VHS 大映 1994/05/13 ¥3,873
エカテリーナ2世の時代、カムチャッカに漂着した大黒屋光太夫一行を待ち受ける苦難と冒険。史実をもとにした井上靖の原作を映画化。
ロシアの寒さが身にしみる〜><!
日本とロシアの合作だっけ?大作ですな。あんまり話題に出ないけど、僕はこの映画実に好きで、3回くらい見てる。四肢肉を食うのがご法度な時代に、生きるために生で食らいつく緒方拳の執念のこもった演技が目に焼き付いてる。
僕は、実は、二人の人間を殺してしまったんだ。

やむにやまれぬ理由があった。
僕はその場から逃げた。本当に、みんなが同情してくれるような理由があった。だけど、僕は思わず逃げてしまった。恐怖から。
どうせ捕まるだろうと思っていた。
だけど、僕は捕まることはなかった。事件は迷宮入りする。

僕は、その後、社会的に成功する。罪になるようなことはあの後ひとつもしていなかった。
僕が人殺しだなんて知っているものは一人もいない。僕以外は。

ある日、事件の解決に執念を燃やす刑事が事情聴取にやってくる。
僕は気軽に応じた。刑事は、僕のことを露とも疑っていない風だった。質問に、僕は虚飾のアリバイで答える。
だが、僕は、ここで、あの事件の後、初めて嘘をつくことになる。
このまま黙っていれば、死ぬまで成功したままで名声も失われずに生涯を終えることになるだろう。だが、僕が起こしたあの殺人事件は僕の過去として、存在しつづける。
たとえ成功した人生を送ったとして、その後過ちをまったく犯さなかったとしても、その罪を偽ったまま、償いもせずに、生きていてよいのか?

自分の中で、ものすごい葛藤が生じる。事実を語りたい、だが、今の僕には、家族もあり、社会的な地位もある。親や、親戚もいる。その人たちを裏切れない。

裏切れない?

殺してしまった二人をすでに裏切っているじゃないか。
だが、僕は今、一人ではない、たくさんの人とつながっている。僕の人生が狂うことで、他の人生が狂う人がたくさんいる。その人たちの幸せを願っているのに、僕が殺人者だと告白すれば、確実に彼らの人生、子供たちの将来は不幸なものとなる。
殺してしまった人や、僕自身の人生には、事実を告白することは、償いになる。だが、あの過去を知らない人たちにとって、事実を告白することは、罪になるのではないか!?

全ては、逃げてしまったあの瞬間が過ちだったのだ。
僕は苦悩する。あの時逃げずに、罪を償っておけば、新たな人生への悔悟は少なくてすんだ。
だが今、過去の罪を償わざるまま生きてきた僕の人生は、罪という土台の上に成功や、自分や家族の未来をしょってしまっているのだ。いま、土台を崩すと、上に乗っかっている人生は全て崩れ去る。
僕はどちらかを選択しなければならない。
そんなこと僕はできない。。。どちらかを選べなんて、僕にはできないんだ。全てはあのとき逃げたせいで、僕の罪は、更に大きな罪へとしてしまったのだ・・・

・・・ここは、病室の一部屋。僕は気が狂い、入院して治療を受けている。だが、皆事件のことを知らないので、僕がなぜ気が狂ったのかわからない。当然医者も。

医者が部屋に入ってきた。カウンセリングの始まりだ。
医者は、過去の僕の生い立ちを聞いてくる。
僕は。。僕は偽りの人生を語る。
そこに、僕の気を狂わせた原因は存在しない。
医者は、僕の偽りの人生から、存在しない僕の苦悩の原因を探る。

徒労だ。。。

医者がカルテに偽りの僕の人生を書き込んでいる。
そのカルテを僕は眺める。
医者が言う。
「あなたにこの用紙を渡しておきます。書いておいてくださいね」
それは、いろいろな質問が書かれた用紙だった。
・あなたの悩みはなんだと、あなたは思いますか?
・あなたは過去のことで何か悩んでいますか?
・あなたと親の関係は・・・etcetc
僕はおそらくこの用紙にも嘘を書くことになるだろう。

