ISBN:4022642408 文庫 アレックス・カー 朝日新聞社 2000/09 ¥714
四国の平家の落人の里に民家を買って城と称し、坂東玉三郎と親交を結び、日頃は京都・亀岡の天満宮の庵に暮す。書画骨董、歌舞伎、古都を愛する一風かわったアメリカ人の日本美見聞録。失われつつある美しい日本の姿を残していきたいという情熱、日本への愛情が行間ににじむ。

目次
第1章 お城を探す
第2章 祖谷
第3章 歌舞伎
第4章 美術コレクション
第5章 日本学と中国学
第6章 筆で遊ぶ
第7章 天満宮に住む
第8章 バブルの経験
第9章 僕の「関西七番巡り」
第10章 続「五番巡り」
第11章 奈良の奥山
第12章 東西の文人たち
第13章 東南アジア
第14章 最後の光を見ることができた
こういう生き方もあるなあ、とうらやましく思った。
京都の祇園、驚いたのが、今ある木造建築は保っていくようにされてるのに、新しく、木造建築を建てることを禁止されてるんだって。火災予防なのだろうけど、それじゃあ、コンクリートと金属だらけになって、京都の景観がどんどん失われていっちゃうよ。やっぱそれってなんだかなあ。
僕は将来、京都に住みたいという夢を持っているけれど、住むなら、ちょっと勇気を出して、廃屋を改造して住んでもいいなあ。

義と理の本を読む
法帖の字を学ぶ
親友と清談する
花に水をそそいで、竹を植える
香を煎じて、茶を点てる
船に浮かんで山を観る
他の楽が有るといえども
吾は変わらない


こんな風になりたいものだね。

という一日

2004年12月3日
一日中寝ていて、果たしてこれでいいのかと思いつつ寝るのを辞められない。

アクセス解析を見てみると、「平井賢 ホモ」「平井賢 ゲイ」での検索が圧倒的多数を占めていることに暗澹たる気持ちになる。

テレビを見ていると、ドラえもん25周年特番で、ドラえもんが「僕は未成年だから、お酒を飲めない」という爆弾発言を聞き、君は何歳なんだ?、とぞ思う。
VHS ジェネオン エンタテインメント 1994/11/25 ¥15,750
55年、米・英・露の分割統治下のベルリン。通信傍受作戦に参加した英国青年(スコット)がドイツ人女性(ロッセリーニ)と恋に落ちるが、過って彼女の夫を殺してしまう。女は米人スパイ(ホプキンス)に頼み、恋人をベルリンから脱出させる。カサブランカ風設定のメロドラマ。
冷戦下、政治の波に引き裂かれる恋と男女の運命。だけども、スパイのみならず、こういったトンネルほりみたい地下活動も、西側、東側双方やってたんだろうなあ。
政治に引き裂かれた恋人たち、家族たち、数限りなくいたろうね。

実感

2004年12月2日
うおおお!
日ごろの走りこみの成果が如実にあらわれてきておる!

今日のテニスクラブで、あきらかに体の変化を実感。まず、息が切れないのはもちろんのこと、今まで、安定しなかったボレーもきっちり打てるし、細かいステップ踏んで、足がちゃんとボールについていくようになってきた!

ストロークではまだあまり変化のほどはわからないのだけれど、、ボレーに関しては意識に体がついていってる!意識と反応の融和だあ。
下半身の安定感!高校時代にも僕は走り込みをしたことないが、これほどの違いがあるものなのかあ、と今更ながら高校時代に走りこみしなかった自分に激しく後悔。

それにあわせてコーチの打つボールもやおら強打になってるし。
まあ、以前よりも取れるからいいんだけど。
うわあ、テニスたのし♪
ついでに今までだ一嫌いだった有酸素運動も大好きになりそう。やっぱりテニスだけでなく、どのスポーツでも足腰は大事ってことっすね。

