診察ウゼー

2008年7月5日
診察ウゼー
今日は、午前中に頑張って起きて、病院に診察に行ってきた。
行きがけに金を下ろしたんだけど、ほんとマジで金がやばいです。
病院代がすんなり頭から抜けていただけに。
しかもそういうときに限って採血とかするし。。。
採血しながら看護婦さんとテニス話。
そういえばこの看護婦さん、どこかのテニスサークル入ってるとか行ってたな。僕が入るかもしれないテニスサークルにいたら受けるなw

採血のおかげで、診察と薬代あわせて5千円くらいになった。
夜から飲み会だけどまだまだ時間もあったので、喫茶店で、読書。
漱石の「門」を読み進める。
夕方からシネマ5にいって映画を見る。
『つぐない』という大河ロマン的な作品で、人間の非常な運命とその購いを如才なく見せていて、良作。
キーラ・ナイトレイが美人過ぎる。
原作がイギリスのブッカー賞(日本の芥川賞見たいなやつだと思う)を取っているので、もとのストーリー自体骨太だもんね。
そういえば同様にブッカー賞をとった『日の名残り』の映画を良かったなぁ。

夜から同僚の送別会。
僕はこのあと、同量のK君と合流してシネマ5で「特集 増村保造×若尾文子」を見にいく予定があったので、一次会で退席するつもりで抑え気味に飲んだんだけど、それでもしたたか酔ってしまって、2本ある映画のうち一本をキャンセル。
二次会も少しだけ出席して酔いを醒まして、11時からの2本目からシネマ5に行く。
見たのは『刺青』。
K君とも話したけど、この時代の作品は、視覚に映る動作から得るリアリズムというより、情感に訴えてくるリアリズムの描写がすごい。
演出自体は過剰に見えても、それが逆に僕たちの心の描くリアルにマッチして、なんともいえない人間くささや恐ろしさを印象付ける。
僕たちの視覚に映じるリアルと、心に思い描くリアルの違いをこの時代の監督たちは鋭く判別し、演出できているのがすごい。
もちろん、演じる役者たちの演技力も現代では中々見られない、まさに役者であって、中でも若尾文子の妖艶さ際立つ。
これは虜になるわけだ。
日本を代表する大女優だな。

このあと、二次会のカラオケにK君も誘って舞い戻り、またしばらく歌って午前3時ごろ帰宅した。

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