やっぱしなぁ

2005年12月22日
予感的中。今日は道路が凍結してバイトが中止になった。
昨日の天気予報で、今日の昼まで超一級の寒波が来るとかいってたから、そうだろうなあと。こんなことなら、昨日仕事先に移動して、旅館に泊まっておけば良かった。
ということで臨時休暇。まあ、これでケーブル余裕で契約できるわけだけど。早速ケーブル会社の代理店に行って本契約。そのあとにパソコンのアプライドに行って色々パソコンを見て回る。
そのあと、派遣会社で給料もらって銀行に預け入れて、マンションに帰ってからひたすらネットでパソコンの勉強。
大体買うやつ決めたぞ。購入は年明けになりそう。
それまではできるだけ稼ぎましょうぞ。
ネットショップでひとまず、パソコンをカズタマイズして見積もってみる。なんでもいいと思っていたが、いざ買うとなるとどうせならどうせならとだんだん欲が出てくるもんだ。ホントに必要な機能だけつけよう。それでもデュアルコアのCPUは興味あるなあ。

今のパソコンは使い始めて7年目になる。もうそろそろ良いでしょ。お疲れさん。パソコンを変えたときの性能の違いを目にしたら、きっとかなりの衝撃と感動が襲ってくるだろうなあ。
ISBN:4101050015 文庫 三島 由紀夫 新潮社 1987/00 ¥460
1949年7月刊行の初版本を、本文・カバー・表紙・扉・帯まで完全復刻。付録として、三島由紀夫自らが「仮面の告白」の広告宣伝のために書き下ろした幻の文書、当時の書評などを収録。
ずっと以前読んでいたけど、内容をおぼろげにしか覚えていなかったので、今回再読した。
三島は男色であるとか思われがちだが、三島が抱く男性に対する一種の性的欲求は、通常我々が異姓に抱くものとは違う、一種の憧れ、ナルシシズムに通底している様に感じる。三島は、幼い頃、女性のように育てられ、自らに肉体的劣等感を抱いていたことは衆知だが、その劣等感が強烈な希求へと醸成され、自分にないものを持つ人間への憧れが、生の欲動、つまりエロスへと結びついてしまった故の男色ではないのか。
劣等感により生まれた希求とは、自分にないもの=理想の自画像であるから、三島が悪習の対象とした人物は、いわば理想とする自己の投影。三島は、その人物を愛したわけではなく、自分自身を愛していたのだと思うのである。だから、この小説を性癖の披瀝と見るのはやや皮相的であるように感じる。僕はこれは三島のナルシシズムを描いた小説であると思っている。
三島はそののち、自らのナルシシズムの理想を他者に仮託するのではなく、自らの肉体で実現しようと模索する。それがつまり、ボディビルであり、武道であり、盾の会であったのではないか。しかし、三島の描く究極の自己像を完遂させるには、なによりも欠かせないものがあった。それは三島が一番最初に悪習の対象とした絵に示されていたとおり、なにかに対する英雄的な殉死。死ぬことだった。三島にとっての死とは、自らが理想とした自己を完成させるための絶対条件だったとすれば、生、つまり生きている状態は常に三島にとって理想にたどり着かない、欠落した自己でありつづけるということである。欠落した部分、つまり自分にないものへの希求、憧れ、ナルシシズム。死が自分に欠落したものであるならば、生を消すことでしか埋められない。だから、三島は、自ら死を演出し、英雄的な国家に対する殉死をすることで、自らのナルシシズムを、希求を満足させ、憧れを現実へ、完全なる自己を完遂せしむるに至ったのである。
という風に僕は考えているのです。この前、僕が三島が死んだのは純粋に死に対する憧れからではないかと書いたのは、つまりはこういう理由からなのだ。
仮面の告白で見られる、透徹した客観的視点は、おそらく過去だけではなく、この先の自分の未来にも同じように向けられていたであろうし、だとすれば、やはり三島は、自分の人生というものを綿密に計画して演出して、あの最後へと持っていったのだと考えても不思議ではあるまい。
実際は拘束時間が長いだけで、実働時間は普通だけどね。
私はこの日の仕事を楽しみにしていました。
というのは、今日の仕事は今まで入った派遣先で、おそらくはもっとも楽しい仕事であるから。実は先月同じ担当者の方とこの仕事をして、担当者の方がとても良い方で、向こうも僕のことを大変気に入ってくれたので、今回の仕事のときも僕指名で入れてくれたのだ。

