人というのは、ある程度の期間つきあっていないと見えてこない部分が必ずあります。

外見どんな風に見えても、その人がどんな過去を背負っていて、想像とは違った面を持ち合わせていることなど、そういうことはある程度相手を知っていかないとわからないことです。

僕が、知り合った元右翼の同僚も、過去は、悲しいことがあり、人を好きになれなくなったそうです。彼が、ようやく好きになりかけた彼女の過去もそれは凄惨なもので、そのせいで今回悲しい結果を招きました。

現在の生活が荒れているように思える人の多くは、辛い過去を背おっている場合が多いのだと、この二人を見て、強く実感します。

逆に考えれば、彼らは、自分たちが辛い過去を背負っている分だけ、辛い境遇の人に理解が示せるのかもしれません。
少なくとも、その過去で人を遠ざけたり、重いからと拒否したりはしないのだと思います。
同僚も、見かけによらず聞く耳、理解しようとする心を持っています。
だから、僕は、自分の障害のことや人間不信のことを話しました。
それは、彼が僕を信頼して、自分の胸の内を打ち明けてくれたから僕も話したわけです。

人には、色々背負っているものがあるなあ。
二人して、そんなことを言いながら溜息をつきました。

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