パシフィックライフ・オープン
ていうテニスの大会が今行われているんだけど、そこに(日本だけでなく世界中で注目されている)錦織圭も予選からエントリーしてる。

この大会、マスターズシリーズといって、年間に9大会しかなく、年に4回あるグランドスラムに次ぐ大きな大会。

本選にストレートインできる選手は、ランキング100位以内がまずは必須条件。予選に出るのさえランキングに制限がある。過去、このマスターズシリーズの本選に出られた日本人は男子ではたぶんいないと思う。

映像は見れないけど、昨日から仕事から帰って錦織圭の予選をライブスコアでかじりついた様にみてる。

予選は2回勝てば本選入り。
昨日は辛勝。あぶなかった。
んで、今日も、さっきまで見てたけど。。。勝った〜!
ついにマスターズシリーズ本選デビュー。
今日も接戦でどうなることかと最後までひやひや。

予選のドローも見てみると結構おもしろい。
激しいテニスの世界。ランキングは、すぐに下降する。
エントリーの中に、過去トップ10にいたこともあるニコラス・ラペンティーや、つい最近まで活躍しまくってたドミニク・ハーバティなんて名前も。
ともに一回戦負けしてるし、いかに予選を勝ち上がるのが難しいかってことだよね。
でも錦織圭は、突破した。
予選で一回勝っただけではポイントはもらえないけど、突破したら5ポイント。本選なら勝つごとにさらにでかくもらえてくる。
これで、例え一回戦負けしても、ランキングは上がるぞ。
出来ることなら、準決勝まで勝ちあがってくれ〜(さすがにそれは無理か?w)
そしたら、ガオラでライブ中継が見れるんだから。

とにもかくにも、予選2試合で4時間以上戦ってるわけだから、疲労が心配。明日の試合までに少しでも体休ませてくれ。
ああ、明日が楽しみでならない。

アメリカのテニス中継のネット観戦、契約したら見れるんだよな。
ああ、入ろうかどうか迷ってしまう〜。
とかいって入らないけど、そんくらい見たいですなぁ。

この大会で、一気に100位越えしてくれ〜。

日本でも予選突破はニュースになるんだろうか??
やらかした。。。
錦織圭がやらかした。。
ネット開くと錦織圭優勝の記事が。
その瞬間、動悸と意味不明の笑いが起こる。

やってしまった。。錦織やらかしやがった。。
最近話題聞かないなぁとか思っていた矢先に、とんでもないことを。
ジェームス・ブレークを破っての優勝は本物だ。
あのジェームスブレークを。
こんなに早く結果を出すとは。
しかも、チャレンジャーとかのレベルじゃない、インターナショナルツアーでの優勝。
18歳で!
フェデラーの初優勝よりも、ナダルの初優勝よりも早いぞ。

ずっと応援してきた甲斐があった。
この喜びどうしてくれよう、眠気も一気に覚めちまったぜ。

あああああ!ぎゃああああ!!
見たいみたい、決勝の試合が見たい。

僕以前から言ってましたよね?
彼は松岡を凌ぐ才能を持つと。
彼はトップ10に入れる可能性があると。

とりあえず、この優勝で、ランクは200位台から122位にジャンプUP。
日本人じゃもちろんトップ。
100位を切るももう目の前。

やってくれ、どんどんやってくれ、今年はやらかしまくってくれぇぇぇ!!!

結果発表!

2007年9月10日 テニス
結果発表!
テニスの全米オープンが終了しました。
僕の2週間前に書いた予想、男子はフェデラー、女子はエナンが優勝、見事に当たりです。
男子で対抗馬に挙げていたジョコビッチが決勝に進みましたね。
予想が当たると気持ちいい。
まあ、一番無難な選択だったわけですけどね^^;
試合の方は録画しただけでまだ全然見ていません。
見ることが出来るのはいつになることやら。。。
テニスの話で恐縮ですが、ヒンギスのラケットを見てみたら、ヨネックスじゃありませんね。
ナブラチロワとヒンギスのマルチナコンビはヨネックスと相場が決まっていたはずなのに。。

ヨネックスじゃないヒンギスってなんだかなあ。。
てか、最近プロ選手のヨネックス離れが進んでないかな。
ハンチェコバにヒンギスに。。
これで、ヒューイットやキリレンコやナルバンディアンまで契約解除したら、ヨネックスは結構大打撃なんじゃないですかね??