仕事は店を回ってキ○ンビールの補充兼ルート営業みたいな感じで、1日のうちに何件ものスーパーを巡るわけで、移動時間も結構長く、比較的楽なのだ。担当の人は、定年間近で、実はかなり会社でも上の人。若い頃は、パンチパーマに髭で相当荒くれ者だったらしいんだけど、今はそんな面影もないくらいまあるくなってて、人間歳を取ると、変わるもんなんだなあとしみじみ。柔道をやっていたらしく、今をときめく長州力が後輩とのこと。僕は以外に懐古趣味的人間なので、担当者くらいの年齢の人と話が合ったりする。橋幸夫さんの後援会に入ってるほど橋さん一筋の人で、僕も橋幸夫の歌を知ってたりするから、喜んでくれる。僕を気に入ってくれてるので、キ○ンの景品をひたすらくれたり、1日にジュースを何回も奢ってくれたり、昼ご飯も奢ってくれたりする。その代わり、僕も一所懸命働きますですよ。
今日は楽で比較的早く終ったのだけど、夕方から雨が雪に変わって、帰りの高速が雪のため通行止めになってしまって、下の道から帰ることになる。大分市ないから1時間以上かかるところ。渋滞もあったために、帰りつくのに三時間もかかってしまった。
夕飯を一緒に食べようと誘われたけど、母親が久しぶりにマンションに帰って夕飯を用意してくれていると電話があったので、また後日ということで今日は断った。明日もあるし、来週もあるので、いつか食べることになりそう。

明日も、1時間以上かかる遠いところに行かなければならないけど、今外を見たら、雪。おそらく明日は高速は使えないな。もし普通の道路も凍結しているようなことになったら、明日は自宅待機らしい。そしたら、明日ケーブルの契約に行けるな。

来週も今日と同じ仕事が2日間あるが、1日目で今日と同じように雪が降るようなら、マンションに帰らなくて、そのまま2日目の場所に移動して旅館に泊まることになるかもって担当者の人が言ってた。その場合、僕のバイト代はどうなるんだろう???
たくさんもらえるといいなあ。
やたあ、休みだやほほーい。
昼まで寝ちゃいましたよん。
昼から日記書きましたよん。送れてなかったメールも色々送りましたよん。

さて、新聞を取りに行ったら広告が紛れてる。今キャンペーンでケーブル加入が安くなる。来月はテニスのオーストラリアンオープン。
今入らんでいつ入る?と早速電話したが、キャンペーンは26日までとのこと。ムムム、今日を逃せば、バイトの関係上なかなか暇が作れんぞ。しかし向こうは今日スケジュールパンパンで、マンションまで来ることができないという。来ないなら、こちらから行こうホトトギス。と思ったが、今日は病院にも行かなければならん。電話をすると、病院には4時に来てくださいとのこと。もう時間がない。ケーブル会社は6時に閉まる。まさか病院そんなに時間はかからんだろうと高を括って病院を優先して失敗。待ち時間1時間30分。薬局で薬貰う時間含めてもうケーブル会社で契約する時間なし。電話でどうにかできないか頼んだが、報われず。今日の契約を諦める。こうなることがわかっていたら、病院に行く時間を遅らせて、先にケーブルの契約をしに行くべきだった。残るチャンスは、23日の午前。実家に大掃除に戻る前に行くしかない。
その日に寝坊したりしてしまえば、キャンペーン期間中の契約ならず、年明けに高いお金を払わないと契約できなくなるので、それは嫌だ。やはり23日は是が非でも起きてやる。ちなみに実家の母親が紹介者ということにして、商品券5000円分もゲットしてやる。

本日契約を諦めた僕は、派遣会社によって、明日のバイトの資料をもらい、明日のバイトの担当者に電話をして、あまり休日らしくない休日だったなあとか思いながら帰宅。
ごわごわするけどしょうがない。ズボンのなかにウインドブレーカーを履いてバイトに臨む。

