていきますね。

次の錦織選手の試合は、明日です。
三回戦、相手は世界9位のベルダスコです。
勝つチャンスは充分にあります。
オーストラリアンオープンは時差がほとんど無いので、試合は朝から昼のうちにあります。夜勤の僕はライブで観戦できます。

寝不足の日々が続いていますが、仕事をちゃちゃっと終わらせて、応援です。

4時間59分

2010年9月3日 テニス
●テニスUSオープン、コート上40度の中、4時間59分、フルセットの熱戦の末、世界ランキング145位の錦織圭が、世界13位、第11シードのM、チリッチに勝利。

http://www.youtube.com/watch?v=atryegdQ43A&feature

僕は、仕事でライブでは見られなかったけど、休憩時間とかに携帯でチェック。
第一セット4-1のリードから、追いつかれ、5-7で落としたときには、やっぱり厳しいかと思ったけど、仕事終えてまたチェックしてみたら、フルセットで勝ってたのでビックリした。

帰ってから、全部見る時間は無いので、はしょって最初と最後だけ見たけど、最後は2人ともバテバテ。技術云々ではなく、体力気力の勝負。
今んとこ今大会の最長試合時間みたい。

結果を見たとき、驚きとうれしさで、思わず、声あげて笑ってしまった。
これほど興奮してうれしかったのは、今季初(笑)

チリッチは、二年前(錦織が怪我する前)、負けてる相手で、長身のビッグサーバーだから錦織はどちらかというと苦手な選手。

錦織圭と同じ世代で、お互い将来を嘱望されてたけど、錦織が怪我で去年一年棒に振った間に、チリッチは躍進して、一時トップ10にも入った。でも本来の実力からして拮抗しているとは思ったけど。
錦織圭も将来的にトップ10には入れる選手といわれているからね。

USオープンは錦織にとってブレイクスルーの大会だな。
一昨年のベスト16といい、今回のアップセットといい。

三回戦の相手はA・モンタナス。
彼にも二年前は負けてるけど、今の錦織はフィジカルも強くなってるし、勝つチャンスは充分にある。
モンタナスはクレーコーターだから、錦織の方に分があるともいえるかも。

問題は、今回の試合の疲れからどれだけ回復してるかだな。
中一日じゃ厳しいと思う。

次勝ったら世界ランキング100位以内確実。

一年で455位からトップ100狙えるまでカムバックしたんだから充分だよね。
これでまたベスト16とかいったら、ベストカムバック賞もらえるんじゃないの?って。

まあ、モンタナスに勝ったら、次はソダーリング、次はフェデラー、次はジョコビッチ、最後ナダル。になるだろうから、行って次までかな。

でもまぁ、錦織君は世界13位に勝てるポテンシャルは充分に持ってるということで。

頑張れ

2010年8月22日 テニス
●あと一週間でテニスはUSオープンが始まる。
最後のグランドスラムで優勝を飾るのははたして誰になるか。
ナダルの生涯グランドスラムはなるか。
マレーの初グランドスラム制覇なるか。
とか色々話題もあるけど、やっぱり日本人選手の活躍が気になるところ。

クルム伊達公子は、年齢から来るフィジカルの問題やスタミナに難ありだけど、彼女のオールドスクールテニスは、意外に今の選手達に通じていて、大物食いもありえる。
40歳にして、再びトップ50に復帰したことだし、得意なハードコートで一華咲かせてもらいたい。

錦織圭は、こないだもまた下部大会のチャレンジャーで優勝して着実にランキングを戻している。
USオープンは予選からの出場になるけど、今の勢いを保ったまま、予選を突破して、一昨年のベスト16の再現を。


錦織圭のチャレンジャーでの試合がユーチューブにHD画質でUPされてる。
普段のテレビカメラ視点もいいけど、こうやって個人のビデオカメラで撮られた映像もまた臨場感が合ってリアルでいい。
この角度でみると、テニスが如何に激しいスポーツなのかがよくわかる。

http://www.youtube.com/watch?v=-VQLB8-1nKA&feature

フェイク!?

2010年8月21日 テニス
●プロの世界といえば、常人じゃ計り知れない技術を持った人たちの集まりなのだけど、そういう技術を集めた動画あるじゃない?
あれってほんとなんだろうね、それともフェイク??