夜の夕食は、昨日と同じ鍋。だけど、残り汁で、おじやならぬリゾットをした。これまたもんのすごく美味しかったよ〜♪♪
DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2002/07/05 ¥3,990
おバカな男子高校生の童貞喪失物語『アメリカン・パイ』の続編。大学生となったおなじみの5人組が、またもやアブない夏をエンジョイする。
前作ではやっとのことで童貞を捨てたジム(ジェイソン・ビッグス)だが、その後のセックス経験はさっぱり。憧れていたナイスボディの留学生ナディア(シャノン・エリザベス)との再会を控え、オタク少女のミシェル(アリソン・ハニガン)に頼んでセックス・レッスンをしてもらうことに。しかしいつしかジムの心はミシェルに傾いていく…。
セックスや恋愛に対して変にドライにならず、素直に憧れたり妄想したりする少年たちに乾杯! バカバカしくも、健康的な青春コメディーである。見終わった後、すっきり、ほんわかした気分になれるのは前作同様。メインキャストはもちろん、小さな脇役まで前作の引き継いだキャスティングをしているところもナイス。前作監督のポール・ウェイツは製作総指揮に回り、パロディコメディ『ギリーは首ったけ』のジェームズ・B・ロジャーズがメガホンを取っている。
前作よりもややバカらしさが弛緩したかなあと思うのは、この類の笑いに若干免疫ができたからなんだろうなあ。
相変わらずのテンションで突っ走って、相変わらず、自然に声だして笑える作品であって、まあ、ニューズウィークなんかで社会的問題として取り上げられている、パーティーで通りすがりの乱交セックスなんかも、この映画では、ものすごく良心的に取り上げてるというか、肯定的に写るのは、現に若者たちがこうゆうことやってるという紛れもない現実であることから、この映画には罪はないのだろうけど、何も考えなければ、いたってバカ映画で、微笑ましいのだけれど、そういうことを考えてしまうと、幾分心が濁ってくる作品でもあるわけであって、功罪両面ありますな。

リコピン祭り

2004年12月1日 グルメ
強迫性自助サークル、ハーモニー管理人、メロリンの日記に乗っていた、トマト鍋、とてもとても美味しそうだったので、今日の僕の料理はこれにすることにした。

メニュー

・トマト鍋

4人分のレシピだったので、4人分作る。牡蠣が安く売ってたので、入れる予定はなかったけど要れることにした。
結構大きい土鍋なのに、無茶苦茶量が大量になってしまった。
鍋は作るのが簡単なので良い♪

今日は失敗なし。
無茶苦茶うまかった。
4人分なので、明日も食うことに。
トマトの出汁がよく効いてて、洋風鍋もいいなあって、これからちょくちょく作ってもいいなあ。
鍋はいくら食べても満腹感があまりこないので、気を抜くと4人分を全部平らげてしまいそうだったけど、ダイエットのため、ガマンした。

メロリンの日記によると、鬱や美肌にいいらしい♪
トマトは体にいいもんね。朝もトマト食べたし、リコピンをたくさんとった一日であった。

今日の料理
http://www.shashinka.net/is.php?i=157154&;
DVD ポニーキャニオン 2004/01/21 ¥3,990
「卒業までに童貞を捨てようぜ!」と誓いをたてた、モテない男子高校生たち。彼らが失敗をくり返しながらも、無事卒業を迎える姿をコミカルに描いた初体験ストーリーだ。エッチなことで頭がパンパンのティーンの男の子たちが見せるバカっぷりに大笑いしつつも、失敗したり恥をかいたりしながら、女の子と恋について学んでいく姿がなんともカワイイ。また女の子の初体験への思いなど、笑いのなかに十代の揺れる男心&乙女心をしっかり描いているので、決して下品な童貞喪失コメディになっていないところが好感度大だ。
主人公を演じるジェイソン・ビッグスはじめ、男の子たちが等身大の高校生を好演している。監督は、CGアニメ『アンツ』の脚本家クリス・ウェイル&ポール・ウェイツ兄弟。本作が監督デビュー作だ。
あまりの馬鹿さに久々に何の屈託もなく馬鹿笑いしてしまった。その若さゆえの馬鹿馬鹿しさを適当ににではなくしっかりと作ってるところに好感が持てる。
これ見ててなんで若さを青いっていうのかなあって思ったら熟れる前の青さのことなんだよね。考えるまでもないことなのに、今までわかんなかった自分。
チンドン屋台に花吹雪

遠山の金三郎印籠片手に鬼退治

菊の花が満開の結婚式に

チンピラやくざがキンピラ頼み

生きたまま踊り食い

あれはきゃつらの鼻水か?