今日は昨日よりも風が少ない分ちょっとはマシだが、なんせ、朝の9時から夜の10時までだから、だんだんと体温が奪われていくこと必至の状況下で、やっぱり昨日同様、2人一組で4人で1時間交替という作戦。僕がいつバイトしているガソリンスタンドの近くなので、休憩時間はそのガソリンスタンドで、本を読みながら失った体温を取り戻す。
そのうち、右手が尋常なく痛くなって来る。冷たさで神経がやられてしまったのかなんなのか。

午後になると、さすがにみんな参ってしまって、車の中で作業をすることになった。車の中は窮屈だけど寒さから開放されるだけマシ。気温差のせいで、すぐに窓に水滴がびっしり付いてしまうのを拭きながらどうにか10時までこなす。

帰宅すると、ものすごい睡魔に襲われる。とりあえず、風呂だけは入っておかんといけんので、あっつくして、体をこれでもかというくらいに暖かくさせて、落ちてくる瞼に耐えながらどうにかパンを2個食べきって、すぐに就寝。
あさ心地よい眠りを妨げる電話の音。
派遣会社からの電話。
今日僕は休みを取っているはずなのに、こんな時間に電話がかかるというのは、大体予想がつくけどね。
思ったとおり、急遽バイトに出てくれとの頼み。
どうやら、大寒波の影響で、別府から来るはずだった人たちが、道路が凍結して出てこれなくなっているとのことで。あまりにも、会社の人が哀願調なので、忘年会が三時からなので、二時までという約束で、出ることにする。ゆっくり眠れると思ってたのに〜。
仕事の内容は交通量調査。はっきりいって作業は単純で簡単。
だけど、この極寒の中で座ってボタンを押しつづけるのは、地獄以外のなにもんでもない。特に今日は一番寒い日らしくて、さらに風が半端なく吹いていたので、まだ動く仕事の方が楽なくらい辛かった。
ホントは2時間やって1時間休憩だったので、あまりの寒さに1時間やって1時間休憩に変更される。僕は2時までで終ったけど、他の人たちは、これから夜の10時まであるとのこと。うひゃあ。
ちなみに、明日はフルで、交通量調査することになってしまった。
僕は再び実家に帰って、1時間くらい炬燵の中で芯まで冷え切った体を温める。三時から、ゴリさんが車で迎えにきて、ラリーゴ君と3人で、忘年会。
まあ、忘年会といっても今日は酒を飲まない。
いつもと同じコースで遊ぶ。
まずは、2時間カラオケで、そのあとゲーセンでレースゲームをして、それから、ボーリングで3ゲーム。
2人は僕を3連敗させようと何故かいつも意気込んでくる。1、2ゲームで僕は連敗。このままだとホントに3連敗なので、危機感募って、脅威的な集中力を発揮し、第3ゲーム目は177点を出してトップになた。でも1ゲームごとに最下位の人は100円おごらなあかんから、400円の損失。なぜか、1、2ゲームの僕は弱いのだ。
最後は、焼肉の食べ放題で〆。
今日は、10時に御開きだったので、実感に戻ってから、すぐに、マンションに帰る。昨日入れなかったので、すぐ風呂に入って、へとへとになって爆睡。

中学かあ

2005年12月17日
もうね、こういっちゃあなんだけど、寒いとバイトもやる気がなかなかおきませんわ。1日中立ちっぱなしでやってると、体の冷え具合と比例して、契約とろうという気力も低下していって、まあ、こんなもんでいっかって、断られたら粘ることなく退いてしまいますわ。
たしか来週もあるんよなあ。ゲロゲーロ。

忘年会は、僕がバイトしていた場所のすぐ隣であるんだけど、酒を飲むので、車を家に置いてからもう一度ここにこんければならんくて、バイトが終ってから、マンションに帰る時間はないので、実家に行って、冷めた体を炬燵で少しあっためて、父親の車で送ってもらう。