あの形状のラケットは海外じゃあまり評判良くないのかな?
とか言いながら僕もヨネックスは使ってないんだけどね。
フラッシングメドウ
テニスの全米オープンが始まった。
四大大会最後の大会。

これから2週間にかけて行われる。
その間、日本ではWOWOWが世界でもっとも試合を放送する。
そして僕はそのすべてをDVDレコーダーに納めることになる。
見る時間や、保存するDVDの関係で、泣く泣く女子は削る
そのための編集にも時間がかかる。
この2週間は、僕も何かと忙しくなる。
日本でのテニス競技者は、結構多いのだと思う。
だけど、テニスを観戦するファンはそんなに多くないようだ。
なのに、日本は、テニスの雑誌が4誌も5誌も凌ぎを削り、テニス中継は世界で一番多い不思議な国だ。
そのお陰で、僕のようなテニスマニアは助かっているのだけど。
テニスは今、世界的にブームだ。
イギリスではウィンブルドンの決勝の視聴率は、その日のあらゆるスポーツイベントを上まわったらしい。

様々なタレントが揃った今のテニス界は、素人が見ても十分に面白いものであるはずだ。
日本でも多くのテニス(観戦)ファンができて、ブームが起きたらいいのにな。

さて、全米オープン、僕の優勝者予想。
男子はフェデラーが圧倒的。
若手世代の台頭で、対抗馬としてナダル、ジョコビッチを挙げておく。打倒フェデラーに燃えるロディックも全米ならサーブが生きるのでもしかしたらもしかする。

女子の方が混沌として優勝予想は難しい。
おそらく、エナンじゃなかろか。
去年の覇者シャラポワは、何となく今年も取るとは考えにくい。あとはモレスモだとか、そんくらい。
もしかしたら、バイディソバやヤンコビッチとかも?
もちろんウィリアムス姉妹も忘れてはいけない。

まあ、男子はフェデラーとナダルを中心に中継も組まれることと思う。
テニスの素晴らしさは、フェデラーのプレーを見るのが一番わかる。華麗なフェデラーの妙技を楽しんで欲しい。
フェデラーがウィンブルドン5連覇を成し遂げた
これがいかに凄いことか。

120年に4人しか達成したものがいないし、二人は1800年代と1900年代初頭。
オープン化以降ではビヨン・ボルグしか達成していなかった快挙。サンプラスでさえ無理だった。
フェデラーで4人目。
おそらく、5連覇は僕が生きているうちに再びお目にかかれないんじゃないかと思う。

それほどの記録。

決勝の相手はナダル。芝でのナダルは、驚くべき成長で強くなってた。ほんと、フェデラー負けるかと思ったよ
フェデラーはナダルに分が悪い。苦手意識もあるだろうし。
でも今までは芝だったらまだフェデラーの方が強いと思っていたけど、今回見て芝での実力も互角に近いと感じた。

近年、芝の苔を取り除いたことで、球速が遅くなり、赤土で活躍するストローカーでも活躍できる余地が生まれた。
逆に言えば、ボレーヤーにとってはその最大の芝の利点を奪われたと言うことになる。

試合自体は、ポイント間が長くなっておもしろみも増したけど、芝の特徴が薄れて、クレーコートと対極にある特性の醍醐味はなくなった。
だからあえて、苔を取り除かない方法もありかなって今回の試合を見て思った。

一昔前ならクレーコーターはハードコートでそこそこ、芝ではからっきしだったのに、今はハードより芝の方が生き生きとプレーできているように感じる。
おそらくナダルは、全米では決勝まで勝ち進めない。