そして、医者と、この徒労のやり取りを繰り返していくのだ。おそらく永遠に。

そして、やっぱり、家族を、僕の人生に乗っかっている人たちを不幸にする。めぐりめぐって、結局は、あの罪から逃れることはできないのだ。

あの時逃げなければ。。
あの時捕まっていれば。。
今、誰かあの事件の目撃者が名乗り出て、無理やりにでも僕の人生を方向付けてくれれば。。

僕はもう自分の人生を選択することができない。これ以上自分の罪を増やすことが怖い。
僕はあの罪から、いまだ逃げつづけている。

どこかで、誰かが捕まえてくれることを望みながら・・・
1935年  成瀬巳喜男
浅草六区の盛り場を三味線片手に門付けとして歩く三人の娘たち(細川、堤、梅園)の恋のもつれ、悲哀を描いた下町人情ドラマ。川端康成「浅草の姉妹」の映画化で、成瀬初のトーキー作品。
お母さん、お母さんが厳しすぎるよう!この作品も、王道ですな。昔の映画は王道なのが多いから、心に響くのが多いな。そして、横道の作品も稀少だから、その分際立って両方とも引き立ってますな。
エアロバイクをこぎこぎ。

体力テストなんてのをしてみる。
10段階評価で2・・・「劣る」と出る。

なるほど、どうりで週一のテニスも奥様たちの中一人だけひいひい息切らしてるわけだ^^;

ダイエットもなんだけど、自分のスタミナのなさにも驚愕。部活してた高校時代には考えられない。

よし、これからはエアロバイク、減量モードじゃなくて一般トレーニングモードでやっていこう!
VHS サンリオ 1997/11/21 ¥2,625
NHK連続テレビ小説の劇場用アニメ化。年季奉公に出されながら、たくましく生きるおしんの少女時代を描く。ドラマの出演者が声をあてた。
おしんは世界でいちばん有名な日本女性とかよく言われて、今でも日本人の代名詞として、おしんのロケ地に外人の観光客が来たりするらしい。でも僕はドラマを見たことなくて、なめてたら、WOWOWで偶然このアニメをやってて、家族全員で見てしまった。家族で見た失敗。僕は家族の前で不覚にも号泣してしまって、マジで、抑えようと思っても抑えきれないくらい嗚咽してしまったというトラウマな作品。あーはずかしかった。
だって、いじめられてもいじめられても、おしんったら健気なんだもん!典型的なお涙頂戴だけれども、僕はまんまとはまってしまいましたわさ。
柔道最終日、日本は男女とも金でしめ!

男子の鈴木は昨日の井上の得意技だった内股で何回か勝った。そして決勝、もっとも怖い相手ロシアのトメノフには日本一の足技で見事な一本。

女子の塚田真希、この階級には中国が絶対的な強さを誇っているのだけど、その中国が、準決勝でまさかの敗退。僕は塚田は銀か銅だと思ってたけど、この中国が負けたことで、金の可能性もあるか?って期待してたら、その期待に答えてくれた。しかも、劣勢からの切り替えし!

今回の日本柔道は、シドニーのときの倍の8つの金メダル。ちょっと取り過ぎだろってくらい^^;
今や世界最大の柔道大国フランスは、今回金メダルなし、銀が一個だっけ。
やっぱりまだまだ日本の技術は頭一つも二つも抜きん出ておるのだ。