今日は中学3年の頃の友人たちとの集まり。僕がハローワークに通っていたときに、偶然その中の一人とであって、話しているうちにまた飲もうということになったのだ。
みんな全然変わってないなあっていったら、僕が一番変わってないといわれた。でも、こうやって呑める日が来るとは、みんな働いて、自分の金で忘年会。大人になったという意味では、やっぱりみんな変わったわけで。この日は4人で飲んだけど、これからちょくちょくだんだん人数を増やしながらまた開催していこうという運びになった。ほんとに実行されるんかいな。
酒を本格的に呑むのは半年以上ぶりなので、どうなるかと心配したが、飯もたらふく食ったので、そんなにべろべろにならずに、頭痛も起らずいい感じだった。
2次会はカラオケで、朝までやるはずだったけど、友人の一人が明日休日出勤せねばならず、やむなく2時くらいで御開きとなる。
みんなでタクシー乗合で帰って、僕は実家に戻り、風呂にも入らずに、即効蒲団にもぐりこんだ。

明日は高校の友人と忘年会。
忘年会らしきものがもひとつ増えました。
今週の土曜、つまり明日バイトが終ってからあります。
日曜も他のメンバーであります。
明日は酒呑むことになりそうです。

最近なかなか稼いでいるから、たまに呑む分には一向に構わないわけであるけど、心配なのは酒に免疫力のない僕の体。地獄の頭痛は必至なので覚悟しなければなるまい。

来週はなかなか忙しいです。
年末は働きます。年始も別に用事がなければ働いて構わんとです。
明日は外で立ちっぱのガソリンスタンド。
寒いです。
今日は疲れたので、まだ10時だけど早めの就寝といきます。
おやしみ。。。
初めていく食品加工工場。
予想した通り8割女性。

なぜ僕に仕事のお呼びがきたかといえば、ここ専属できているうちの会社の男性のバイトさんが、休暇を取ってその代わりということらしい。
上から下までなんやかわからぬ作業着を着て、頭になんかしらん被りもんしてマスクして、異様な臭いのする工場内に入りこんだはいいが、始めての僕はどこで何をしていいやらわからず、みんな同じ作業服のため誰がパートで誰が正社員なのかもわからず、とりあえず、手当たり次第に派遣会社からきました〜を連呼をして回ると数撃ち当たって、社員の方にしっかり指導してもらいましたとさ。
僕のほかにもうちの会社の人が3人ほど来ていて、みんな工場慣れしている。ひたすら同じ作業を繰り返すわけだが、ものすごく早いスピードでやらなければならず、初めての僕はついていくので精一杯。
午前中はカニの袋をひたすら開けて、ばらしていく作業。
まあ、これは良いとして、午後の作業は、絞り袋にひたすらスコップでツナマヨネーズを詰め込む作業。これがかなりきつかった。ネチョネチョして、袋に入りにくいわ、次から次から際限なく袋は持ってこられるわ、ツナマヨ以外に重く、そのうち、スコップを持った右手が攣ってきてしまった。腰は痛いわまったく。
ただ、いつもの工場みたいに暇ではないので、時間があっという間に過ぎていくのは、いいかもしれない。右手の辛さも筋トレだと思えば別に苦にもならんし。
ツナマヨをずっと見ていると、だんだん固める前のコンクリートに見えてくる。腹が減っても、目の前で扱っているのが食べ物だと思えない。今日1日で、おそらく僕が食べる一生分以上のツナマヨを袋に詰めた。終了した頃には、全身ツナマヨだらけ。全身ツナマヨ臭。

明日はいつもの暇なほうの工場だあ。それはそれでめんどいぞ。
珍しく三連休らしい。
久しぶりに休んで振替をせずに、いつものクラスへテニスクラブにいける。

ようやく車にカセットテープを積みこんで音楽を聴いている。
といっても、カセットを作ったのは中学の頃だから、総じて懐かしい曲ばかり。郷愁に浸れる。でも僕は地元に住んでいるんだけれどね。

テニスクラブで会う人ごとに痩せたねえと言われる。この前は別人かと思ったとか言われて、そんなにわかるもんかなあ。今日は調子が悪かった。
テニスが終って携帯を調べると、会社から電話がかかっている。
仕事の内容を聞くが、電話だとよくわからないので、一旦マンションに帰ってからチャリンコで会社に出向く旨伝えて、一旦帰る。なぜ車で直接行かないかというと、街の中は駐車場が見つけにくく、まだ運転初めてそんなに立たない僕は心もとないのだ。
チャリンコは寒いけど、我慢して会社に行って明日の仕事場の地図を貰ってきた。