否、否否!

あれは湖畔に咲きたるハナミズキ

エレベーターで逆立ちすれば

今日も梨のつぶてに林檎が実る

ああ僕はリバイアサン

虚しくオクトパスに飲み込まれ

あえなくたこ墨スパゲティー

隠し味には山椒を

世界はこの悲しみを報道するのか

世界はこの悲しみを報道するのか
VHS ワーナー・ホーム・ビデオ 1994/03/18 ¥2,604
シシリーの町。妻が死んだ3人の息子持ちの男の家庭に、若いお手伝いさんが来たことから親子が争奪戦を始めてしまう。世界的に大ヒットした、思春期の少年の性を描いた青春映画。セクシー女優L・アントネッリ主演。
この音楽がいつまでも耳に残ってしまうなあ。フィリーニの映画に使われてる音楽みたいに。
エロいけど、想像してたよりも非常に面白い。結構人に勧めたい作品かもしれない。少年期の淡い性への願望が、ゆがめられた表現となって突っ走る。コメディーだけど、最期ちょっとシリアス調でハラハラする場面もあったり。はたして少年は一線を越えると共に、ゆがんだ執着欲も一応の収束を向かえ、彼女を父親の妻として受け入れるのであった。だけど、その後、少年と女性との関係がどうなるのかは、見る人の想像にお任せってことなのだね。

体を苛めぬく

2004年11月29日
京都旅行に帰ってきてから、ようやく旅行記も書きおわり、身の回りの整理もできてきたので、また生活を元のランダムながら自分のバイオリズムにあってると僕が勝手に決め付けているサイクルに戻そうと、まずは、ランニングに出かけることにした。

あきらかに、心肺機能が強化され、スタミナがアップしていることを実感する。以前はトラックのあるラグビー場まで3回は休まなければいけなかったのが、今回はなんと1回も休憩をいれずに到達することができた。これは著しい向上といってしかるべきではなかろうか。だって、まだ走り出してから4回目なのに。

ラグビー場のすぐ隣には、テニス場があって、そこで高校の部活生が練習に励んでいる。しばらく見てると、なんだかテニスがしたくてうずうずしてくる。くそう、負けてたまるかあ、テニスの上達には下半身の強化が不可欠なのだあ、まずはランニングとダッシュだ!ってやる気だして、ダッシュしたり、トラック回ったり、そして、一時間ほどして、マンションに走って帰るわけだが、帰り道に、歩道橋があるので、ヘロヘロの体を鞭打って何往復か、階段を上り下り、帰り着いたらもう脚がくがく、やりすぎちゃった。いや、こんくらいやらんとテニスは上達せんのだあ!
DVD ジェネオン エンタテインメント 2002/06/21 ¥4,935
レオナルド・ディカプリオとトビー・マグワイアが21歳のときに製作され、世界中のマスコミが注目し続けた青春映画がついにリリースされる。毎晩のように通う馴染みのダイナーで、今夜もいつものように他愛もない会話を続けるデレクたちだが…。
ほんと、どこの国でも若者の話してる内容なんて変わんないなあ。ついでに、どこの世界でも人といることで生じる葛藤なんてのも変わんないなあ。でも、人は完全になじめなかったり不満があっても、どうして群れたがるのだろう?ということをこの映画はついてるんだろうて、だろうて。やっぱり、孤独はいやだんもんね。デカプリオは虚勢を張って弱い自分を隠すトラウマを持った少年としてでてくるわけだけれども、なんだか若き日のジョン・レノンみたい。でも、自分の弱さや辛さを他人を傷つけることで発散させるのは、後々俺も弱いかわいそうな人間だったのさなんていっても許されることじゃないんだよね。
それがわかった後は後悔するか、開き直って忘れるかどっちかなんだよ。大まかに分ければ。どちらにしろ、あのころの僕らは成長し、あのころじゃなくなったときに何がしかを考えるだろうね、あのころを思い返して。
白黒なのは、回顧的に見せるが為の演出であろうけどもなかなかいいんじゃないのって、結構この映画、好きだったりする。