鈴木は、井上康生の思いの分までもがんばってくれた。井上のライバルになりえる唯一の男だ。これからも互いに切磋琢磨して未知なる高みへと目指していってほしい。

さあ、今度はレスリングかな。
1952年東宝  成瀬巳喜男
夫の敵討ちに旅に出た武家の妻お国と中間五平は、いつしか主従の垣根を越えた仲に・・・。
溝口健二の「近松物語」でもわかるとおり、こういった話は王道であって、人を心を動かすのです。主従関係なんて、今じゃああんまり実感湧かないからこそ、その不自由感が、いかに人の感動を誘うのかを映画を通して実感しましょう。
ところで、成瀬巳喜男といえば「浮雲」。見たいのに、どこにも置いてない。。。
井上康生は、実は、非常に繊細な神経の持ち主だ。
常にまわりの人たちのことを考え、謙虚で、柔道以外のところでも人間として模範であろうとする人物だ。朴訥で、清廉。真面目すぎるのである。
過去の彼のインタビューや、ドキュメントを見て、僕は彼に対して、そういった印象をもっている。そして、それが彼をひきつける魅力であり、僕がたまらなく彼を好きなところである。
だが、彼のその真面目さ、他人に対するやさしさは、勝負の場面では彼の弱点でもある。

同じ天才でも、井上と野村は違うタイプだ。
野村には、絶対的なゆるぎない自信を内に秘めている。
野村の神経は図太い。野村は、去年の世界選手権で3位に終わったときも、自分が一番強いということを譲らなかった。持てばいつでも投げられる、という確信は負けても崩れない。彼は、練習もマイペースだ。「普通の人が10やることを、天才は5か6やるくらいでいい」ともいっていた。
今回の3連覇はその豪胆さの賜物といってもいい。

一方井上は、どこかに常に不安を忍ばせている。
自分に対する自信を彼は一時期失って、一本負けを連続で受ける期間があった。風貌に似合わぬ大粒の涙で嗚咽する彼の姿は、今でも僕の脳裏にこびりついている。
彼は這い上がってきた。勝ちつづけることで再び自信を取り戻した。しかし、その背後には、自分の自信を支えるだけの人よりも何倍も何十倍もの猛烈な練習があった。彼は、誰よりも練習をすることで、不安を払拭してきたのだ。
今回は、日本の主将として、そして2連覇をかけたオリンピック。彼は、今までにも増して、練習に打ち込むことで、プレッシャーを打ち消そうとした。ひざの怪我など、不安な要素を練習に打ち込むことで忘れた。ある日父親が見たとき、井上は点滴を打ってなお練習していた。

一回戦から、何か不吉な予感がした。
明らかに、いつもの井上の動きではなかった。精彩を欠いていた。
いつもの絶対的な安定感。安心感は感じなかった。
悪い予感は的中した。井上は、焦ったあまり、ミュンヘンの世界選手権の一回戦内股でやぶったバンデギーストに見事な一本負けを喫した。
ショックだった。僕は井上が大好きだ。誰よりも応援していたからこそ、残念だった。
井上のショックは僕の非ではないはないだろう。彼のやさしさ、真面目さを思うと、心が痛くなった。彼はきっと、自分より、支えて、応援してくれたまわりの人々のことを思って自分を責め、苦しんでいるだろうと。

ニュースには、井上はオーバーワーク症候群の可能性が高いとかかれていた。オーバーワークとは、疲労が、蓄積して、疲れが抜けきれていない状態。
井上が不安を、プレッシャーを打ち消すためにした練習が、逆に彼の体を蝕み、彼本来の実力をそいでしまった。彼の真面目さが、裏目に出てしまったのだ。

だが、僕はそんな彼が好きだ。ひたむきな、あまりにも真面目すぎる彼が好きだ。やさしさ、もろさ、そして、あの体で、虫が嫌いというおかしくも繊細な彼の性格を、愛さずにいられないのだ。

彼はまた、必ず這い上がってくる。
列車の中で乗り合わせた巨乳美女を追って途中下車してしまう主人公(マストロヤンニ)。だが彼は、ウーマンリヴのメンバーやパンク少女など、次々現れる女たちに翻弄されながら、壮麗な夢の迷宮の中に入っていく……。その美術の独創性、様々の幻想のおかしさ、凄み。感心させられるけども、総体的にフェリーニ老いたりと思わざるを得ない、これは初老男のオナニズム映画だ。
不思議な屋敷に入った主人公。廊下に飾ってある女の写真の数々。その下にボタンがあり、そのボタンを押すと、卑猥な言葉や喘ぎ声が聞こえてくる。といった映画。
寝ぼけ眼で、必死に、野球キューバ戦に食らいつく。
やったあ勝ったあ!キューバに悲願の初勝利!!