話を元に戻して、フェデラーは今年の決勝が一番きつく危なかった。だからこそこの5連覇は素晴らしい
来年、6連覇の前には、おそらく再びナダルが立ちはだかってくると思う。さらに厳しい戦いになるけど、僕は芝ではやはりフェデラーに勝って欲しい。
赤土の王者ナダル。芝の王者フェデラー。対極にある二人のライバルリーほど面白いものはない。

タイガーウッズは、フェデラーを、この銀河系のアスリートの中で最高の選手だろう、と評したけど、僕も今日の試合を見てそう思った。

フェデラーは、テニス史に留まらず、スポーツ史に燦然と輝きを放つ英雄だ。

芝の変化。

2007年6月26日 テニス
昨日、昔のウィンブルドンは、つまらなくて、最近面白くなったと言いましたが、それはまあ、ラケットの進化やフィジカル面での選手達の進化、みたいなものもあるのですが、ネットサーフィンしていて、面白い記事を見つけました。

)“moss”が芝の下から取り除かれたことによって、ボールが以前より高く弾むようになった。その高さは、クレーコートを得意とする選手がボールを打つ高さの打点にかなり近い。ボールがすべり早いサーフェースである芝の独自性が無くなり、ボールは以前に比べかなり遅くなり、高くバウンドしてしまう。それはここ数年のウィンブルドンの大会を見ていると歴然である。サーブ&ボレーを主としていた以前には、ネットへの芝の減り具合やネット際での芝の剥げ方が明らかだった過去に比べ、今ではベースラインあたりの広範囲で明らかに芝が減ってしまっている。つまりこれはナダルやヒューイットのようなストロークを中心とし、ネットにはほとんどつめない選手に優位に働く。ヘンマンのようなボレーヤーには不利なものになってしまった」


モスって言うのは苔のことらしいです。
この苔を取ったことにより、ボールが以前よりも滑らなくなり、サーブだけで終わる展開が減ったと言うことらしいです。

これによってナダル含むクレーコーター達にも芝で活躍できる余地が生まれたわけですね。

全英オープン

2007年6月25日 テニス
今日からウィンブルドンが始まります。
もちろん、というのは変だけど、録画するばっかりでほとんど見れないでしょう。
時間ないですもんね。

恒例の優勝予想ですが、男子はフェデラーが大会5連覇。
女子は、モレスモーが2連覇はちと現実味がないかなと思うので、無難にエナンで。

サンプラス時代のウィンブルドンは、はっきり言ってサーブでほぼ決まるような展開が多くて好きになれませんでしたが、最近のウィンブルドンは、好きです。
芝でもひっきりなしにネットに出る選手はいなくなりましたね。時代の流れというやつですか。
フレンチの決勝、ナダルの3連覇もしくは、フェデラーの生涯グランドスラムのかかった試合でしたが、ナダルの驚異的な強さの前には、フェデラーも根負けした感じですね。

第一セットのフェデラーは素晴らしく、このテンションを保ち続けることができればと思いましたが、長丁場でずっと集中し続けるのはフェデラーといえども困難ですね。

ナダルはとにかくミスをしないし、驚くべき粘りです。
ファーストセットでフェデラーが何回もあったブレークポイントを取りきれなかった、これが大きかったと思います。
あれを取っていれば、その後の展開も変わったと思います。
フェデラーは素晴らしい攻撃をかけていたのに、ゲームをブレイクできなかった。早いですが、この時点で、何となく勝敗が予想できました。フェデラーの精神の緊張が、ここで弛緩してしまった。これが僕の見解です。

ナダルのプレーは典型的なクレーコートスペシャリストです。
ただ、たのスペシャリストよりも群を抜いています。
そのフィジカル故に、他のコートでもクレーコートの戦い方にあまり変化を付けることをせずとも勝つことのできる稀な選手だと思います。

ただ、クレー以外のナダルは絶対的な強さではありません。
クレー以外で、フェデラーに対抗するには、ナダルは直すべき部分がたくさんあります。
その分将来性もあるともとれます。
もしクレーとハードや芝でのプレーを切り替えることが出来、それができるだけの技術をナダルが手に入れることができたなら、末恐ろしいことになるでしょう。ですがその道は厳しいです。
ナダルは天性のフットワークやフィジカルの強さがありますが、タッチや展開などは、才能の部分も大きいと思うからです。

