成り行き

2012年4月15日 日常
●僕は一度不穏な雰囲気になると、話しかけたりするのが恐くなって、話しかけるどころか目を合わすことすらできなくなるので、相手との不穏な雰囲気が決定的となる場合が多い。
でも、お互いに何があったわけでもないし、その不穏な雰囲気になっている外注のおじさんに、挨拶だけはきちんとしとこうと、帰りに「お疲れ様でした」といったら、向こうが話を振ってくれて、それで不穏な雰囲気を解消することができた。

それが一昨日の話。
それで昨日は帰りがけにその外注のおじさんと奥さんと一緒に2時間くらい外で話しこんで、口が痙攣しかかって抑えるのに必死だったけど、頑張って話した。

これで不穏な空気も解消されたわけだけど、僕のことだからまたいつそんな状況に陥るかもしれないと言う予期不安が酷い。

そのおじさんは若い頃相当悪かったらしく、今は丸くなって陽気、快活なだけだけど、やっぱり気が短くて、そういう感情を表に躊躇なく出す人なので、僕にとってはどこまで何をしゃべればいいのか考えてしまって気を使ってしまう。年もふた周りくらい違うし。


●兄貴の友人(Mさん)と会って外注の件の話をした。
僕の知ってることをすべて話して、Mさんも今の仕事の状況よりはいいと前向きに面談と工場見学の日取りを決定した。
しかし次の日に会社に話したところ、先に面談、工場見学をしてきた若い夫婦を取ることにもう決まったというそうで、今回は遠慮してほしいという結果になった。。
神は僕になんとしても外注になってほしくないのかしらん??
ちなみにうちの部署にもう1人若い契約社員がいる。
給料いくらもらってるの?と聞くと「10万くらいですね」と。
13万から保険引かれてやっぱそんくらいか。。

外注夫婦は続く限りは僕は解約社員のまま。
もし外注夫婦が辞めるようなことがあったらすぐにまたMさんを誘う旨を伝えた。
外注にならないとやっぱり話にならない。
もし、夫婦が長続き(一年以上)するようなら、僕自身も契約社員を続けるか、会社を辞めるかの選択をしなきゃいけなくなってくるかもしれない。


●僕は母親と兄との間に感情的なわだかまりというか溝のようなものがあって、実まこれまであまり会話をしてきませんでした。
しかし今回の僕が抑鬱状態になったとき家族から多大な献身を受けました。
母親は、僕の障害を案じて、将来のために自助年金に入ってくれていました。
そして僕が預けた生活費はすべて貯金してくれていたのです。
そのことを知ったのもそのときが初めてでした。
僕は自分を恥じました。どこかに「自分は愛されていない」というアダルトチルドレン的なものを心に宿して、母と兄貴の仲のいい関係をいつも諦めとともに自分はああはなれない、という羨望の対象で兄を憎んでいた部分もあったと思います。
一種のマザーコンプレックス。のようなものがアダルトチルドレンにはあるのは事実だと思います。
ですが、今回の家族の献身的なサポートのおかげで、家族の僕に対する愛情を痛いほど痛感しました、そして自分のひねくれていた心を恥じて、情けなくて涙が出ました。

それをきっかけとして、僕は再び、兄貴や母と以前よりも心を開いて話せるようになりました。幼い頃の自分ができていたほどの無邪気なコミュニケーションとまではいいませんが、その後作られていった溝は確実に低くなったと思います。
僕が酷い欝状態になったことは、家族の愛情を認識する、僕の中のアダルトチルドレンを幾許かでも解消する作用として働いてくれたとするなら、そういう意味で、経験しておいてよかったのかもしれません。

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