明日から3連ちゃんでバイト。日曜は忘年会らしきものがある。
こんな僕でもどうやら二回ほど忘年会らしきものがありそう。
でも、酒は呑まないっぽいなあ。
DVD アイ・ヴィー・シー 2002/12/16 ¥6,090
ロシア映画の巨匠アンドレイ・タルコフスキー監督が、アルカージー&ボリス・ストルガツキーの原作を基に描く観念的SF映画。“ゾーン”と呼ばれる立ち入り禁止空間。その奥にはすべての望みを叶える部屋があるという。作家(アナトーリ・ソロニーツィン)と物理学者(ニコライ・グリニコ)は、ゾーンの案内人“ストーカー”(アレクサンドル・カイダノフスキー)に導かれ、ゾーンに侵入するが…。
具体的なドラマよりも、水や火などを映像記号とした抽象的描写で押し通すタルコフスキー監督独自の静謐なタッチ。それは難解で、時に心地よい眠気すら誘うが、タルコフスキー映画を観ながら眠るのは、映画ファンにとって例外的に許された幸福でもあり、そうしたまどろみの中から観る者は神秘的かつ詩的、しかも厳とした映像哲学を必ずや体感することになるだろう。映画ファンを自認する者ならは、一度はチャレンジすべき作品である。
当初、私ストーカーの意味を全く履き違えていたので、タルコフスキーが描くストーカーとはどんなものかと見たときに、拍子抜けしてしまった。
いや、戸惑ったというべきか。どうにか僕の中でのストーカーの定義と、この物語のストーカーとの合致する部分を探して無理やり納得しようと頭が働いていたけど、合致するはずもなく、混乱のままに映画は進んでいった。のちにこの物語のストーカーの意味がわかり、自分の思考錯誤が全くの徒労であったことに嘆く。
ストーカーが、哀れな感じがしてしまった。ちなみに、私、まだ一度しか見ていないので、なんとも言えませんわ。タルコフスキー映画は何度も見ないといかんなあと思う。
蒲団カバーが真ん中からびりびりと破けてきて、ついにカバーの意味をなさなくなったんで、捨てることにした。カバーは三枚を換えながらやりくりしてきたので、また一枚加えなければならぬなあ。

今日も休みだったので、昼まで爆睡して、久しぶりにまとまった時間で読書をした。どうしても寝転がって読んでしまうので、やはり途中から寝てしまって、十九時頃に起きてから、これではいかんと思って、自分の部屋を掃除してから、自分の机にすわって読書。

うーん、特に書くネタがない。

読書 『菊と刀』

2005年12月12日 読書
ISBN:4390105000 文庫 長谷川 松治 社会思想社 1967/03 ¥630
ベネディクト,ルース
1887~1948。ヴァッサー・コレッジ、コロンビア大学卒。同大講師および助教授、客員教授を歴任。専攻は文化人類学。アン・シングルトンのペンネームで、詩人としての顔も持つ

長谷川 松治
1911~98。東北大学法文学部卒。東北大学名誉教授、東北学院大学名誉教授。専攻は言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
これを読んで、トマス・インモースの言っていた、日本人は究極のプラグマティストだという言葉が、具体的な意味を持って納得できた。
確かに、日本に対する事実誤認が見うけられる個所もなくはないが、そんな些細な誤謬など、問題にならないほど、この本は、日本人の性質を赤裸々に解き明かしている。それも、一度も日本にきたことの無い著者が。
やや強引な当てはめもあることはあろうが、僕が今まで疑問に思ってきた自分の行為や、日本人の習性に対して、明快で、新鮮なひとつの視点を授けてくれた。日本人にしかわからぬ心情というものを日本人に客観性を持って説明せよといっても難しい。なぜ我々がそう感じるのか、そうするのかという事を、日本人でない彼女が、日本人としての主観の入りようがない立場から、まさしく客観的に論じているわけであるから、それを我々が読むことによって己の主観と照らし合わせ、分析、解明する手がかりとするに如くはない。
日本人、とくに自分のことが知りたい日本人こそが読むべき本だろう。
昼まで寝ていると、会社から電話がかかり、仕事がキャンセルになった。今日は雪が降るほどに寒いと聞いていたので、深夜の仕事が無くなって若干安堵する。

