場数を踏んでこそ本物の知識となるのね
株の勉強をしてて思うんですけど、本を読んでも、実践を積んでないと、その理解度が全然違うんですね。

『たった7日で、株とチャートの達人になる』って本があるんですよ。
良い本なんですが、7日で達人に慣れるわけありません。
以前、株を始めて間もないころに読んだのですが、理屈はわかるんだけど、どうにも身になってないような感覚がします。
それは、実際の取引をそんなにこなしていないからだったんですね。

昨日から読み返してるんですけど株を本格的に再開してまだ3ヶ月くらいですけど、ザラ場中ずっと見て取引してたら、いろんなチャートのパターンを目にしてるわけで、以前この本を読んだときよりもものすごく実感としてよくわかるし、理解も深いし、身になってる感があるのですよ。

いやあ、あらためて、実践というのは大切だなあと思いますね。
なんて言うんですかね、人間って頭だけで生きてるわけじゃないじゃないですか、やっぱり知識って頭だけじゃなくて、こうやって五感をフルに使って、まさに体験してこそ本物の知識として身につくんでしょうね~。

僕は、人前で緊張する癖があるので、頭の中の理屈でその緊張を取り去ろうとするわけですが、なんともうまくいかない。
理屈では、人前で緊張しないはずなのに、結婚式のスピーチでテンパって右頬に痙攣が起きたりとか、変な冷や汗掻いたりだとかするわけです。実際、この緊張がなくなれば、僕の人生かなり開けてくると思うんです。右頬の痙攣がなくなることは天国を意味するでしょう(笑)
やっぱり、あれですね、脳が理屈をわかっていても、他の組織の細胞はわかっていないわけです。脳は思考で発達するとすれば、他の細胞は、経験で発達し、その細胞と脳がしっかりと結びついたときに、経験を伴った知識として有効に作用するんでしょうな。

じゃあ、細胞に覚えこませるには、どうするのかっていうと、以前テレビでやってたんですが、これはもう場数を踏むしかないわけで、そういう場にでることを繰り返すことで刺激に慣れさせるしかないそうです。楽な道はないんですね(笑)
そういえば株でもあんなにドキドキしてた日々が嘘のように、今ではまったくドキドキしないですもんね
でも、方法は合理的、効率的にすることはできるでしょう。
いきなり、見ず知らずの人たちの前に立たされたりとか、そういうのは単なるスパルタです。
最初は、自分のそういった性質を知っている、理解のある人たちの前から始めるといったような、段階を踏んでいくというカリキュラムを組んだ訓練法がどこかにないものでしょうかねぇ。
そういった自助サークル的なところでもいいんですけどね。
これはかなり僕の中で切実な問題でして、いつかは乗り越えないと成熟した大人になっていけないと思っています。

アメリカとかだと、そういうサークル的な活動たくさんありそうですけどね。
てかアメリカは、そういうトレーニングを義務教育の学校で取り入れてるっぽいですけど、日本でもやっててほしかったなぁ、はぁ。。

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