食って寝て起きて

2004年11月28日
映画見て食って勉強しつつ寝て。
DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2004/11/26 ¥2,625
1973年、弱冠15歳にして「ローリング・ストーン」誌の記者に抜擢され、あるロックバンドのツアーの同行記事を書くことになった少年ウィリアム。旅の中で知るミュージシャンたちとの友情、ジャーナリストとしての葛藤、そしてせつない初恋が当時のロックとともにつづられる佳作映画である。

監督・脚本は、トム・クルーズ主演『ザ・エージェント』のヒットで一躍表舞台に踊り出たキャメロン・クロウ。「波乱万丈な人生への穏やかなる賛歌」といった趣の作風は前作から継承しつつ、脚本家時代(ティーン・ムービーの先駆けである『初体験 リッジモンド・ハイ』などを手がけている)で得意とした青春もののみずみずしさも感じさせる、これまでの集大成といえる力の入った作品に仕上がった。それもそのはず、これは映画人であると同時にジャーナリストとしての顔ももつ彼の自伝的な作品なのだ。

基本設定はもちろん、ペニー・レインという少女の存在や、母親が彼の年齢を彼自身に偽っていたなどの細部に至るまで、ほとんどが事実に基づくものだという。それ故だろうか、主役から脇役に至るまで登場人物ひとりひとりが人間臭く、そして誰にも必ずひとつは見せ場があるのがなんとも心憎い。
少女にはロックという世界がすべての現実であり、ペニーレインという名前がそのロックの世界で彼女の本名だった。ロックは彼女の現実の生の隙間を埋める仮初の現実だった。
少年はロックを愛していたが、その世界を傍観する立場にいた。傍観できるものは批評できる。そこで少年はロックの世界にうもれている彼女をも傍観し、いつしか、彼女の心を理解する。その孤独を埋める場所を彼女はロックにあると信じるが、少年は、ロックの現実を知るうちに、ロックの理想との乖離も実感し、少女にロックの虚妄性ををわからせ、どうにか現実へと回帰させようとする。それは、少年が少女に抱く愛であると共に、ロックに対しての愛ゆえの批評でもあった。
少年は、ロックへの愛ゆえの歯がゆさをロックのメンバーぶつけ、ロックの意味を問う。
少女と、少年、表現は違えど、共に心からロックを愛していた。
少女の愛は盲目の愛であり、少年の愛は誠実の愛である。
ロック批評家になるなら、正直になれ。それはつまり、ロックを愛するなら、ロックの発展を願い、あえて鬼になる部分も持ち合わせろということなのだろう。

旅行記がだるい。

2004年11月27日
いやあ、適当に書くつもりだった京都旅行記が実はけっこう手間取ってたりなんかして、僕は文章構成とか考えないから、そういう苦労はないのだけど、京都で回った場所の順番を地図やらパンフレットやらを見ながら記憶をさかのぼり細部を掘り起こしていかねばならんし、デジカメでとった写真をパソコンに取り込んで、行った場所と照合していかんとならんから、これまたこせこせ時間がかかってめんどくさあ。

しかも一日分が3千文字じゃすまんで、2回に分けて書くことになって、なかなか進まんって話で、隣でテニスのビデオを見ながらだらだらとやっていたけど、途中で、めんどくさくなってテニスに集中しだし、そのうち映画鑑賞に変わったりしたりした。
DVD 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2004/05/28 ¥1,565
身重のまま恋人に捨てられたノヴァリーは、行くあてもなくスーパーマーケットで寝起きをするうち、そこで出産してしまう。そのことがマスコミに取り上げられ有名になった彼女のもとに、音信不通だった母が会いに来た。彼女はまた会いに来ると約束し、お金を借りていくが、いくら待っても母は現れなかった…。
子どもとふたりだけになったヒロインが、小さな町の人たちの親切に助けられて、自分の人生を歩んでいく姿を描いたヒューマンドラマ。人との出会いがひとりの少女の人生をガラリと変化させていく様をゆっくりとつづり、辛い出来事をいやしてくれるのは、人とのふれあいだと気づかせてくれる、心がほっこり温かくなる物語だ。ノヴァリーにナタリー・ポートマン、彼女が慕う女性にアシュレイ・ジャッド、ストッカード・チャニングなど、華やかな女優たちの競演も見もの。
まずありえない展開だなあ。誠実が最期は勝利するってか〜。
「人間はなぜ嘘をつくのか?人生を変えてしまう大きな嘘もつく。そのことから逃げたいからか。単なる臆病だからか。でも人はその嘘を後悔し、その嘘の前の状態を取り戻すためなら、どんなことも投げ打つのさ」というような言葉はなぜか痛く共感したというか。人間なんで後悔する嘘をついてしまうのかってことだよね。
さあて、料理当番の日だ。

