僕の親父はギャンブルで借金してるらしいと噂で聞く。
真相は家族にも言わないから恐ろしいが、給料はほぼギャンブルに消える。
何がいいたいかというと、僕には親父の血が流れている。
つまり僕にも山っ気があるということなのだ。

思えば、大学時代、パチンコでビギナーズラックで買ったもんだから、はまりかけて、前を通るたびにパチンコ屋に入って金がなくなれば銀行に行って下ろすところまでいったとき、やばい、これでは親父と同じだ、とパチンコを断ち切った。
僕は多趣味で、パチンコ以上に熱中できるものがあったのも良かったのかもしれない。

読書や映画、テニスや筋トレ。
自分に問うた、自分を成長させ、自分の将来に繋がることを優先させてやらなければいけない。

だから、パチンコはすんなり切れた。はまりかけた時期もあったが、結局それは一月ぐらいだった。

株は、ギャンブルではない。
しかし、やり方によってはギャンブルにもできる。

それは、まさに欲との戦いである。将来を焦る焦燥感との戦いである。
確かにギャンブル的な投資で劇的に資金をあげる人もいるが、それはとても確率が低い。
将来を見据えるのなら、着実にこつこつ行くのが堅実で危険性がない。

株とパチンコが違うところ。
株は自分の将来に通じるものだ。
自分の将来を切り開くものだ。

僕は僕の血に潜む山っ気をコントロールし抑制し続けていかないといけない。

それは簡単なことだと思っていた。
しかし、今回のことでそれがとても難しいことだと気付いた。
僕の山っ気の遠因は、一刻も早いうちに夢の為に勉強できる時間を作らなければ、という焦燥感だ。
最初のうちは、こつこつやっていても、さらに早く、さらに早く、と思ってしまう。
その圧力はかなりきついのだと思う。
しかし、冷静にならなくてはいけない。
夢も欲望の一つに過ぎない。
株をする上で、欲を絡ませると、冷静な判断を見失う。
夢と株は切り離して考えていかなければいけないのだと思う。

欲望をコントロールするのは、感情をコントロールするのと同様に難しい。

コメント

kaj
2009年6月21日19:10

あう、それは遺伝形質では無かった筈ですが(^_^;)
でもって、最近は「病名」扱いされてますけども(どうやら人道的に問題があるとの事で外科的療法は中止されてるはずですが)どうも、なんか「しっくりこない」です。
んとね、
感情表現の制御と言う事でしたら演劇系のワークショップに参加してみる事がお勧めでしょうか(あ、実施済みでしたら余計なお世話で申し訳ないm(__)m )
あれは(ギャラを頂戴できるレベルとなると「お話」は別ですが)確実に「見られている自己」と「演じている自己」の差分を意識的に制御して無くさないと、見られる代物には成りませんから、結構、楽しかったのを覚えています。

キタム
2009年6月27日13:22

>kajさん
山っ気気質というより、すぐに頭に血がのぼりやすいってかんじですかね^^;
ギャンブル依存症は、病気扱いされていますね。
医学会の報告では、パチンコなどのギャンブルをすると、麻薬と同質の快楽物質が脳内で作り出されるそうです。中毒になるとは、ギャンブルを解した快楽中毒、つまり麻薬中毒みたいな感じの依存症という感じでの病気扱いなのではないかと思います。

演劇系のワークショップ、興味ありますね~。
お笑い芸人や俳優などでも、自分を演じて見せないと不安で仕方がないという人や、素と随分違う人がいますが、僕も人前などが苦手なので、そういう術を覚えることで乗り越えられればいいかなと思います。

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