テニスの世界にしてもそうで、世界三位のアンディマレーのCM
http://www.youtube.com/watch?v=xYjFoCIfyAU&feature

世界王者(現在2位)のロジャーフェデラーの動画
http://www.youtube.com/watch?v=cTl3U6aSd2w&feature


ピンポイントのコントロール。
マレーのは、何度もリテイクしたのか??
とか邪推もできるけど、フェデラーのは人の頭の上が的だしなぁ。

これまた、過去の彼らの練習動画とか見てみると、あながちフェイクとも思えないんだよね。
マレーは練習でもほんとピンポイントだし。


ちなみに技術じゃないけど、もう一つプロのすごさがわかる動画。
世界最速のサービスを打つ、アンディ・ロディック。

http://www.youtube.com/watch?v=PvC33gSTSR4&feature

打ったサーブが地面にめり込んでる。
これは実際の試合であったリアルらしいけど。
いくらクレイコート(土のコート)といっても、そんなサービス打てるかよ。一回くらい打ってみたいもんだけど。
この場合ポイントはどっちに入るんだろうね。

何はともあれ、こういうのを見ると、やっぱりプロの試合は金を払ってみるだけの価値はあるのだよと思わされるので。
人間の能力ってすごい。


●株の収支

月 0
火 0
水 0
木 0
金 0

保有中の三つの銘柄のうち、日本アジアはしばらく放置。
太陽誘電は、日経が上げればプラスになると思う。
新光電気工業は、週足でRSIが0パーセント。
来週再来週中にはプラスで売り抜けられると思う。
新光に大部分をつぎ込んでいるので、これ売ったらまたデイトレできる。

●テニスは伊達公子も錦織圭君も負けてしまったので、テンション半減~。
まあ、伊達公子は左足ふくらはぎが限界だったし、錦織圭は怪我明けでランキング三位のジョコビッチとの対戦だったので順当といえば順当だけど。。。
伊達公子は足を痛めてなければ、ドローから行って結構勝ち進んでいたかもしれないな。
伊達のテニスはクレーよりも芝の方があってると思うから、フレンチ後すぐにあるウィンブルドンに期待だ。

錦織圭対ジョコビッチは、スコアは6-1、6-4、6-4と一方的に見えるけど、内容は、濃かった。

http://www.youtube.com/watch?v=fhqeOWp09lA&feature

錦織のプレーが充分トップに通用する、そのポテンシャルを充分に見せ付けた見ごたえのある試合で面白かった。

いいところまでいっても、最後の一本が取れない。
そこがジョコビッチのトップランカーたるところなのか。

でも一歩違えば、錦織が勝てる可能性を感じさせる試合だった。

差が出たのはディフェンス能力。
攻撃は、互角、ウィナーの数でいえば錦織の方が上回っていたけど、どんなに打ち込んでも、ジョコビッチは返してきて、そして最後にはカウンターで形勢逆転、という場面が多かった。
圭君も、ディフェンス能力をこれから高めることによって充分にジョコビッチレベルまでいけると思う。
そして、もう一つはやっぱサービスだなぁ。
もっと確率を上げないと話にならん。
セカンドサービスは以前よりは威力がついたのか、前ほど打ち込まれることはなくなったような気駕するけど、やっぱりファーストサービスでフリーポイント作れるかどうかはでかいと思う。

でも、錦織選手のプレースタイルは、クレーよりも球の威力がダイレクトに伝わるハードとか芝とかの方があってると思う。

てことで錦織君も、まだ確実に本選に出場できるかはみていだけど、フレンチ後のウィンブルドンに期待。

●昨日の圭君も感動したけどさ、今日の伊達公子は、さらにすごかったさ。
僕は、録画して後から見たんだけど、相手は去年女子ランキング一位のサフィーナ。男子で、もう引退したけど、マラト・サフィンの妹ね。
まだグランドスラムでは無冠だけど、去年一昨年とこのロランギャロスでは準優勝。
普通に考えて、ランキング76位くらいで39歳の伊達が勝てるなんて思わないわけで。
試合も、最初のセット、打ち合いはいい感じなのだけど、肝心なところで伊達のミスが出て、すぐに5ゲーム連取されて。
だけど、見ている感じでは、圧倒的な差があるわけじゃなく、ほんとにわずかなミスの差が出ているので、全く逆の立場でもおかしくないなって思った。

