圧倒的な

2011年1月22日 テニス
●いやぁ、錦織圭君負けましたね。
観客のたくさん入るショーコートでの試合。
出出し、明らかに動きが硬くて緊張していました。
それに加えて、右臀部に痛みがあったようで、第二セットから動きも格段によくなったのですが、全体的にトップ10の選手との差が浮き彫りになった試合でした。
昨年からナダルやジョコビッチ、そして今回のベルダスコ戦を見て思ったことは、彼らと錦織君の圧倒的なフィジカルの差です。

タッチ、ゲームセンス、これらはトップと遜色の無いくらいのポテンシャルをひめていると思います。
しかし、いかんせん錦織君は体の線が細すぎる。

技術の中には、フィジカルが伴って向上するものとそうでないものがありますが、ストロークやサービスの安定性や威力などは、前者に当てはまるのではないでしょうか。

強打してそれがはまったときの錦織君のショットは威力がありますが、ラリーの中での繋ぎ球を攻められたり、また相手の強打に押されてミスをする場面が多々ありました。

細く見えるフェデラーでさえ、錦織君と練習している動画を見ると、体の厚さの違いに驚きます。

どうやらコーチのブラッドギルバードも、フィジカルの強化が急務だといっているようです。

あのナダルも、もともとディフェンシブな選手でしたが、短期間で6kgもの筋力を増量させ、攻撃力が飛躍的に向上しました。

もともとの体の大きさも違いますが、だからこそ、彼らくらいの体には最低限仕上げていくことがトップの中で生き残っていくためには必要になっていくでしょうね。

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