元右翼の同僚。

例の元右翼の同僚が、土曜日で仕事を辞めた。
同僚と知り合って一年くらいかな？？

彼は会社の中でも異彩を放ってた。
そこら辺の悪とは違う、こいつは本物だ〜（笑）てな風に。

その見た目から、実は僕は最初すごく警戒してた。
一緒のラインになって、彼は、何故か僕に親しみをいだいてくれた。同い年というのもあったからかな。
でも僕は、持ち前の人見知りと、僕と性格が正反対だという偏見から、なかなか心を開かずにいた。
その頃僕は、同じラインの他の同僚とちょっとギクシャクしてて、一人ロッカーで飯を食べてた。
同僚の飯の誘いも断っていた。だけど彼は何度も根気強く誘ってくれて、ついに僕をロッカーから引きずり出した（笑）

同僚は、夏場、会社の帰りに僕をバイクの後ろに乗せて送ってくれた。そして、彼と一緒にいる時間が段々長くなって、色んな話をしたし、お互い困ったときに相談乗ったり助け合ったりした。
彼は、その見た目に反してw、意外に古風で、そしてとても人間ができている大人だったちょっと強引なところもあるけど（笑）
演歌や懐メロが大好きなのも、僕と似てるw
意外に精神的にもろいw
気が付けば、僕は同僚に完全に心を開けるようになっていた。
僕達は会社でもっとも仲のいい仲間たちになった。

僕は、最初見た目で彼を判断してしまった。
人は見た目じゃない。人の内面は、話してみないとわからないのだから。
同僚は、誰でも快く受入れる見た目で判断したりしない。
僕はそんな彼の懐の深さが好きなのだ。

今では、根気強く僕に話し掛けてくれて、僕の心を開いてくれたことを感謝してる。
ありがとう。

その性格なら、接客がいいんじゃないかな。
どこでもうまくやっていけると思う。

とりあえず、1年と9ヶ月お疲れさま。
これからも、よろしくね。