僕は、昨日睡眠薬を飲んだら、昼まで寝てしまって、それから、映画2本見て、京都の旅行の日記を書いてるときに気が付いた。

アブねえアブねえ、母親が帰ってくるまでに料理作っとかなきゃんねえだ。って台所見てみると朝(正確には昼)に食べた飯の残骸がまだ残ってる。まずこれから洗わないとぉ。洗い終わると、今度は、外を見てみると、洗濯物が取り込まれてない!!これを取り込んでおかないとぉ。
これらのことをやってしまっておかないと、母親の愚痴が飛ぶ。
てか、まだ何の料理作るかも決めてないやん^^;今日は、洋風にしよう。料理本見ながら決める。
げえ、もう時間がぁ時間がぁ。
まあ、母が僕に料理を頼むときは大体残業の日なので、帰ってくるのは8時くらいだろう。今は5時半だから、買い物行って作れば僕の腕で間に合うぎりぎりのタイムリミット。

作るメニューは

・アスパラガスとアンチョビのスパゲッティ
・新じゃがと地鶏のフライパン焼き香草風味

に決めて、冷蔵庫の中にある材料をチェックする。スパゲッティ―は、あるみたい。えっと買わなきゃならんのは、鳥の胸肉にじゃがいもにローズマリーにニンニクにアスパラガスにアンチョビにローズマリーってほとんどやんけ!

これは、でっかいスーパーに行ったほうがそろうだろうと、ちょっと距離が離れてるマルショクのほうに行く。鳥の胸肉、2枚ってレシピに書いてたけど、同じ2枚にしても、かなりでかさがそれぞれ違ってる。僕は欲張ってでかい方を買った。これが後になって思わぬ失敗の伏線となることも知らずに。。。

さて、侮っていたローズマリー。カレールーとか、香辛料のところにでもあるだろうって持ってたら、ローリーはあるのにローズマリーはない。似てるようで全然違うと思われ。方々探しまくって、しまいには店員にまで聞いたが、結局、ローズマリーは置いてなかった。とほほ、完璧にレシピを再現しなきゃ不安な僕は、これであきらめてたまるかと、もう一方の近くの小さいマルショクに行く。
となんと、あった!ぽつんとひとつだけ、ローズマリーが。こんなことってあるもんだ。マイナーな食材は得てして小さいスーパーにあるもんだ。僕は他にロースマリーを買おうとする奇特な人物が現れる前にダッシュし、最期のひとつ(もしかしたら最初からひとつしかなかったのかも?)をゲット。

これひとつだけのために、スーパーを駆けずり回ったのは、これがなかったら、単なる、新じゃがと地鶏のフライパン焼きになってしまうから。でもうちはもともと香草なんてめったに使わないから、ローズマリーを使うのと使わないのとで同t画ってくるのかはよくわからないんだけれど。

買い物に思わぬ時間を食った僕は帰宅後即座に調理を開始。二つの料理を手際よく同時進行なんか出来ない僕はまずは下ごしらえを、するわけだが、これが実に一番時間がかかる。NHKの料理番組なんかでよく簡単10分料理なんてやってるけど、そりゃあ、下ごしらえしてたら10分で出来ますよあんたってな具合な詐欺。悔しかったら、下ごしらえ含めて10分で済ませてみろてんだプンスカピー。

どっちも冷めたらまずそうだけど、僕の腕ではどっちかが冷めることになるんだろうから、その運命はスパゲッチに担ってもらってまずはスパゲッチ。面を茹でる間にソースを作る。よく考えたらアンチョビも初めて食うなあ。
スパゲッチはすぐ出来ましたさ。うまく出来ましたさ。