これで安心して眠れるって、起きたら、オーストラリアに負けてんの。
何でやねん。

野球で一発勝負っていうのは非常に危険ですね。はい。
DVD ワーナー・ホーム・ビデオ 2004/09/23 ¥1,575
30年代、経済恐慌にあえぐアメリカではギャングが横行していた。なかでもひときわ悪名高い男女の2人組みが、ボニー&クライドだ。無軌道に犯罪を重ねる彼らは、娯楽のない国民のヒーロー的存在になるが…。
製作も兼ねたウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイが演じる破滅的な愛の物語は、アメリカン・ニューシネマの金字塔的作品だ。犯罪者らしからぬスタイリッシュないでたちが人気の理由で、ボニーの衣装は今でもファッション誌でとりあげられるほどにカッコイイ。ラストで2人が87発の銃弾を浴び、踊るように身もだえて絶命するシーンはあまりにも有名だ。彼らの一味に扮したエステル・パーソンズがアカデミー助演女優賞を受賞している。監督はアーサー・ペン。
ボニー&クライドってこういうお話だったのね。もうね、これは、ラストですよ。ラストの一斉放射が、この二人を更なる伝説へと押し上げたんだと思いますですよ。二人の放蕩と燃え上がる青春は太く短く華々しく終焉したのでりますよ。刹那のスリルサスペンス。。行き着く先は引き返せない死への袋小路なのですな。
いやあ、眠い中起きててよかったっすよ!
ルーマニアとアメリカとわが国日本の一進一退のせめぎ合い。興奮したなあ、しかも、日本が最後の演技者。設えたよう舞台は出来上がって、鉄棒最高点で仕上げって、ドラマでも映画でもなかなかこうはいきませんぜ!!

隣の部屋でおかんが寝てるっていうのに、僕も雄たけび上げちゃったって、てへてへてへ。

いやあ、涙まで出てきちゃって、解説の人も泣いてたよね。こういった競技外で感動してる人の姿を見ることでまたまた感動しちゃったりしてさ。

やっぱ、これだけ、感動するってのは、この日のためだけに今までひたすらやってきた努力が、一気に爆発するからであって、スポーツは国境を越えて平和をもたらすって本気で思えちゃったりするよね。

塚原の一筋の涙には、これまでの努力の結晶なんだから。それにしても鹿島の鞍馬はもう芸術の域だねえ。

おめでとうさん!!
DVD アミューズソフト販売 2000/12/22 ¥5,040
17歳の息子を交通事故で亡くした、シングルマザーのマヌエラ。彼女は「お母さんの小説を書くために、父のことを知りたい」と言っていた息子の願いをかなえるため、青春時代を過ごしたバルセロナに向かう…。
この映画のヒロインは、すべてを「許して」生きている。自分を捨てた男、その男の子を身ごもった女、高慢な女優などに対し、不愉快なことをされても、傷つけられても、許すのだ。どんな人間でも包みこむ、その大きな愛は、母の子どもへの愛情そのものだ。
スペインの巨匠、ペドロ・アルモドヴァル監督は、ヒロインを通して女性の母性を描いた。彼の女性への尊敬のまなざしが全編に満ちている、まさに女性賛歌の映画といえよう。アカデミー外国映画賞受賞作品。
巨匠といわれるアルモドヴァル監督。でも見たときは、いまいち僕とはあわないかなあって部分もあった。だけれど、僕の感性をビビビっと刺激してくれるところもあって、もう一回見たら、好きになってしまうかもしれない。でもちょっと詰め込んでるかなって感じがしてしまったけど、よくストーリーが飲み込めてなかっただけかもしれない。もっかい見るだろうなあ。
さて、オリンピックが始まってから、見事にオリンピックにあわした生活リズムへと変化してしまって、朝日とともに眠りにつき、いつもなら、ぜったいに起きられない6時間くらいで、目覚め、そして一日中オリンピックを見るというようなことをしている。