フェデラーのテニスは、深いテニス。
ナダルは、フェデラーも言っていたとおり、決まった攻撃パターンをもった、深さのないテニスだと思います。
ナダルが深さを手に入れるためには、ボレー、サーブ、戦略、そしてストロークの種類も、そのすべてにさらなる向上が必要になるでしょう。
クレーコートでフェデラーがナダルに勝った!
フェデラーは言わずとしれたテニス界の王者。
だけど、土のコート、つまりクレーコートだけは、いつもナダルの独壇場。
世界ランキング一位と二位。
フェデラーは芝の王者。ナダルは土の王者。
クレーコートは特殊なコートで、球足が遅く、そのコートだけ異常に強いクレーコートスペシャリストと呼ばれるプレーヤーが沢山いる。
彼らの特徴は球に回転を沢山かけ、土の上を滑る特有のフットワークでひたすらボールを拾う。
ナダルもその部類に入るかな。
ただ、ナダルの場合群を抜いている。
今日フェデラーに負けるまでクレーコート81連勝。2005年から負けていなかった。
この記録は僕が生きてるうちに破られない記録かもしれないほど凄い。
フェデラーはナダルに土のコートでこれまで5連敗。
初めてクレーでナダルに勝ったのはでかい。

もうすぐフレンチオープン。
フレンチを取ればフェデラーは生涯グランドスラムを達成する。
そして、年間グランドスラムの可能性もある。
もちろん、それにはナダルが最大の壁になる。
一週間後、フレンチは始まる。

ナダルは、フェデラーがいなければ、ナンバー1になれてた。
フェデラーは、ナダルさえいなければすでに年間グランドスラムを達成してただろうし、すべてのコートで最強の称号を得ていたはず。
フェデラーの統一された美と、ナダルの野生の荒々しさ。
対照的な二人の対決は、これからどうなっていくのか。

フレンチが楽しみだ。
日本テニス界、期待の星、錦織圭くんが、ジュニアの大会で優勝しましたね。プロの大会、しかもマスターズにダブルスでワイルドカードでエントリーして、こちらは一回戦負けだったんですけど、一緒に組んだのが、元世界ランク1位、グーガことグスタボ・クエルテンです。
これは、彼がそれだけ世界でも期待されている逸材だという証左であります。裏で、ニックボロテリーやのなんやのが手を回しているんでしょう。
あと、3年〜5年くらいしたら、彼のおかげで日本にもテニスブームが到来しているかもしれません。

僕も今日は沢山寝たあと、テニスクラブに行きました。
先週始めた筋トレですが、すでに効果が出ています。
ボールの跳びや安定が全然違う。
僕は元々がハードヒッターですが、今日はコーチからレッスンが終わって「もの凄いタマを打ちますね〜」と驚かれました。ちょっと自慢です、えへへ。
ただ、強い球が打てるからテニスは強いということにはなりません。勝ってなんぼの世界です。つまり僕は弱いわけです。
だからこれから肉体改造、フィジカル強化。特に下半身に力を入れて、試合に勝てる体を作ります。
そして、体が作られているからこそできるようになる技術というのもまたあります。つまりフィジカル強化は技術の効果にも当然つながるわけです。

何かをやるにも何らかの目標がないとですね。目標は、何時の日か優勝ってのを味わってみたいです。
今回のオーストラリアンオープン、圧倒的な強さで優勝したフェデラー。

テニス関連の至るサイトで、「神」という形容がつけられ始めています。

サンプラスが、どんなに強かった時代でも、「神」などという呼び名はされませんでした。
それは、サンプラスに、技術的にも精神的にも、何らかの穴がかいま見られたからでしょうし、負けることもあったからです。

フェデラーは負けません。去年負けた相手は二人だけ。
そして、どの技術も、欠点が見あたらない。そしてプレイがナチュラルで美しすぎる。
まさにテニスをするために生まれてきた存在。
まさにテニスの神。いや、その存在は、もうテニス界だけにはとどまらず、すべてのスポーツ界を眺めても比肩しうる存在を見つけるのは難しいでしょう。

