映画 『阿修羅のごとく』
2007年5月6日 映画〔邦画〕
DVD 東宝 2004/06/25 ¥6,300
女性の視点、ということになるでしょうか。
お袋、と母を呼びますが、すべてのことを包み込んで、納めてしまう存在が母であり、妻であり。
だけど、阿修羅になるのは家庭を守るためですからね。
最近思うのは、女性に限らず、人間というのは阿修羅だということですね。
昭和54年の冬、久しぶりに集まった竹沢家の4姉妹(大竹しのぶ、黒木瞳、深津絵里、深田恭子)は、70歳を迎える父(仲代達矢)に愛人と子どもがいることを知らされ、それを機にそれぞれが抱える人生の悩みに直面していく……。向田邦子さんのドラマというのを見たことないですし、小説も読んだことないんです。ですから、今回初めて向田作品に触れたことになります。
かつてNHKで放映された向田邦子・脚本の名作ドラマを、『失楽園』『模倣犯』などの才人・森田芳光監督が映画化。昭和後期の女性たちの生きざまが、現代にも巧みに訴えかける普遍性を伴いながら、観る者に心地よい感動を与える秀作である。姉妹それぞれのキャラクター分けも非常にうまくいっており、また森田演出ならではの温かみあるユーモアセンスも好調。またTV版で次女を演じた八千草薫がここでは姉妹の母に扮し、まるで作品全体を包み込むような圧倒的存在感を示している。フレンチ・ジャズ『ラジオのように』を日本家屋の風景にかぶせた大島ミチルの音楽も快調。
女性の視点、ということになるでしょうか。
お袋、と母を呼びますが、すべてのことを包み込んで、納めてしまう存在が母であり、妻であり。
だけど、阿修羅になるのは家庭を守るためですからね。
最近思うのは、女性に限らず、人間というのは阿修羅だということですね。
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