春の憂鬱

2009年3月30日 日常
春を好きでいたかった。
でも実際のところ、僕は春が大嫌いだ。
心地よい陽気、新たなる旅立ちの季節。
綺麗な花々。美しい桜。
ああ、大好きさ。これ等をどうして愛さずにいられようか。

でも、それでも僕は春が大嫌いだ。

ああ、今年も相変わらず苦しんでいるわけさ。
杉が終われば檜がくる。
僕の苦しみは、約3ヶ月、4月の終わりごろまで続く。

あの目に見えない悪魔。
僕の鼻腔に入り込み、大量の粘液を放出させ、そして粘膜を崩壊させる。くしゃみは留まることを知らず、喉はあれ、空気を通すはずの器官の3つのうち2つをふさがれ、味もわからず、常に眠く、集中力も続かない。
大好きなはずの春、それをもっとも憎きものへと変貌させる杉や檜の子供たち。

試しに鼻の毛をすべて剃ってみた。
一時はスウスウと鼻の通りがよくなったかのように思われたが、次の日の朝、ものすごい鼻のつまりと、得もいわれぬ気持の悪さで目覚める。
毛は重要な役割を果たしている。花粉や埃をせき止め、粘膜を守る。
毛を剃れば、今まで以上に粘膜が荒れることは考えれば当然である。
喉は腫れ、その不快感といえば形容の仕様が無い。

ついに鼻をかむと血まで滲み出した。
それ以来、ハナノア(http://hint.kobayashi.co.jp/hananoa/)で鼻うがいを、コロロ(https://shop.saraya.com/item/detail/111823051916281149.html)でうがいを一日に何度もしている。そして、以前病院で処方された粘膜の傷を治癒する薬も飲んでいる。
他の体はいたって健康なのに、鼻と喉だけは満身創痍である。

うがいのおかげで、昨日今日と回復の兆しが見え出した。

春は、一番嫌いな季節である。

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