散々睡眠をとったところで、DVDデッキの後購入予定のPCを何を買うかを考えなければならぬ、考えるためにはPCのスペックの大まかな知識を持っていなくてはならぬ。と、この前買った2冊のPC購入ガイドブックと、インターネットでにわかPC勉強を始める。

もう僕は初心者ではないので、PCはネットで直販で購入するのがいいだろう。テレビはついていなくても良いので、一体型じゃなくてもいいし、セパレートがいい。不必要なアプリや機能は極力排除して、その分基本のスペックを高めたい。また自分で容量を追加したりもするかもしれんから、スリム型よりもタワー型にしよう。

とここまで決まったら、肝心のCPU。僕は今までインテルのPentiumが最高だと思っていたけど、どうやら一概にそうとはいえないらしく、ネットなどで調べてみると、AMDのAthlonのほうが定評があることがわかった。特に自作PCユーザーからの支持が強い。でも出まわってるのはPentiumばかり。大々的に宣伝されているものがいいとは限らないということか。
性能や容量を見ていくと、だんだん欲が出てくるもので、よりメモリの容量の多い物が欲しくなる。
ということで、僕はCPUがAthlonで、メモリーが500MB以上で、出きるだけ安いPCを購入することに決めて、探してみたところ、この条件に合うPCが非常に少ないことが判明して、苦もなく、現在何個か候補を絞っているところです。
何々?明日は雪が降るかもしれないだって?
どうりで今日がこんなに寒いわけだ。

そんな寒い中1日中ガソリンスタンドで、立ちっぱの営業。
今日の場所は、あんまり契約が取れないもんだから、場所が悪いのか、人によって契約が取れたりとれなかったりするのかを見定めるために、派遣のバイトを一人ずつ入れてみて試しているとのこと。

だから今日は僕は一人で営業するはめに。
僕までが契約ゼロ件とかだったら、ここでのカードの売りこみが切られる可能性があるらしいので、気にするなといわれても、プレッシャーはかかるものですな。
でも午前中に本契約1件取れたので、ゼロ件は無くなってほっとした、
昼からは、とにかく寒くて、お客さんもあんまり話を聞くために長居をしてくれないので、僕の口も早口になる。でもこれはいけないのだ、と思って、内容を要約してゆっくりでも大筋の契約内容を伝えるようにしたら、結構上手くいきだして、終了した頃には、仮契約と本契約含めて10件という上々の出来。
契約が取れた安堵と喜びで心は温かかったが、体は心底冷え切った。

今日も実家に行って飯食って、食後すぐにマンションに帰り、風呂を入れて風呂に入り、血液を沸騰させた。ふう、ようやく人心地。

明日は、夜の仕事です。雪。。。
今日は休みだったので、昼まで寝ていましたよ。
んで、昼飯にパンひとつ食べて、ソファで横になって本読んでたらまた眠っちゃって、起きたら、もう夕方で母親がマンションに帰ってきた。今日は母親が実家に戻る日なので、僕も母親を実家に送りがてら、実家で夕食を食べて夕食代を浮かそうという魂胆で母親を実家まで送ってガッツリとんかつを食べてまたマンションに帰ってきましたよ。

10時から、NHK教育で、山田風太郎の日記を三国連太郎が読んでいたので、見入る。
三島由紀夫の自決における言及で、「三島の自決は憂国によるものではない。憂国は死を演出する装置に過ぎなかったのだ」とは、僕も全く同意見だった。でも、彼が死を臨んだ理由を、衰え行く能力の衰退に対する嫌悪からだったというのは、僕の考えとは違う。三島は、英雄としての死に憧れていたのであって、死は夭折でなければ美しくないと考えていて、その期限を西郷が自決した歳がリミットだと考えていたわけだから、純粋な死への憧れゆえであって、そこに自己の能力の衰退に対する憂慮はいささかも含まれてはいなかったんじゃないかってのが、僕の見解であります。