今大会、フェデラーは一セットも落とさずに優勝しました。フェデラーを倒せるかと目されていた選手達も軽く一掃され、その差をさらに広げたと思わざる終えないような圧倒的な強さ。

フェデラーを否定的に見る輩もその技術力、強さを認めざるを得なくなってきている。認めざるをえない圧倒的な存在感、圧倒的な王者。

「神」という呼称がつけられる存在としての異質さを、フェデラーはその実力を持ってこの世界に溶解せしめんとしているのです。

多すぎですよ。

2006年10月27日 テニス
8、9年前は、テニスの試合をテレビで見るのはもっと多くてもいいのにとか思っていたくらい何ですけど、現在は、テニス番組が多すぎて、録画するにも視聴するにも時間が足りなくなりました。これは、CSやのBSやの、インターネットやのといろいろな視聴媒体が増えたことにもよるんでしょうが、デジタル化により、WOWOWも3チャンネルになり、グランドスラムも、一日中放送できるようになったり、なぜかガオラがやたらとテニス放送に力を入れていたり。
そもそも、日本はテニス人気が世界的にはそれほどないといわれていながら、5誌もテニス雑誌が発行され、世界でテニスの試合がもっとも長時間放送されているんだから、不思議です。
テニスマニアにとって、番組だけでいえば、これほどすてきな国はないくらいに。

で、すべてのテニス番組をいろいろ録画していた僕も、いつしか男子だけに絞り、今回さらに大事な大会の試合だけを残すという決断をするに至りました。DVDも莫大な量になりますしそもそも見る暇もないですからね。
ジャパンオープンの準々決勝でフェデラーと鈴木孝男が戦いましたね。
以前オーストラリアンオープンで戦ったときにも善戦しましたが、今回は、あわやフェデラーに勝ってしまう寸前までいきました。試合を見たところ、鈴木のサービスが非常によく、あのフェデラーがうまくリターンできてませんでした。
あと鈴木がいつもにまして思い切りよく積極的でしたね。肩の故障でずっと試合に出られなくて、ランキングも1000番台にまで下がり、この大会が復帰戦だったようですが、驚くほどのプレーを見せてくれました。
2回戦でスリチャパンに勝ったのも驚きでしたが、もし本当にフェデラーに勝っていたら、世界ナンバー1の選手が、1000番台の選手に負けるという記録が残ることになりますから、フェデラーも承知していたらしく、そうならなくてよかったと胸をなで下ろしていました。もちろん鈴木は本来の実力なら1000番台なんかにいる選手ではないんですがね。
鈴木のプレースタイルは、アグレッシブにネットに出て行くというものですが、サーブ&ボレーは、現代のテニスでは非情に珍しくなってしまって、希少な選手ともいえます。だからこそフェデラーに有効だったともいえるんですが。この有明コートの球足が速いというのも影響していたと思います。
鈴木は、リターンや、ストローク力にやはり世界のトップとの歴然たる差があります。そこのところがもう少しうまければ、100番いないに常時いることのできる選手になっていただろうなあと思いますね。
個人的見解ですが、日本の男子選手と海外のトップ選手とのもっとも大きな差はリターン力だと思います。