お次の新じゃがと地鶏の奴は、まず、じゃがいもを茹でて肉を切るわけだけど、およよ、肉の量がレシピの写真の4倍くらいあるように見えるのは気のせいか?まさかあ、レシピどおり二枚だしね。けへへ。
ってフライパンに乗せてみたら、あきらかに多い。じゃがいもも入れて焼くわけだけど、全部入りきらない。フライパンが小さいのか?いやいや、鶏肉の量がやっぱり半端なく多いのだ。肉は分厚く、火の通りも悪く、ローズマリーをいれて蒸し焼きにするんだけど、どうにも時間がかかってしょうがない。何より、レシピに載ってる写真のようなこんがりと小麦色のおいしそうな色合いにならず、白っぽい、2区を茹でたような色。これは火力が弱いのか?って中火にしたら、あら大変!肉が焦げてきたのはいいけれど、面積の小さいニンニクやローズマリーが炭化しだしたではないか!
急いで弱火にしたが後の祭り、ニンニクはほぼ済み溶かし、その色合いもおいしそうな小麦色とは程遠い、こげた黒色が混在してて、苦そう。
ニンニクはほぼ捨ててしまった。決して弱火から動かしてはならんという教訓を学びますた。。。

母親は料理ができるちょっと前に帰宅。
すぐにご飯に出来たはいいが、、肉は量が多すぎるは、うまく焼けない派手、硬く、ニンニクはこげてほぼ捨て、かろうじてじゃがいもはうまかったけどね。
救いは、スパゲッティーが大きな失敗なく出来たってこと。我ながらうまかったっす。でも、冷めてたけどね(爆)

とにかく、量が多すぎて、全部食べるのに苦労した。母は食べきれなかったし^^;
以後、欲張って、量を多いやつを買うのは用心しようと思った。

今日の料理
http://www.shashinka.net/is.php?i=157153&;
DVD ハピネット・ピクチャーズ 2003/07/24 ¥2,940
英国の厳格なパブリックスクールの寮生のガイは、表向きは優秀なエリート候補だったが、陰では美青年好きの同性愛者だった。その事実を知った寮生は、彼を追い込んでいく。やがて彼は復讐を誓い、親友の共産主義に染まっていく…。
この作品で、ルパート・エヴェレットがブレイクし、耽美好きの女性ファンを熱狂させた。表向きが上品で清らかな見えるほど、同性愛の事実が艶かしく映り、見つめ合う美青年たちにドキドキさせられる。まるで少女漫画のような世界だが、主人公のガイは、実際に起こったスパイ事件の中心として名を残した人物。もともとは舞台劇で、ガイの親友を演じたコリン・ファースは舞台ではガイ役で出演している。
この手の映画の陰鬱さ、厳格さが僕は大好きなもので。アメリカの映画郡には、インディーズみてもなかなかこういった作品は見出せないだけに、今失われつつある種類の雰囲気をたたえていると思う。
彼らはパブリックスクールの中で、エリートとして社会にでたときに行うであろう政治ゲーム、駆け引きをそのまんま行っている。
そしてその駆け引きの中に、様々な陰謀や私情が混交する。
平等を唱える共産主義者の友人も、結局は愛というものの逸脱を許していない。主人公が友人にも受け入れられない感性によって苦しんだりしてるのを見ると、この映画の本質は、パブリックスクールという場を借りて、人間の本質を問うことにあるのだろうと僕は捉えるのだけど、それもまた、この映画が含有するものの局面でしかないんだろうとも思う。

雑事雑事

2004年11月25日
今日は寝坊できないやあ。朝早くおきて叔父ちゃんに電話。昨日の工事現場に来ているとのこと、お土産を持っていく。
叔父ちゃんにお土産を渡すと、叔父ちゃんギャグで、手伝っていかんか?といってお互い笑う。
それに今日はほんとにテニスクラブがあって出来ないしね。って、じゃあ、昨日の決意のときはテニスクラブのこと忘れてたんかい?
はい、そのとおりです。昨日、もし叔父ちゃんが明日も仕事場にいて、僕も手伝うよ〜なんていってたら、テニスを休まなきゃならないことになってた。危ない危ない^^;

