DVD 日活 2005/05/21 ¥3,990
自由に生き、多くの男を愛し、逞しく生き抜いた女性の姿を描いた今東光による原作を鈴木清順監督が映画化した人間ドラマ。舞台美術のようなセットや主人公を演じた野川由美子のポップな魅力など、今見ても新鮮で飽きさせない清順輪ワールドが全開。
清順の作品というのは、あれだ、モダン。そう野川由美子だけではなく、監督の作品自体がポップだなあと思うわけです。
人生は山あり谷ありですが、辛い場面はあっても、全体的に彼女は人生を前向きに明るく捉えています。それはとても逞しい。
飄々と幸せに生きる、それがどれだけ難しいか。幸せには不幸の味も含まれるのでは。不幸がなけりゃ幸せじゃない。だって人生だもの。山があって谷がない平板な道の何が楽しいのさ、ってな感じに生きられたらと、彼女を羨ましく眺めました。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索