多分この生活をするのは最初の一週間だけだけど。たいてい日本は陸上が弱いので、後半見所がなくなってくるのだ。

今僕が見てるのは、柔道を中心に、卓球、体操、野球とかとか。
てか、そういったの以外テレビで放送されてないからでもあるんだけど、うち地上波しか映りませんねん^^;

テレビばっかり見ていると、目が非常に疲れてきて困る。僕は元来偏頭痛もちなのである。
DVD ポニーキャニオン 1999/12/17 ¥3,990
 この映画で、主演のM・ロネが体現する虚無を親しく思うティーンエイジャーがいたら、少し時期尚早だと言おう。ただ、彼の歳に近づけば、なんらネガティヴな理由なく(アル中になって療養所から出たばかりという負の要素も抱えてはいるが)、何もなすべきことがない(見つからない)という不安から死にゆこうとするブルジョワ青年の彼を、あながち贅沢だと否定もできないだろう。人間、30にもなれば人生が見えてきてしまう。そんな苦渋が、この、自殺志願者の最後の二日間を痛々しくスケッチする作品には溢れていた。ラスト、拳銃と戯れながら、残りの人生の可能性を模索するかのように、ぼんやり思案にくれる青年。しかし、解答はもう出ているのだ……。彼の魂の彷徨にぴったり寄り添うように流れるエリック・サティの『ジムノペディ』が、ささやかに、しかし、雄弁にその心情を語っていた。
ああ、この年にして、主人公の気持ちが幾ばくかでもわかる気がするっていうのはやっぱりやばいことなのかしらん。このアンニュイな雰囲気と苦悩が、たまらない。ああたまらない。
ってのは大げさだけど、薬が切れると、強迫が大変強くなるので、あっ、切れたなってわかる。

急激に衝動が強くなって、その衝動と戦うために体を痙攣させてこらえる。薬を飲むと収まるのだけれど、。たぶんにプラシーボ効果もあるんだろうなあ。

この前病院の薬を処方してくれる薬局で、ちゃんと1日3回飲んでいますか?って聞かれたので、寝すぎとかで1日2回のときもあるって行ったら、痛く釘をさされた。
薬をしばらく飲まないと症状が強くなるんですっていたら、そんなこと絶対しないでください〜!!! 食後じゃなくてもいいから、1日3回はしっかり守ってくださいって念を押された。

なんだ、じゃあやっぱり僕はまだ薬で抑えられてるだけで、障害自体は改善されてるわけではないんだなあ。としみじみ思った。
DVD ポニーキャニオン 2000/01/19 ¥3,990
監督フランソワ・トリュフォーの自伝的ともいえる映画。男子校に通う多感な少年アントワーヌは「女」に「悪戯」に「映画」に夢中。何かと目立つ彼は、常に大人の目の敵にされてしまう。頭ごなしに怒る大人たちはそんなアントワーヌを反抗期だというけれど…。
虚構に満ちた大人の世界を痛烈に批判した青春映画。アントワーヌ演じるジャン・ピエール・レオの、人々の心を離さない天才的演技力は、大人の世界との落差に悩む少年の心を見事に表現している。
監督はこの作品を皮切りに、その後20年にわたってアントワーヌを主人公にしたシリーズを撮り続けた。トリュフォーは26歳のとき、この作品で監督デビューし、ヌーベルバーグの旗手として脚光を浴びた。59年カンヌ映画祭監督賞受賞。モノクロ。
そうそう、大人は判ってくれないよね。え?僕はもう大人だって?こら子供、大人の気持ちもわかってあげなさい。
ヌーベルバーグは苦手だけど、この作品は無茶苦茶好きなんだよね。
いや、ほんと、ラストの少年の顔。これが全て。この少年の顔に僕はやられちゃったわけなのよ。是非とも手元に置いておきたい珠玉の一品。
谷に、野村、二人の天才がやってくれたねえ(≧ ≦)Ω ヨッシャ!