テニスクラブは何事もなく終わり、もう喫茶店に居座って怒られるのは嫌なので、ロッテリアで昼飯食って方々の本屋を巡り歩いてマンションに帰ってくる。

なんか、しばらくマンションを空けると誇りっぽくなったような気がするので、徹底的に掃除する。ものすごい埃が取れる。なんか、部屋が綺麗になると、体も心も綺麗になったような感じがする。

ところで、今回の京都旅行で、せっかく減ってきていた体重が一気に3?も増えて、また振り出しに、っていうか、もっと太ってしまった。
ちょっと旅行で食いすぎたか^^;食い倒れみたいなたびだったもんな。。。

また走り込みをしなきゃなあ。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
体重 64.5?
体脂肪 27.5%(なぜか体脂肪は変わらなかった)
DVD ビデオメーカー 2000/11/24 ¥3,990
19世紀末の北イタリア・ベルガモ。地主制下の小作人数家族のエピソード(牛を必死に看病する農婦、捨て子を引き取る新婚夫婦、地主所有のポプラの樹で子供の樹靴を作ったために村を追われる家族・・・)を素人の出演者を起用し、自然光のもとで徹底的なリアリズム描写で綴った傑作。エンマルノ・オルミ監督。カンヌ国際映画祭グランプリ受賞。
3回見た。1回目は何気なく見ただけだったけど、2回目は大学の西洋生活史の講義で見た。そのとき、以前に見た記憶があったので、興味が湧いて、もう一度、今度はじっくりと見た。これは、講義でも扱われたことからもわかるように、非常に忠実に19世紀のイタリアの人々の生活を描写している。ドキュメント以上に作為のない作品といっていいかもしれない。本物の生活を描くために、あえて素人を起用し、映画的な効果音や音楽、色彩の演出も可能なかぎり殺ぎ落としている。ゆえに、この映画はひとつの燦然たる独自性を放つ作品として成り立っている。
うげげ〜、さすがに疲れてめむい。。。

思いっきり寝てやるぞ〜ってグガグガいってたら、朝一番に電話がリャンリャンなりくさる。正確にはバイブにしてあるんで、ヴルルルヴルルル、であるわけだが。

誰やねんって出てみると、母の弟。いわいる僕の叔父さん。でも兄ちゃんと呼ばされている。
叔父さん、「おお〜キタム、暇か?」といきなり聞く。「え?暇と言えば暇だけど〜」なんていうが、嫌な予感。「暇なら手伝いにこい!」
ぎゃふん、やっぱり。おじチャンの家は僕にとっては田舎のじいちゃんの家でもあるわけで、この夏の台風で屋根が飛ばされて以来色々と手伝いをしているのだ。こればっかは断れないので、「じゃあ、今から田舎に行くよ〜」というと、「家じゃね〜ぞ、すぐそこじゃ!」という。はて、どういうことだって思ってると、「今、お前のマンションのすぐ近くで、仕事してるんよ。暇やったら小遣い稼ぎにでも手伝いにこい!」なんて、仕事手伝えとの催促であった。おじちゃんはペンキ会社なので、色んなところを塗りまわってるわけ。って、勘弁してくれ〜!!おいら昨日旅行から帰ったばっかで、今日一日はゆっくりと休もうと思ってたのに、って、まだまだ寝たいのに、「今起きたんよ〜」なんていってしまう。「いつまで寝とんじゃ!」と叔父。だってだって、叔父ちゃんである兄ちゃんはおいら達が旅行に行ってたことを知らないみたい。「昨日まで京都に行ってたんよ〜婆ちゃんと」と僕。「お前はアッシー君か」と叔父ちゃん。「とにかく、勉強今からするんか?」と聞くから、「う〜ん、そりゃするさあ(少しは)」とごにょごにょ言ってると「勉強するならこんでいいんぞ、一日中テレビ見て暇なら手伝いにこい」っていって電話終わる。叔父ちゃんは、おそらく母から僕が鬱病だったことを聞いてる。だから色々誘ってくれたり、体を動かせて、引きこもりから抜け出させようとしてるんだと・・思う。だけど、あんな頼まれかたしたら、さも行かなきゃならんようだし、向こうもくること期待してんだろうなあと思うと、気が沈む。