伊達のスタイルは、独特で、ボールの上がりばなを叩くライジングを武器にしていてテンポが早い。加えて、スピン系統が全盛の今の時代に、限りなくフラットに近い球筋だから、ボールが滑って打ちにくい。
ただ、フラットはネットの低いところを通るので、その分ネットにも掛かりやすいし、高く弾んだボールの処理にも難がある。
だから、伊達と対戦する場合、ムーンボール(スピン多めで高く跳ねるゆるい球)を多用したりする選手も多いわけで、サフィーナもかなり使ってた。

サフィーナも故障明けでランキングを9位まで落としていたし、それにサービスに不安を抱えているみたいで、ダブルフォルトがかなり多かった。
それが結果的に伊達を助けることになって、ブレイクされても追いつく感じで、第二セットは、高いボールにもうまく対処して、取り返す。

第二セットを取って、これはもしかするともしかするかも?
とドキドキしてきたんだけど、伊達の痛めていた左足ふくらはぎがまた痛み出して、動きが鈍くなる。
ああ、こりゃ駄目かな棄権かなって思ったけど、伊達はあきらめずに戦い抜いた。

思い出す試合がある、1996年のフェドカップで女王グラフとの試合。

http://www.youtube.com/watch?v=1SSYkBVfN5o&feature

僕はこのときテレビにかじりついてみていた。
伊達は今日と同じように左ふくらはぎにぐるぐるにテーピングをして、満身創痍で挑んだはずなのに、信じられない試合をして、そして勝った。
伊達はなぜかどこか故障しているときの方が驚異的な実力を発揮すると思うのは思い違いだろうか。
とにかくあの時は全身に鳥肌がた津くらい興奮した。
今でもその時のビデオは大切にとってある。

そのときを思い出した。
今回の伊達も満身創痍の中、あきらめずに最後まで戦い、そして勝利を収めた。14年前の再現だ。

フランスの観客も、だんだん彼女の気迫とプレーに飲み込まれ、魅了されていた。自然と手拍子が起こるシーンは、涙出るくらい感動する。

僕は、テニスを録画するとき、普段コストや時間を考慮して、しぶしぶ女子の方はカットしているのだけど、今回のこの試合は、保存することに決めた。

最後まであきらめず戦い抜く姿勢に、技術だけではないもっと大切なものを、若い選手たちは学んでほしい。
てかテニスだけの話じゃなく、僕も学ばなきゃいけないな。
年齢なんてのは、ほんとたいした問題じゃないんだよなぁ。

http://www.youtube.com/watch?v=OjbdahwcKuo&feature


テニスのウィンブルドンでロジャーフェデラーが優勝。
これでグランドスラムの優勝回数がサンプラスを抜き、実績も史上最高のプレイヤーということになった。
決勝戦、ナダルに負けた昨年の試合も歴史に残る名試合だと思ったが、今年も、まだ全部は見ていないが、その結果を見る限り壮絶なまさにウィンブルドン史に残る試合になっていると思う。

フェデラーがナダルに記録を阻まれているように、ロディックもフェデラーさえいなければもっとグランドスラムのタイトルを取れていたと思う。
サンプラスは僕の世代ど真ん中でこれ以上の選手はもう現れないだろうと思われた。そこにフェデラーが現れた。
同じ時代を過ごした選手達は、どんな気持ちなんだろう。
光栄でもあり、不運でもありって感じかな。

ロディックは、フェデラーと戦ってことごとく負けている。
グランドスラム決勝までいってもフェデラーがいる限り優勝できなかった。
一時期はほんとに手も足も出ないほどだったけど、今回の試合は勝てるかもしれないと思わせるほどの接戦だった。
ロディックも物凄い努力をしてきたんだと思う。

それだけに敗戦後のロディックの顔は切なかったな。。

テニス界だけでなくスポーツ界全体において最高のアスリートと言われるフェデラー。
日本では知名度がいまいちだけど、世界では絶大で、タイガーウッズやベッカムなども彼を尊敬してやまない。

現役ですでに伝説といわれる選手はそういるものじゃないな。
そんな選手をリアルタイムで見れる僕達も幸運かもしれないね。

まだフェデラー若いしこれからどれだけ記録を作ることやら。
取り合えず、苦手のナダルを克服したらほんとに無敵だよなぁ。

テニス初め

2009年3月30日 テニス
テニスをするには、このくらいの陽気が一番丁度いい。
暖かくなってきたことで、またテニスをしようという話になった。
会社の元同僚達とテニスである。


Sを除いて、みんな会うのは久しぶりだが、みんな変わっていなかった。
むしろ変わったのは自分のほうで、太ったかと指摘されたが、まさしく体重が60㎏を超えてしまった。

