●他人がどんな生活をしていて、どんな考えを持っていて、どんな趣味があって、どんな行動をしているのか、とか人に興味を持つことは、その人を知ることができるだけでなく、そこから自分の生活に役立ったり新たな楽しみとなる情報を取り入れることができ、人生がより豊かに広くなる。
というのが望ましい人への興味の持ち方だと思うわけだけど、仕事をしていると、それ以外の他人に対する興味の示し方もまたちょくちょく見かける。
自分の主観と対比させ不満を持つためだけに他者の行動に興味を持つような人もいるわけで、全く関係ない部署の人が残業が多かろうが少なかろうが関係ないと思うのだが、残業していると「またわざと残業している」などと邪推したり、「作業もせんとおしゃべりが多い」などと腹を立てたり、「自分はこんなきつい仕事をしているのにあの人はあんな仕事しかしてない」と言ったり、とまあ、これはたとえ話だけど、実際にこれに似たシチュエーションにちょくちょく遭遇するわけである。
そんな不満を持つためだけに人の行動を監視しているような生産性のない興味の持ち方をしてもその人自身も楽しくないだろうにと思うのだけど、他者への不満をもつこと自体がフラストレーションのはけ口になるということが矛盾にならない人達も実際にいるようだ。
もちろん自分一人でその不満を溜め込んでいてはフラストレーションのはけ口にはならないわけで、それは発散する相手が存在しなければならなくなるわけだけど、たとえば僕も度々そういうことを聞く立場になるにつけ、自分の身に降りかかったことへの不満ならいざしらず、全く自分に関係ない他人の行動に対してそんなに不満を持ってイライラ怒って何になるのと、そしてその怒りを関係のない人たちにまで向けたりすることも理不尽極まりないわけであって。
もっと前向きな興味の持ち方でする他人の話なら聞いてるこっちも気持ちいいのだけど。
なんだか、意図的に自分を不機嫌な状態へ押しやっていってるような気がして、もっと他者と自分の比較を止めて、受け入れるというか、気にしなければ心も快くいられるだろうに。
とか思うのであった。

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