とはいえ、今回の戦いは、いつぞやオーストラリアンオープンで鈴木が戦ったコレチャとの試合以上の出来だったと思います。
今後も、こういったプレーができるなら、自己最高のランキングを更新も夢ではないんじゃないでしょうか。鈴木はもう30歳ですが、アガシの例もありますし、ヘンマンも32ですし、まだまだ時間はありますよ。
今、ジャパンオープンがあっていますが、なんとフェデラーが来ています。
毎年ジャパンオープンを見ていればわかることですが、この大会は実に選手間の評判が芳しくないらしく、ドタキャンが相次ぎます。
だから今回のフェデラーもそうなのではないかと懸念していたんですが、誠実(w)にも来てくれました。
フェデラーが出場するからかどうなのか、ケーブルのガオラで、初日から三日間なんと一日12時間もの生放送を敢行してます。
グランドスラムでも一日12時間はそうそうないですよ。
DVDもフル稼働です。
普段見れない日本人選手たちの雄志も見ることができますし、ガオラ様々ですね。
さて、そのフェデラー、今週ATPのブログ担当者になっているようで、日記を読むことでプライベートや大会の裏側がフェデラー目線で知ることができて興味深いです。
日本の大会の時にフェデラーに担当が回ってくるというのも何という奇遇でしょう。日本人にとっては喜ばしいことです。
フェデラーのブログの翻訳をしてくれているサイトがいくつかありまして、読んでみていろんな事実わかって驚いてます。
その中で一番驚いたのは、フェデラーは2,3年くらい前までベジタリアンだったということ。肉や魚を食べなくて、あれだけのアスリートになったということが信じられません。
今週一週間、フェデラーは優勝で日記を終えることができるでしょうか、おそらくできるでしょうね。

フェデラーは、今、世界中のアスリートの中で最高の選手だという評価が出始めています。あのマイケルジョーダンも、フェデラーにはかなわないと認めたんだそうです。
タイガーウッズとかよりもすごいと思います。
そんな選手が、今日本に来ているんです。メディアはもっと取り上げてもいいのでは??
フェデラーは去年スポーツ界のノーベル賞といわれる賞を数々の一流アスリートたちを押しのけて受賞しましたが、今年もとるんじゃないでしょうか。
やはり、USオープンはフェデラーが優勝しましたね。
勝ち上がりをみても盤石で、まだまだ隙は見えませんね。
正直な話、ロディックが決勝戦までくるなんて思ってもみませんでした。ロディックの技術がここ最近で劇的によくなったとは思いません。変わったのは、メンタルな部分でしょう。
フェデラーの時代が到来してからロディックは、どうやったらフェデラーに勝てるかにとらわれていたように思えます。ナンバーワンになる、もしくはグランドスラムを取るためにはフェデラーに勝てることが不可欠ですから、しょうがないことかもしれません。
ロディックは、いろんなことをためし、自分のプレースタイルを広げようと努力していましたね。しかし、それが結果的に自分のスタイルや持ち味を崩してしまいました。
変化には、長い時間が必要ですが、フェデラーにこだわるばかりに、事を急ぎすぎました。
苦手なネットプレーの克服を試みるのはいいのですが、未完成なものを頻繁に多用しては、従来のプレースタイルなら勝っていた下位の選手にも苦杯をなめさせられるような結果も生来させます。
そういうことが続き、ロディックは自信を失っていったのだと思います。
実際、変革を試みだしてからのロディックの試合には、ショットを打つ際に躊躇や恐れと感じられるような姿がたびたび見られました。

さて、今回のロディックををみて、まず思ったのが、その種の躊躇があまりみられない、フェデラー時代以前の自信が戻っている、ということです。プレースタイルも、元々ロディックがあるべき姿に戻っているように思えました。

コーチになって日が浅いコナーズがしてやれること、すぐに見える形で結果を出せることは、この自信を回復させてあげることのほかにないでしょう。これがコナーズの影響だとすれば、コーチとして大いに評価されるべき手腕だと思います。ですがその評価はまだ時期尚早ですかね。
自信を戻したロディックは、変化に苦悩するロディックよりも、フェデラーにとっては脅威に映るのではないでしょうか。にわかネットプレーで、欠点の穴を埋めようとするよりも、持ち味のサービスとフォアを向上させる方が、フェデラーを倒す近道だろうと僕は思います。重要なのは、自分の自信を崩さないこと、そのためには、自分の芯となるスタイルを中心に肉付けしていくべきで、芯を変えてしまうことではないと思いますから、ナダルをみてもしかり、ですね。

