歴史と哲学な一日

2008年4月19日
起きたらもう日が暮れている。
散らかり放題の部屋を片付けなきゃと思いつつ、心地よい布団から中々出られずにもじもじしていたが、ただ睡眠のみという無為な一日にすることは、大いなる人生の損失だと思い、気力を振り絞って蒲団から這い出し、着替えて顔洗って、歯磨いて、街へと飛び出した。
行き先はシネマ5。
今日観た映画は『ここに幸あり』。
何もかもを投げ出された男が、今まで圧し掛かっていた様々な重荷から開放されて、真の人生を謳歌する映画。
作品自体もあっけらかんと作ってあって、その手の抜き加減が逆に人生の安逸を表現しているようで、身も心も軽くなったような気がした。
しかしながら、そういった監督の遊びの中に含有している、世のなかに対するシビアな非難は、しっかりと受け取っていかなきゃならんなと思ったわけで、一度、無益なプライドや責任や、思い込みを洗い出して、再整理することで自身の身を軽くすることが人生を豊かにするって事なんだとか思ったわけで、人生における愚行とはなんなのか、既成概念にとらわれずに把握しなおさなきゃな。

帰宅して、部屋の掃除はそっちのけで、連合赤軍のガイドブックとニーチェの「この人を見よ」を飽きてはそっち、飽きてはこっちと併読する。
連合赤軍、大変面白いけど中々読み進まない。
ネットで、当時の写真や動画を検索したり、ウィキペディアで調べたりしながらだからだと思うけど。
ニーチェの「この人を見よ」は読むのが早すぎた。
まだニーチェの著作ぜんぜん読んでないのに、いきなり総括を読み始めた感じ。
一度は最後まで読むけど、その後ニーチェの本全部読んでから、再び再読せなあかんな。

という作業を続けながら、気付いたら朝だったので、もう寝る時間だと就寝w

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索