ワーキングプア、貧困労働層。
日本では、年収が200万以下の労働者が1000万人を超えたらしい。
働いても苦しい生活から抜け出せない。
この現象は、日本だけでなく、市場競争の高い国々に見受けられる。
グローバル化が推し進められる中で競争は国内だけに留まらず、さらに過酷なものになっていく。
日本でも問題視される非正規雇用の労働者は、日本では30%、韓国では50パーセントにものぼる。
市場原理主義が我々を幸福へと導いてくれるという幻想は当に崩れ去った。
国が市場にもっと積極的に介入せざるを得ない事体に発展している。
各先進国はそれぞれに対策を打ち出しているが、日本はいったい何をしているというのか?
このままでは日本の貧困率はますます増加の一途を辿るだろう。
金融資本主義は、富める者と貧するものの二極化を進める。
一億総中流などというのはもはや見せかけの鍍金に過ぎない。
明日をも知れない不安な未来を抱えているのは、若者達の中にも増えつつある。
かくいう僕も派遣だから、将来に対して不安はある。
だから、この資本主義を利用して自分で道を切り開くしかないと思ったのだが、僕は実家暮らしだからそれが出来る部分もある。
非正規雇用の低賃金労働者は、一人で暮らしていくのでもカツカツな人が多い。わが身をすり減らして長時間働いても、得られる賃金は、正規社員と比べるべくもない。
そんな人たちの中には、一人だけでなく、子供や家族を養っている人たちもたくさん含まれているわけだ。
少子化が問題視されるが、むべなるかな。一人でもカツカツなのに、家庭を持ち、子を育てることへ踏み込める人が増えるわけがないではないか。
ユーチューブでワーキングプアの番組の動画を見た。
http://www.youtube.com/watch?v=M12cqKOfXec&eurl
イギリスなどに比べ、日本の対策はまだ甚だ貧弱といわざるを得ないし、企業の協力体制も整っていない状態なんじゃないだろうか。
市場に任せるばかりでは、労働者は、企業の欲の道具に成り下がる。
以前のような家族的資本主義なら、労働者を育て、大切にする土壌があった。
しかし今の金融資本主義では、利益の下で労働者は人間としての尊厳すらも奪われかねない。
確かに日本の若い世代なら選ばなければ職があるのかもしれない。食っていくだけならできるのかもしれない。
しかし物事はそう単純ではない。
人はただ生きるのみの存在ではではない。どう生きるかが重要なのだ。
一人一人に違う人生がある。
動画の最後に出てくるホームレスの岩井さんのように、その過去により、人との関係を絶って来たがために、就職できなくなってしまう例もあるのだから。
その人に適した仕事を見つけられる場が、日本は少なすぎるのではないか。
国家には国民の命を保障する義務があるのではないのか?
国家にしろ企業にしろ、目先の利益ばかりに目を向けるのではなく、今一度人材の育成に力を入れ、またそういった人材が集まるために自社の仕事に対する具体的なアピールを積極的に行い、働きたいと欲する側とのニーズのずれを埋めるための場を作り出していくべきではないだろうか。
上の動画は少々長いが是非見て欲しいと思う。
岩井さんが、涙を流したとき、僕も涙が止まらなかった。
このような人が何故、幸せになることができないのかと歯がゆくて仕方がなかった。
素晴らしい人材が、社会の機能不全の中で埋もれていく。
彼のような多くの埋もれている人間を救い出す対策が急務だ。
日本という国の未来がかかっている。
人間の尊厳まで奪える資格を有するものなど、この世に存在しないのだ。
日本では、年収が200万以下の労働者が1000万人を超えたらしい。
働いても苦しい生活から抜け出せない。
この現象は、日本だけでなく、市場競争の高い国々に見受けられる。
グローバル化が推し進められる中で競争は国内だけに留まらず、さらに過酷なものになっていく。
日本でも問題視される非正規雇用の労働者は、日本では30%、韓国では50パーセントにものぼる。
市場原理主義が我々を幸福へと導いてくれるという幻想は当に崩れ去った。
国が市場にもっと積極的に介入せざるを得ない事体に発展している。
各先進国はそれぞれに対策を打ち出しているが、日本はいったい何をしているというのか?
このままでは日本の貧困率はますます増加の一途を辿るだろう。
金融資本主義は、富める者と貧するものの二極化を進める。
一億総中流などというのはもはや見せかけの鍍金に過ぎない。
明日をも知れない不安な未来を抱えているのは、若者達の中にも増えつつある。
かくいう僕も派遣だから、将来に対して不安はある。
だから、この資本主義を利用して自分で道を切り開くしかないと思ったのだが、僕は実家暮らしだからそれが出来る部分もある。
非正規雇用の低賃金労働者は、一人で暮らしていくのでもカツカツな人が多い。わが身をすり減らして長時間働いても、得られる賃金は、正規社員と比べるべくもない。
そんな人たちの中には、一人だけでなく、子供や家族を養っている人たちもたくさん含まれているわけだ。
少子化が問題視されるが、むべなるかな。一人でもカツカツなのに、家庭を持ち、子を育てることへ踏み込める人が増えるわけがないではないか。
ユーチューブでワーキングプアの番組の動画を見た。
http://www.youtube.com/watch?v=M12cqKOfXec&eurl
イギリスなどに比べ、日本の対策はまだ甚だ貧弱といわざるを得ないし、企業の協力体制も整っていない状態なんじゃないだろうか。
市場に任せるばかりでは、労働者は、企業の欲の道具に成り下がる。
以前のような家族的資本主義なら、労働者を育て、大切にする土壌があった。
しかし今の金融資本主義では、利益の下で労働者は人間としての尊厳すらも奪われかねない。
確かに日本の若い世代なら選ばなければ職があるのかもしれない。食っていくだけならできるのかもしれない。
しかし物事はそう単純ではない。
人はただ生きるのみの存在ではではない。どう生きるかが重要なのだ。
一人一人に違う人生がある。
動画の最後に出てくるホームレスの岩井さんのように、その過去により、人との関係を絶って来たがために、就職できなくなってしまう例もあるのだから。
その人に適した仕事を見つけられる場が、日本は少なすぎるのではないか。
国家には国民の命を保障する義務があるのではないのか?
国家にしろ企業にしろ、目先の利益ばかりに目を向けるのではなく、今一度人材の育成に力を入れ、またそういった人材が集まるために自社の仕事に対する具体的なアピールを積極的に行い、働きたいと欲する側とのニーズのずれを埋めるための場を作り出していくべきではないだろうか。
上の動画は少々長いが是非見て欲しいと思う。
岩井さんが、涙を流したとき、僕も涙が止まらなかった。
このような人が何故、幸せになることができないのかと歯がゆくて仕方がなかった。
素晴らしい人材が、社会の機能不全の中で埋もれていく。
彼のような多くの埋もれている人間を救い出す対策が急務だ。
日本という国の未来がかかっている。
人間の尊厳まで奪える資格を有するものなど、この世に存在しないのだ。
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