それにしても、あらためてテニスというのはメンタルなスポーツだなあ、と思いましたよ。
今、テニスのUSオープンがあっていますが、アガシが負けてしまいましたね。
アガシは今年、そしてこの試合を最後に現役を退きます。
キャリアは、21年間、テニス選手の中では、コナーズの例をのぞき異例の長さでしょう。
僕がテニスを見始めたとき、まだアガシは髪が長髪で若く、悪童のイメージが強かったです。それがいつしか、スキンになり、服装もクラシックなものへと回帰して、テニス界だけでなくスポーツ界のカリスマへと成長していきました。
僕のテニスの最盛期は、高校時代。そのときは、アメリカ勢が強く、サンプラス、アガシ、クーリエ、チャンのアメリカ四天王が活躍していました。そして、アガシをのぞく三人は今はもう引退しています。
アガシはつまり、僕のテニス世代を代表する選手だったのです。
そのアガシも引退です。
つまり、僕のテニス時代に一つの区切りがつけられることになります。思えば、この10年あまりのテニスの変化は激しかったです。10年前は、ウェアも地味で、アガシのみが服装で異彩を放っていましたが、今はどの選手のウェアも華やかです、上着もズボンに入れなくなりました。ノースリーブも出てきました。
ジャッジにコンピューターが組み込まれ、ラケットの著しい変化に伴い、そして選手たちの肉体的な発達、アスリート化に伴い、サービスのスピード一つにとっても、190キロで速いといわれた時代から、今ではその選手も200キロを出すまでになり、ロディックに至っては250キロ出しています。
一時期低迷していたテニス人気も、今や世界的なテニスブームです。
時代は、次の世代へと移行しました。今はフェデラーの時代。もちろん彼らのテニスも僕は引き続き追い続けていきますが、アガシの引退は、やはり一抹の寂しさを残します。
ヘンマンや、ビョークマン、ルゼドフスキーなど、僕らの世代の選手でまだがんばっている選手はいますが、影響力の点からいって、アガシの引退が実質上、完全な次の世代への移行と言っていいでしょう。
さようならアガシ、今まで感動をありがとう。
あなたの残したテニス界への功績ははかりしれません。
今年から、月曜じゃなくて日曜から開催になったんですね〜。
三週にまたがってってことですね。
それでは、恒例の優勝者予想。
去年は僕当てましたからねぇ。ナダルとモレスモ。
今年はですね、僕は思いっきり希望をあげちゃいます。
テーマは初制覇&生涯グランドスラム!
わかる人はもうわかったでしょう。二人の天才。スイス出身。
そうです。今年の僕の優勝者予想は男子がフェデラー。そして女子がヒンギスです。この二人にはなんとしても全仏をとってほしい。フェデラーはついでにナダルを倒してほしいです。

女子シングルス一回戦
D・サフィーナ 対 V・ズボナレバ
サフィンの妹サフィーナ。顔がお兄さんそっくりですね。でもサフィンほど個性的でも短気でもなさそ。パワーは折り紙付きですけれど。ズボナレバはそこそこ名前聞きます。だから結構しぶとい相手でしょう。あまり詳しくはみなかったですけど、お兄さん同様サフィーナもメンタルがやや心配かもしれませんね。
まあ、まだ一回戦ですし、しっかり勝ってましたけど。

男子シングルス一回戦
R・フェデラー 対 D・ハートフィルド 
一回戦、アルノークレメンとやる予定だったフェデ。一回戦にしてはしぶとい嫌な相手だなあと思っていたら、クレメン、怪我でドタキャンしちゃって代わりに予選上がりのハートフィルドとかいうアルゼンチンの聞いたことない選手と戦うことになりました。この選手、身なりがガウディオそっくり。
フェデラー相手に失うものはないんで、とにかくがむしゃらにやっていました。対するフェデラーは、手を抜いているわけではないだろうけど、なんだか調子悪げ。いきなり二つもブレークされてどうなることかと思いましたよ。ただ、見てる限り、相手がかなり無理してる感じがあったので、長い5セットマッチ、ずっとこのままの調子ではいかないだろうと思っていました。対するフェでは、ミスはいつもより多くとも、落ち着いているし、あきらかにまだまだ余力がたくさん残してやっているのがよくわかったので、見ている方も安心でした。
試合は、番組が途中で終わってしまったんですけど、どうやらフェデラーがストレート勝ちしたみたいですね。
フェデラーを見てきて思うのは、スロースターターでいつも新顔に若干苦戦するってことですね。でも苦戦するだけで負けることはまずないんですけど。
オーストラリアンオープン2006〜第14日(最終日)
ついにきた男子決勝。ちなみに、僕の予想は見事的中しました。なのに、肝心のwowow予想クイズに応募するのを忘れてて、オーストラリアンオープン福袋がもらえない。こんなときに限ってこういうもんなのです。以前同じ番号で買っていたロトシックスも、唯一買わなかったときに一万円あたってましたから。。

