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結婚15年目の記念日の夜、映画プロデューサーの夫が酔っ払って大勢の客を連れてきたことから、平凡だが満ち足りた日々を送っていると信じ込んでいた主婦ジュリエッタ(ジュリエッタ・マシーナ)の憂鬱が始まり、やがてそれは幻想と現実、過去とが錯綜する世界へと変じていく…。
『8 1/2』で男の想念を描いた名匠フェデリコ・フェリーニ監督が、続いて女の想念を描いたとも思しき作品。フェリーニ映画初のカラー作品でもあり、豪華絢爛たる色彩美を強調したイメージの羅列はまさに彼の独壇場ともいえるもので、神秘思想的、大道芸的なそれらは時にシュールで掴みづらいところもあるにはあるが、フェリーニ映画の永遠のヒロイン、ジュリエッタ・マシーナの魅力がそれを巧みにカバーしている。フェリーニ・ファンならずとも一見の価値ある秀作である。
『8 1/2』よりもわかりやすくて面白かったです。
現実と幻想の混交はフェリーニの作品の特徴ともいえますが、カラーだからか、僕の頭がやたら混乱することもなく、すんなりとフェリーニの世界に浸ることができました。ですがやっぱり、フェリーニ作品は、ある程度、ストーリーがしっかりしているのの方が好みです。
ジュリエッタマシーナは相変わらず素晴らしいですね。

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