う〜ん、勉強するとしても、手伝いにいけないわけじゃないし、でも一日中するのかなあ?どうしようどうしようって悩んでるうちに不覚にも二度寝をしてしまう僕。
ピンポ〜ン、ピンポ〜ン。と鳴り響く音。
ほええ?僕は目を覚ます、ぎょええ!午後の2時!?
玄関を空けると、すいませ〜ん、旅行の荷物をお届けに参りました〜だかなんだか言って宅配のお兄さん。
そっか!そうだった!やったやったそうなんだよ!
僕は母から、京都から送った荷物が届くのでマンションを空けないでくれと言われていたことを今更ながら思い出す。なあんだ、僕がもし叔父ちゃんの手伝いに行ってたら荷物を受け取れなかったじゃないか。あはははは。
僕は口実が見つかった喜びで浮かれ立つ。いや待てよ、でももう荷物も届いたわけだから、今から手伝いに行かなきゃならんのではないか?ふたたび沈む僕。
いやいや、今から我輩は勉強せねば!だがしかし、目と鼻の先で仕事している叔父ちゃんに挨拶に行かなくて失礼ではないか?挨拶だけはしとこうか。。いやいやしかし、挨拶をした手前、そのまま手伝わずに帰ってしまうのは逆に失礼ではないか?などと、自問しながら悶々とする。

悩みつつも、ひとまずその現場に行ってみることに、行ってみると、ビルに幕をして、なにやら中でたくさんの人が仕事していて非常に入りづらい雰囲気。この中で叔父ちゃんを見つける前に入ったら怒られるんじゃないか?ていうか、目が痛い。アレルギー体質の僕にペンキスプレーってやばくないか?とか何とか、自分のやりたくない心が断る理由をつぎつぎに作り出す。
何より、僕は対人恐怖があるから、叔父ちゃん一人ならともかく、こういった、人がたくさんいる仕事場にフレンドリーに、「よおよお、手伝いに来たぜ〜」なんて見知らぬ人たちにハイタッチできるような陽気なキャラじゃない。だからこそ叔父ちゃんは、そういう世界で人間慣れさせようとしてるんだろうけどさ。。
結局、こんなところに素人の僕が入っても足手まといになるだけだろうし、仕事の邪魔しても悪いし、なんていう風に、まあ結局は対人恐怖が一番の決め手となってせっかくここまで来たのに、叔父ちゃんに挨拶もせずにマンションにとんぼ返りして勉強した。
勉強しつつ、ほとほと自分が情けなくなり、罪悪感と後悔とで鬱々としてしまう。さりとて、もう仕事が終わろうかとしている時間にのこのこ顔を出すなぞできようもなく、今日の僕は休みたい、怠けたい気持ちに負けてしまった。あああ、情けなや情けなや(涙)。

夜、そのことを母に話すと、明日もそこで仕事かもしれないじゃんという。もしやるようならついでにお土産も渡しておいて、といわれる。それもそうではないか!と、明日は今日のリベンジ、という意気込みで叔父ちゃんに電話。
電話に出る叔父ちゃん、なんだか声が不機嫌。何ごともなかったかのように話し始める僕。「もしもし〜こんばんわ」「おう、どした?」「あのさあ、○○兄ちゃん明日もいるう?」「明日は朝の8時半くらいまでしかおらん」「あっ、いるんや、じゃあ、京都に行ってきたお土産渡したいんやけどぉ〜」「おお、行ったいよったなあ」「じゃあ、明日朝行くけん」「ちゃんと起きろよ〜。今日みたいに9時まで寝ちょったりすんじゃねえぞう」とカカカと笑いながら言う叔父ちゃん。よかった怒ってないみたい、と安堵して、最期にほんのり今日の言い訳をする。「今日は荷物が届くけん、マンション空けられんかったんよ〜」叔父ちゃん、怪しい声で、「ほほ〜ぅ」という。ごめんね。叔父ちゃん^^;次こういう事があったら、しっかり手伝うからね。と心の中でつぶやきつつ。だけど明日は叔父ちゃんが仕事場にいないから、手伝いはしなくていいということに胸をなでおろしていた情けない僕なのであった。

< 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 >

 

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索