DVDデッキ購入へのカウントダウンが開始されました。
舞台と映画、ふたつの世界で半世紀役者を続けてきた仲代達矢さん、72歳。 
 9年前、妻の恭子(やすこ)さんをガンで亡くした。人生と仕事のパートナーを喪った悲しみは深く、遺骨は未だに自宅の和室に置かれている。そんな仲代さんが、老いを迎えた今、新しい舞台に挑戦しようとしている。
 演目は『ドライビング・ミス・デイジー』。アメリカ南部で誰にも頼らずひとり暮らしをする頑固なユダヤ人女性・デイジーと彼女を優しく見守る黒人運転手・ホークの二人が年老いてゆく25年間の交流を描いた名作だ。仲代さんは、老いと孤独という、自分自身にとって最も身近なテーマを取り上げたこの芝居を、人生の新しいステージへの出発に選んだ。
 仲代さんが演じるのは黒人運転手・ホーク。デイジー役は仲代さんと同世代で劇団民藝の看板女優・奈良岡朋子さんが演じる。
 番組では、一人暮らしの日常から大量の台詞にかつてないほど苦しむ劇団民藝での稽古、自宅の寝室の壁に貼り付けた台詞を暗闇のなかで覚える鬼気迫る稽古、そして石川県・能登演劇堂での初日まで、仲代さんの40日に密着。老いてなお、新しい自分と向き合うその摸索を描く。
僕が日本の俳優の中で、おそらくはもっとも敬愛しうべきは、この仲代達矢である。
映画「切腹」を鑑賞してのち、その思いはさらに強くなる。
仲代が一流であることは衆目一致するところだろうが、一流の中ではやや不遇の扱いを受けているような印象を僕は受けてきた。
僕は過去の日記で、三船や勝新は映画的で、仲代は演劇的だと表現した。
三船や、勝新には、華がある。それは持って生まれた強烈なもので、一目でそれとわかるような種類のものだ。
一方仲代は、彼等ほどの華を感じない。かわりに、彼の演技は燻し銀とでもいうべきものである。その背後には、才能ももちろんあるが、それ以上に努力、厳しさ、を感じる。今のスタイル、技術は長いあいだの研鑚の賜物であるといったような。

今回の人間ドキュメントでは、老眼によって文字が良く見えない、記憶力の低下によって台詞が覚えられないといった、老いた仲代が映し出されていてショックだった。
だが、その老いに対抗して、成長することをやめない彼の厳しさもまたそこには見られた。
「線香花火が落ちるとき、パッと大きく光って落ちる、そんな人生を送りたい」
今回の演劇は、ともすれば最後の光となってもよいほどの意気込みで臨んでいるようだった。

九年前に亡くした妻の遺書を読みながら一筋の涙を流す彼の姿に心打たれる。彼の強さ、厳しさは、妻あってのものだったのだ。妻は仲代の弱さを知る唯一の存在だったのだろう。
無名塾の仲代の椅子の横には、未だに妻の椅子があり、自宅にはまだ骨が置かれ、納骨されていない。喪失感はいかばかりだったろうか。
後追い自殺の衝動にかられた自分がいた。そこから抜け出しても、まだ妻の影を追い求める自分がいる。
画面に映る仲代が「そろそろ骨を納めようか」と言った。
仲代が挑む今回の演劇は、妻からの自立の意味合いもあるのではないかと、僕は感じた。

仲代演じるキャラクターにはどこか常に生真面目さがある。そこを黒澤などはあまり評価しなかった。だけど、彼は、その厳しさ、強さにより、これほどの俳優としての地位を築き上げたのだと僕は思う。彼のキャラクターから滲み出る生真面目さは、彼の人間性や生きざまの延長に他ならない。彼は生真面目に自分の人生を歩んできた。そして生真面目に人を愛しつづける。九年前に亡くなった妻の位牌の前でやさしく語りかける彼の言葉。老いてなお新しいことに挑戦しつづけ、老いに抗い、成長しつづけようとする彼の姿勢。僕はそんな彼の生真面目さを愛する。

