●結局昨日はO君との食事以外は一日寝たような形になった。
さすがに今朝8時くらいには目が覚めたし、O君と午前中にシネマ5である『牛の鈴音』(http://www.cine.co.jp/ushinosuzuoto/)という韓国のドキュメンタリー映画を観にいくことになった。
機械も農薬も使わずに、長い間牛とともに農作業をしている。その毎日を頑なに固持して変えようとせず、老いた牛を自分の業だと苦労も苦しみも背負う。妻にも牛にも過酷な生活だが、夫もその代償を引き受けている。
妻は、常に人生の不幸を嘆き、夫に憎まれ口を叩くが、しかし根底には、夫婦の苦労を分かち合ってきた絆の深さがある。
実際、この生活は、苦しいものであり、とても現代的な生活に慣れ親しんだ人間には耐えられるものではないだろうし、この生活が、幸福であり美しいなんていうつもりも毛頭ない。
しかし、この夫婦の営みに、純化された人生が映し出されていることは確かだと思う。
人間の人生は煩雑に見えても、この夫婦の辿った生活の精神が誰のどんな人生にも脈づいている。
何故人は業を背負い、苦労を甘受するのか。
それは苦しみもまた、人生になくてはならない一部だからだろう。
不幸や憎しみもまた、ともに生きてきた人や生き物達との離れがたい愛情を形成するのだ。
だから、人はそれを自らの業として引き受けるのだと思う。
限りなく純化された生活を映し出すことによって、監督は人生に賛歌をささげている。
●映画の後、めじろん横丁にあるラーメン屋で昼食。
兄貴の陶芸品が置いてある店に言ってみたけど、おり悪く火曜は休みだった。
本屋に拠って、ぶらぶら、あがり症を治す本を買おうと思ったけど、読むのが先になりそうなので、止めておいた。
フォーラスのタワーレコードにいって、O君が、インスピレーションで、「偏頭痛を治す音楽」というのを買っていた。
ほんとに治るのなら是非貸してもらいたい。
やることがなくなったので解散。
マンションに帰って何をしたかというと、やっぱり寝た。
さすがに今朝8時くらいには目が覚めたし、O君と午前中にシネマ5である『牛の鈴音』(http://www.cine.co.jp/ushinosuzuoto/)という韓国のドキュメンタリー映画を観にいくことになった。
機械も農薬も使わずに、長い間牛とともに農作業をしている。その毎日を頑なに固持して変えようとせず、老いた牛を自分の業だと苦労も苦しみも背負う。妻にも牛にも過酷な生活だが、夫もその代償を引き受けている。
妻は、常に人生の不幸を嘆き、夫に憎まれ口を叩くが、しかし根底には、夫婦の苦労を分かち合ってきた絆の深さがある。
実際、この生活は、苦しいものであり、とても現代的な生活に慣れ親しんだ人間には耐えられるものではないだろうし、この生活が、幸福であり美しいなんていうつもりも毛頭ない。
しかし、この夫婦の営みに、純化された人生が映し出されていることは確かだと思う。
人間の人生は煩雑に見えても、この夫婦の辿った生活の精神が誰のどんな人生にも脈づいている。
何故人は業を背負い、苦労を甘受するのか。
それは苦しみもまた、人生になくてはならない一部だからだろう。
不幸や憎しみもまた、ともに生きてきた人や生き物達との離れがたい愛情を形成するのだ。
だから、人はそれを自らの業として引き受けるのだと思う。
限りなく純化された生活を映し出すことによって、監督は人生に賛歌をささげている。
●映画の後、めじろん横丁にあるラーメン屋で昼食。
兄貴の陶芸品が置いてある店に言ってみたけど、おり悪く火曜は休みだった。
本屋に拠って、ぶらぶら、あがり症を治す本を買おうと思ったけど、読むのが先になりそうなので、止めておいた。
フォーラスのタワーレコードにいって、O君が、インスピレーションで、「偏頭痛を治す音楽」というのを買っていた。
ほんとに治るのなら是非貸してもらいたい。
やることがなくなったので解散。
マンションに帰って何をしたかというと、やっぱり寝た。
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