テニスをするのは昨年の9月くらい以来であるから、半年以上ぶりになるか。
久しぶりに動くとやはり体の鈍りを実感する。
こうやって激しく走るのはほんとに何ヶ月ぶりだろう。
一日中家の中で過ごす日もあるのだから鈍るのも当然である。
テニスの勘は2時間を終えるころにようやく戻ってきた感じだ。
しかしコートは2時間しか取れなかったので、調子付いてきたころに終了した。
だけど、二時間くらいがちょうどいいかもしれない。もう若くないのだから。
普段筋トレをやるときとは違う疲労感がテニスの後に襲ってくる。
これもまた心地よい。
テニスの後は、ジョイフルに集まって昼飯を食べながら近況報告や、あの人はどうしたこの人はどうしたという懐かしい話に花を咲かせた。

パワーや瞬発系の運動もいいが、それでは脂肪は落とせない。
やはり、有酸素系の運動もしなくてはならないと痛感した今日であった。
テニスネタばかりで申し訳ない。
今日の試合は仕事中だったので気が気じゃなかった。
デルポトロの試合は去年か一昨年のジャパンオープンの中継で見たことがあった。
フェデラーとの対戦で、確か7−6、7−6だったと思うけど、あのフェデラーに惜敗だった。
フェデラーは彼は非常に才能があるといってたけど、その才能が今年一気に開花して、4大会連続優勝。
そしてその調子のままUSオープンでも快進撃を続けてるって感じだ。

年は錦織より一つ年上。
将来のナンバーワンと目されるデルポトロは、正直4位のフェレールよりも勢いがある点、厳しい試合になるだろうことは予想していたけど。。。

錦織は、今のところ、ビックサーバーに弱い傾向があるように思う。
これから、さらにフィジカルの強化と安定度を増していかなければならないだろうな。

10代の一年は20代のそれよりも成長著しい。
来年、錦織がデルポトロのような状況になっていることも考えられる。

ということで、仕事の休憩中に結果を知ってテンション下がったわけだけど、それは僕の過度の期待のせいで、錦織のUSオープンは、大健闘といっていいと思う。

今回は、デルポトロにストレート負けだけど、一年後には、雪辱を果たすことに期待したい。

さあ、あとはフェデラーの5連覇に期待。
勝ってくれるなナダルよ。
ナダルが嫌いなわけじゃないけどね。
ナダル勝ちすぎなので、さいきん。。
錦織圭、勝ったぁ!
待ちに待った錦織圭の三回戦。
相手は、去年この大会でナダルを破っている世界ランキング4位のD・フェレール。
僕の予想は、ここで負けるって思ってました。。。ごめんなさいw

錦織圭の力を甘く見すぎてました。

始まったのはちょうどWOWOWのテニス放送枠ではない時間帯。

ネット開いて、海外のライブストリーミングと、ライブスコアと、2ちゃんねるの実況板のフル装備で望みました。

に、錦織圭があのフェレールを押してる
第1セット、だい2セットともに連取。
と、ここで、WOWOWも放送開始
って録画中継やん。

散々迷ったけど、録画してるし、ライブ中継の方を優先してネットに戻ります。
第3セット、中盤まで一進一退の攻防が続きます。
動悸が激しくなってきました。
外から、何故か太鼓の音が響いてきます。
祭りでもやってんのか?

太鼓の音が、自分の鼓動とシンクロしてなんだかドラマチックな場面を盛り上げてくれます。

ぎゃあ、ブレークされた。。
第3セットとられました。
そして、だい4セットもあっさり。。

錦織の懸念だったスタミナが切れちゃったのか?
ヤバイ、ヤバイぞ〜。

最終セット、錦織先に相手のサービスをブレイク。
ぎゃあ〜、もうじっとしていられません。

部屋中歩き回る自分。
居間の録画中継のテレビと自室のネットの間を行ったりきたり。

フェレール粘る、土壇場でブレークバック。
ああ、これで展開がわかんなくなってきた〜。

しかし、やってくれました錦織圭。
最後は、相手のサービスを再びブレークしてゲームセット。

勝利の瞬間、倒れこむ錦織、そして僕(笑)
ん?何か目から。。まだだまだ泣くのは早い。

次の相手は同世代の、最近乗りに乗っているJ・M・デル・ポトロ。
ある意味フェレールより手ごわいかも?