なんで仲代達矢という俳優に惹かれるのか。
それは、仲代達矢という人間が好きだから。
頼み込まれて出た工場。
基本的に毎日なんの予定もないので、断りようがなく、結果引きうけてしまう。派遣というのは、一度断るとそののちあまり誘いがこなくなるような気がするので、なかなか断りにくい。

まあ、楽な工場なので別に良いわけだけど、寒いのは勘弁なので思いっきり厚着していった。動いてるときは暑いが動かなければちょうど良い。この工場はあまり動かないのでいい塩梅だった。
それにしても、楽過ぎるのもそれはそれできついもの。毎日ってのは嫌なので、出来るだけ色々毎回違う仕事に行くようにしている。どうやら性格的に毎回違うほうが性にあってるようだ。

今日は1時間の残業で終り。
携帯を見てみたら、日曜にガソリンスタンドの営業の仕事が僕指名で入ってた。
おお、僕が個人的に指名されるなんて、なんだかうれしいぞ。
これで契約とれんかったら、ちと悪いなあ。
日曜が寒くありませんように。

私は最近自炊の嵐。といってこった料理はやる気力がありませぬ。
吸い物に納豆ご飯に卵焼き。
朝ご飯のような晩飯。
つまりですなあ。僕は貯金がしたいわけだけど、その前に物欲を解消してしまいたいわけで、PCと、スキャナ付きのインクジェットプリンタと、DVDデッキがほしいわけなのですよ。

PCは、現在使用しているのはウィンドウズ98で、そろそろ潮時かと思っているのであって、スキャナ付きインクジェットは、テニス動画のDVDの綺麗なラベルを作るために欲しいのと、たまりにたまったテニスマガジンをスキャンして、念願の電子文書化できるようにしたいからであって、DVDデッキは、来るべき2006年度テニスのオーストラリアンオープンまでに買って、DVDで録画・保存できるようにしたいからであり、ついでに今までためたテニスのビデオをすべてDVDに移し変えたいということなのだ。
つまりは自分の持ち物の合理化をはかりたいということであって、そのほとんどがテニスに関係しているというのも我ながらなんだかなあ。
これらのものを揃えたら、僕の物欲はほとんど解消されると思われるので、貯蓄に走りたいと思う。

さて、何を先に買うべきかが問題となるが、来るべきオーストラリアンオープンは1月16日前後から。だから、まずはDVDデッキを買っておくのが望ましいだろうか。ビデオとDVDが両方ついてるやつを購入しようと思ってる。過去のテニスビデオ200本くらいをDVDに移さなきゃならないから(多分半年以上かかりそう^^;)。そして次にPCを買って古いPCを自分の部屋に持っていくか。最後にインクジェットプリンタってのが妥当なところだろうなあ。

今日は給料日。先週頑張ったので、一週間で四万七千円ほど稼ぎました。
DVD ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2006/01/27 ¥1,800
1936年のシカゴの下町。親友を殺されたチンピラたちが、その報復のために、ギャングの大親分ロネガンから大きくカモろうとする。そして、下町にインチキのみ屋を構えることにした。さて、その首尾はいかに?
73年のアカデミー作品賞ほか、全7部門で受賞したコミカルなドラマだ。ギャングの大親分に一泡ふかせるという、大胆な物語を奇想天外なトリックで実行している。その話術の巧妙さが絶品で、ラストのどんでん返しもまた見事だ。
スコット・ジョプリンのラグタイムピアノをフィーチャーした音楽が、30年代のムードを盛りあげている。主演は、ポール・ニューマンとロバート・レッドフォード。この2人の標的にされるロネガンに、ロバート・ショウが扮している。監督は、話術の冴えに定評があるジョージ・ロイ・ヒルだ。
あっと驚く〜、ためご〜ろおぉ。みたいな。どんでんのどんでんのどんでん返しに、ぼっくん読みきれなかったよ。だから、とっても清清しいわけさ。ああ、これこそ映画だって見終わったとき画面に喝采送っていたのさ。
ちなみに、レッドフォード見たとき、ブラピだあ、なんて思ってしまった。ブラピもしわくちゃになっていくのかな。
とってもスタイリッシュな出来だと思いまふ。ぜひとも所有しときたい一作だねえ。

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