まさに、この二人の実力はぬきんでていて、見てても安心できた。特に野村!あんた天才だよ。。マジで(^_^;
野村の国際大会は大体見てるけど、ほんと異彩を放ってる。相手選手が恐怖感からまったく組み合おうとしない姿を見るのはほんと気持ちいいよ。

一時はお家芸脱落の危機も迎えていた柔道も、ここになって、また日本の技術力の高さを証明してくれていて、いやあ、痛快爽快!
谷は、サボンがこの階級にいなくなったのが何気にでかい。これで、谷に実力が伯仲する選手がいなくなったわけだから。決勝で対決したジョシネも強いけど、やっぱりまだまだ見た感じ谷とは実力差は歴然としてる。
野村は、さらに、独走状態。柔道60キロ級は、世界よりも日本のほうが徳野とかいて、厳しいっていうけど、ほんとに世界で文句なしの最強だね。油断さえしなけりゃ、この前の世界選手権でも間違いなく実力的にはダントツで金メダル取れてた。
天才が本気になったら付け入る隙なんてありゃしない。

谷はこれからまた続けるけれども、野村は、今回がオリンピック最後になるらしい。でも野村はどんどん強くなっていってるようなきがする。願うならば、次のオリンピックで4連覇、なんて夢も見てみたいのだけれど。とにかくおめでとう二人とも。これからビデオで何度も見るからね!
ぐぎぎぎぎい

眠れねえ眠れねえ。鼻は詰まるはあちいはで、ついに根が切れて、居間に布団をもってって、テレビつけてオリンピックの開会式を見ながらねっころがる。

オリンピックの開会式なんて見て眠れるわけない。華々しいセレモニーにドーパミンはドバドバ流れ出して、選手団入場でピークになって、もう寝転がるのもやめて、正座してみてたよ。
それにしても、今年オリンピックがギリシャであるときにちょうど、プラトンの著作なんて読んでると、なんだか単なる偶然とは思えない。単なる偶然なんだけどね(笑)
日本の選手団が登場してしまってから、急劇にテンションが下がってきて、ようやくどっと眠気が。眠りについたのは午前5時。

午後10時に起床。今日は、墓参りと、田舎に挨拶に行かなきゃならない。まあ、眠いながらも、ボーっと動いてたら、墓参りはいつのまにか終わり、田舎についても、墓参って、挨拶して、あとはお菓子食べてオリンピックのソフトボール見てた。

午後4時半に、兄貴の車でマンションに帰ってきて、本来なら、すぐにベッドに倒れこむところ、オリンピックでそうはいかない。最初の一週間は、僕が何より楽しみにしていた柔道があるのだ。
しかも初日は、田村、じゃなくて柔ちゃんこと谷選手と、天才野村選手。野村は大好きなので、見逃せない!てか、柔道は見逃すつもりない。しっかりビデオにとって永久保存だよ。

ということで僕は睡眠時間も勉強時間も削って、オリンピック観戦に勤しむのであった。
DVD ポニーキャニオン 1999/03/17 ¥3,990
ジョン・ウーの名を世に知らしめた、86年の大傑作である。同時に、アクションといえばカンフーという香港映画のイメージを一新させ、「香港ノワール」という新たなジャンルを確立した、香港映画界の金字塔的な作品でもある。87年香港、そして台湾の各映画賞を総ナメにし、香港映画の歴代興行収益記録を塗り替える3300万香港ドルを稼ぎだす大ヒットとなった。
香港マフィア内の権力抗争を背景に、組織に身を置く兄と、彼の兄弟分である組の幹部、そして兄の逮捕に執念を燃やす刑事の弟。これら3人の男たちの友情と確執をドラマチックに描く。
幹部役を演じたチョウ・ユンファは本作で大ブレイク。アジア最大の映画スターに昇りつめた。
うーん、くさい!男くさい(笑)ポマードの匂いがしてくる。
拳銃両手に持って撃ちまくりなジョン・ウー特有の銃アクション。
でも、やっぱり今のジョンウーのハリウッド作品に比べたら、迫力に欠けるってあたりまえか、予算が違いすぎる。

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