●時とともに考え方は変遷していく。
僕の考えも色々と変わってきたけど、一時期の物凄いモラルの縛りみたいなものは比較的緩くなってきたように感じる。

僕には破壊に関する願望がある。
自分を破壊する願望。
別に自分の体を傷つけるとかじゃないよ。

もっと内面的な部分の自分の今までの道徳観とか価値観とかに対する反発、みたいなものかな。

だけど、その一方で、恐怖もある。
そういったものを壊して出来上がる「自分」が果たしてどういった人格を持ちうるのか。

今まで作り上げてきた僕のルールなり価値観が、僕のパーソナリティを形成し成長させてきたのと同時に、僕自身のパーソナリティを一定の枠にはめ、別の方向性への成長を阻害してきたわけでもある。

自分の中で戦争を起こして全てを壊してしまうのも悪くない。
そうすることで僕の中のパラダイムの劇的な転換が訪れるかもしれないから。

だけど、そうならなかったら?
ただ、今までの僕のモラルが崩壊して、ニヒリズム的人間に陥ってしまったら?
それが自分の中の抑圧に対するカタルシスになるか?開放になるのか?
はたまたさらに苦しむことになるだけなのか?

でも、今のままでは僕は頭打ちのような気がして、何か変化を求める声が高まってきている。

昔はいわいる無頼派が嫌いだったし、理解できなかった。
坂口安吾は、給料が入ると、一日で使い切ってしまったり。
それは、報酬に対する反逆、給料という概念に人生を拘束されないために。

でも今の自分の中には、そうしたような反逆の願望があることを感じているし、無頼派に対する憧憬があることをもう否定しない

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