男子シングルスF
R・フェデラー 対 M・バグダティス
立ちあがりからバグダティスは全力でプレーしてきて、しかもそれが素晴らしい出来だったもんだから、フェデラー精神的に焦ってミス多し。とにかくバグダティスがすごいテニスをしていたので、このままフェデラー負けるんじゃないかとハラハラした。でも第2セット、厳しい責めを防ぎながらどうにか活路を見出してセットを奪い返したフェデラーは、気持ちも落ち着いたのか、いつもの信じられないプレーに戻って、。第3セットは前の2セットが嘘のようなベーグル(6−0)でとる。この時点で、僕はフェデラーが勝つという安堵に包まれていた。バグダティスは、第4セットの序盤で最初から全力でやったつけが来て足に痙攣を起こした。勝負は決定的となり、僕の予想も初めて男女とも見事に的中。
今回の全豪はフェデラーにとって過去のグランドスラムのうち最も厳しい大会だったといえるんじゃないだろうか。優勝スピーチで泣いていた。でも優勝当然という雰囲気の中、やはりプレッシャーを跳ね除け優勝してしまう彼は並外れている。僕は年間グランドスラムを期待しているのだけど、最大の山となるのが次にあるロランギャロス。赤土のコートでナダルに勝てるか。ここが見所になる。
とにかく、今年もフェデラー時代は続く。
オーストラリアンオープン2006〜第13日
そろそろ、DVDレコーダーのハードディスクが満タンになりそうなので、DVDの方に移す作業をはじめる。ビデオと同じ感覚で、2時間のDVDを3倍の6時間にして録したら、鬼のように画質が悪くなってしまっていて、とてもボールが見づらい。スポーツを録画するのにはビデオテープのほうが適していると友達が言っていたが、身をもって実感。どのくらいならテニスボールを苦痛なく目で追えるかとダビングしながら試行錯誤した結果、どうやら、3時間くらいなら違和感が少なく見れるようだ。それにしても、DVDは3倍録画みたいに時間を延ばすと、これほどまで画像が劣化するとは。。最初ダビングした2枚の分は明らかに失敗。。とほほ。

女子シングルスF
A・モレスモー 対 J・エナン
べつに何の賞金が出るわけではないけれど、僕が最初にしてた有償予想は、モレスモとフェデラー。つまり2人が勝てば予想的中なわけであって、フェデラーはともかく、モレスモーは予想してる人そんなに多くはないはず。僕は彼女に優勝してほしいから毎回懲りずに推してたけど。だから、エナンには悪いけど、モレスモーの応援をした。今日のモレスモーはものすごく調子がよくて、しかもなにか作戦を練ってきたのか、エナンを翻弄していた。なにより、以前は見られた、彼女のメンタルの弱さが今日は見られなかった。これは、やはり去年の年末のチャンピオンシップで優勝したことがきっかけとなってなにか吹っ切れたってことなんじゃないだろうか。もともとグランドスラムのタイトルを数個とっててもおかしくない実力者なのだから、メンタルの部分を克服したのなら、これからぽこぽことってくかもしれない。エナンは、胃かどこかを悪くして、決勝では珍しく棄権という結果に終わった。女子は上位に来る選手が固まっているので、結構予想が立てやすい。でもやっぱり、モレスモは予想している人少なかったろうなあ。やったあ、僕の予想まず女子は的中だあ。

1 2 3 4 5 6 7

 

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索