鉄輪巡り

2011年9月13日 日常
鉄輪巡り
鉄輪巡り
鉄輪巡り
●国木田くんと別府の鉄輪をうろついた。
昼飯をどこで済まそうかと思案しているうちに鉄輪辺りまできてしまい、そういえば別府に足繁く通っていたのにも関わらず、ここら当たりを散策したことがないことに気がついた。
温泉街、観光地ということで、どことなく敬遠していた節もあるのやもしれないが、よくよく見てみると、なかなか面白そうな地形をしている。
今まで大抵は温泉にはいるだけの目的で来て、出ると一目散に帰っていたが、歩いて見るといろいろな発見があるかもしれん。

昼飯探しに行き詰まりかけたとき、不意にここいらに移転したラーメン屋ふらりのことを思い出し、飯はそこでとることにした。
ふらりは、県外からも食いにくる大分では指折りのラーメン屋で、僕の感想としても大分では今のところ一番好きな味だ。
繁盛の甲斐あって店は移転し広い駐車場を設えていた。
平日火曜という最も人が少なそうな時にいったのに、すでに客が列をなし、僕たちが並んだ後にも次からつぎへ人がやってくる相変わらずの人気ぶりだった。
相変わらずの味は美味かった。メニューが若干変わっていた。
このまま人気を博し続けるといずれはチェーン店となり、マニュアル化され味も変貌してしまうのだろうかとふと思った。
鉄輪は、観光地的な舗装が施されて雑多な感じは希薄だが、温泉特有の情緒が醸されておりなかなかに味わい深かった。
ぶらぶらと歩いていると、何やら先のほうで視線を感じ目をやると車の中からもと会社の同僚である、さっさんと太郎とアベさんという不思議な組み合わせがいた。
太郎とさっさんは、ついこのあいだハローワークで会ったばかしだし、さっさんに至っては先だって湯布院へ行ったばかしだし、鉄輪のマニアックな路地で会うとはどれほどの遭遇率なのだ。
立ち話をほどほどして僕と国木田くんは足湯のある建物へ入りある気疲れを癒した。
途中に湯煙が轟々と立ち込めて木を覆っていたので下から写真を撮ってみると光と調和してとても幻想的な一枚になった。
かなり歩いてヘトヘトになったが、運動不足の僕にはこういう活動が必要だ。じゃないとトドになる。

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