とにもかくにも今日の試合で錦織が真にトッププレーヤーと対等に渡り合える実力があることが確信できた〜万歳。

4回戦頑張れ。
このままベスト4くらいまでいっちゃえ〜。
そして日本にテニスブームを。

眠るの我慢して起きてた甲斐があった〜。
民報でも、錦織の試合が放送されるといいね。

とりあえず、明日のスポーツ新聞は買います。
遅番の仕事が終わって、携帯でUSオープンをチェック。
ぬお錦織圭の試合がやってるではないか。
急いで帰宅してテレビ観戦。

なんと、なななんと、勝ちました〜。
グランドスラム初勝利。

相手は、第29シードのファン・モナコ。
テニス通には知れた名前のツアーで3勝あげている強い選手です。
去年はUSオープン4回戦まで行きました。
ですが、シードだけど、今回肺炎からの病み上がりという点と、相手は、ハードコートよりもクレー(土)のコートを得意とする選手なので、錦織にも勝機があるかと思っていたけど、思った以上の会心の勝利でした。

いやあ、このサイト(http://www.keinishikori.info/)に習って、昨日の仕事前に打倒モナコでアイスモナカを食べた甲斐があったってもんです(笑)

スコアは、6−2、6−2、5−7、6−2。

さてさて二回戦は明後日になるかな〜。
超楽しみだ。

勝ち進めばそのうちニュースでも大きく取り上げられだすと思うので、みんなも応援してね。
注目ですよ〜。
ナダル対フェデラー、3−0でナダルが勝つかと思いきや、なんとフェデラー粘ってフルセットの至当で、テニス史に残る名勝負になったようですな。
んで、ナダルが勝利。
フェデラー前人未到の6連覇ならず。
んん、残念。
まあでもフルセットまで粘ったのだからよしとするかな。。
ナダルは確かに強いけど、言い分もある。
今のウィンブルドンは球足が遅くなってるし、試合が最終日に近づくにつれて芝がはげてクレイ(土)のコートみたいになる。
芝で闘うなら、芝がはげていない状態で2人の試合を観てみたいし、以前のように球足の速いコートなら、まずナダルは決勝まで残ってこられなかっただろうな。
今のテニスの方が見るものにとって面白いけど、その分、クレイと芝生の違いが明確じゃなくなってる。
前みたいに、クレーコートスペシャリストは芝に弱く、サーブアンドボレーやーは土で弱いといった明確な区分わけが曖昧になってきてる。
それがいいことなのか悪いことなのか。

ていうか、風邪がひどい。
仕事帰りに、ドンキによって、カードでコーンフレークとかの食料を買った。
財布に残る5千円はできるだけ使わない方向で。。

テニス&温泉

2008年5月26日 テニス
今日は、7人でテニスをした。
日差しがかなり強くて暑い。
みんなジュースがぶ飲み。

ノンプレッシャーボールは跳ねすぎることもなく、いい感じだった。
デジカメでムービー撮ってもらって、初めて自分のフォームを見た。
なんていうか、自分が考えた以上にテイクバックがでかい。
手首がクニャクニャしてる。
サーブはフットフォルトだし。。。

ということで改善点が沢山。
まずはサーブが安定して入らんと、再来週の会社のテニス大会も試合にならんな。
今日一日でだいぶ日焼けしただろうな。
来週もコート取れたらテニスするぞ〜。

テニスが終わって、みんなで、鳴門うどんに行った。
僕は車のキーを落としてしまって、探してるあいだみんなを待たせてしまった。
ごめんね。
僕はおでん食べて、肉うどんのシングルにステーキ丼。
肉うどんに玉ねぎはいってた。
もう二度と頼まん。

帰ってから、別府に温泉はいりに行く。
今日入ったのはカッパの湯ってところで、うん、普通の大衆温泉
これなら、大分にもあるし、わざわざ別府までいって入らんでもいいな。
もう行かないだろうな。

でも、なんだかんだいっても温泉なので、疲れは取れた。
何年かぶりに牛乳飲んで、マンションに帰ってから部屋の掃除した。
綺麗になったし、心地よく眠れそうだ。

あ〜明日から仕事だ〜、めんど。

引き際の美学

2008年5月16日 テニス
引き際の美学
ジャスティーヌ・エナンが引退した。
僕は5年ほどテニスを見るのを放棄した時期があって、再びテニスを見始めたとき、男子ではフェデラーが圧倒的な強さを見せていた。
その頃のエナンは、発展途上という感じだったと思う。
その後、エナンは、まさに女版フェデラーとでもいうべき強さを発揮していく。

僕は、あまり女子テニスを見ないけど、エナンのテニスは、他の女子選手と比べて、明らかに違っていた。
女子選手の中でも小柄な体だったが、そのプレースタイルは、もっとも男性的だった。
いつの日からか、僕は、四大大会の優勝予想は、いつもエナンになっていた。
エナンの力強い片手バックは、男性の僕から見ても理想的で、力強かった。
独特な打ち方だったけど、ダイナミックで、見ていて楽しかった。

25歳というのは、テニス選手にとって、これからピークともいえる年齢だ。
ましてや彼女は現在ナンバー1。
1位で引退した選手っていたっけ?
僕には記憶ないな。

エナンは苦労の人だ。
若くして母をなくし、孤独で過酷なツアーを支えてくれた旦那さんとも離婚した。
あんなに仲がよかったのに。何があったかはあかされていないけど、おそらく、そのことも幾分か今回の引き金になったのかもしれない。
夫との離婚からの精神的な悲しみを乗り越えて、エナンはツアーで相変わらずの強さを発揮していた。
それは、エナンの強さ以外の何ものでもない。
もし、旦那と離婚していなければ、まだ引退してなかっただろうか。

だけど、エナンは引退する。
これはもう事実だ。同じベルギーのクライステルスが引退したときも驚いたけど、今回は、更なるテニス界にとっての損失だろう。

テニスは、メンタルの支配する割合の大きいスポーツだと思う。
スポーツ選手にとって引き際は重要だ。
僕は、何歳になってもチャレンジし続けるのも美しいと思うし、ピークの時期に辞めるのも間違いではないと思う。
精神力があれば、肉体が衰えても、気力で、カバーできることもある。
だけど、肉体が絶頂期であっても、精神が衰えてしまっては、思う結果も出せないだろう。

エナンの決断は、肉体ではなく、精神的な限界によるものだ。
ファンの期待にそぐわない引退だとしても、メンタルの支配するテニス、ツアー、そして彼女にとってみれば、至極真っ当な結論であるのかもしれない。
僕たちは肉体的な、目に見える衰えだけど見がちだけど、精神的な衰えも肉体に劣らず、いや、それ以上に重要といえるんじゃないかと思う。

エナンは、自分の「精神的な」限界を見極めて引退を決意した。
それはやっぱり美しい身の引き方なんだと思う。

エナンは、女子テニス界にとって、ナブラチロワやエバート、グラフに肩を並べる偉大な選手だった。
ありがとう。そして、お疲れ様でした。
これくらいでは、喜ぶけどもう驚かないぞ!
マンションに帰ってすぐに寝ようかと思ってましたが、錦織圭の試合がなんちゃってライブスコアwであってたので、結果が出るまで眠れませんでした。

結果は、優勝。
グランプリ(テレビなどで放送される大会)の一つしたのチャレンジャーというランクの大会なのですが、参加選手の最高ランクが、60位とチャレンジャーの中ではレベルが高い方です。
錦織は、第一シードをあっさりやっつけて、結局決勝まで勝ち進んで、決勝ではマッチポイントを2本凌いで、優勝しちゃいました。

これでですね、優勝のポイントが加算されて、松岡修造以来2人目の日本人選手でランキング100位突破です。
しかも松岡修造は、20歳の頃でしたが、錦織はまだ18歳、プロ登録してから半年ですよ〜。
技術は言うに及ばず、精神力とかでも着実に成長してます。
100位の壁がどれだけ厚いことか。。。
それもいともあっさりと。
順調すぎるし、末恐ろしい。

錦織君、ソニーと年間一億円以上のスポンサー契約したみたいです。
今度契約記者会見で、日本に帰ってきます。
凱旋帰国ですね。

早くグランドスラムで錦織のプレーを見たいもんですな。

夜に報ステで錦織特集あったらしい。
録画しようと思ったのに、すっかり忘れてた〜。

期待

2008年3月14日 テニス
錦織君の試合今日じゃありませんでしたね。
一日休みがあるわけですから、少しは体力回復すると思います。
一回戦は、同じく若手有望株のチリッチと対戦。
ビックサーバーなので心配だけど、錦織ならやってくれるでしょう。
それから、過去に松岡修造がマスターズの大会に出場してたようですね。
それにしたって、10年以上ぶりですから、すごいことですね。
健闘を祈ります。

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