僕と最近仲良くしている同僚は、経歴が、右翼からやくざの運転手らしいです。

ですが、本人は堅気になろうと思っているらしく、ここで働いて、そのあとは、ちゃんと昇級のある会社で、働きたいと言っています。30までには。

しかし、育ってきた土壌が違うため、周りと浮いているし、みんな恐がって敬遠しがちです。
僕だって、彼とは全く育ってきた環境も性格も内面も、僕が思うに外見も全然違うはずなんですけど、何故彼が僕に好意を寄せているのか、そこがさっぱり分からないです。

僕は彼を否定しませんが、自分の生き方とあまりにもかけ離れている人とのコミュニケーションは、いささか不安を覚えます。
ましてや、彼のような経歴を聞くと、やはり、どこか恐ろしさを感じずにはいられないのは正直なところです。恐ろしさとは、その同僚が恐いとかそういうことではなくて(人間的には、よい人間です)、彼の環境に飲み込まれかねないことに対する恐怖心です。
ですから、僕は毅然とした態度で、彼の誘いを選別し、断るべきことは断らないといけないと思っています。

それが、その同僚とのつきあい方の大前提だと思ってます。
もし彼が、自分の生き方を強要してくるようなことがあれば、僕はその同僚をもはや受け入れることは出来ません。それは大人同士の人間関係のあり方として、当然のことだと考えています。

一抹の不安を禁じ得ないとすれば、それは、彼のそういった誘いがあるかどうかに対する不安ではなくて、誘いがあった場合に自分の心の強さを計りかねていることに対する不安でしょう。

彼との友達づきあいが、完全に気の置けないものとなるには、彼が僕の生き方を肯定し、介入しないということを僕が認知することが必要になってきます。

コメント

kaj
kaj
2007年4月21日20:31

...ご自身でも気づいて居られるじゃありませんか?
>僕は彼を否定しません
是が、彼が貴方を疎まない理由。
で、そちら側に居る彼は別のサイドの友人を決して裏切れません...それは、そのまま自己否定につながってしまうので♪
逆を言えば、彼がそちら側の人間である限り、彼は貴方を友人と思っていられるのでしょうが、貴方と同じ側に来てしまった際に、さて、彼は自分自身を見つけられるのか?私には、その方が悲しく思えて成りません。

キタム
キタム
2007年4月23日0:19

はい、おそらくはそれが彼が僕に好意を持つ理由だと思うのですが、他にも彼を否定しない人は少なからずいるんです。それも、僕よりも、もっとその同僚と同じ側にいると思われる人間もいるんですけど、だけど僕ってところが、少し不可解ですね。
kajさんのおっしゃることを自分なりに解釈してみました、間違っていたらすいません。
つまり、その大人同士のコミュニケーションのあり方とは僕の側から見た解釈であり、彼の側には、そのような視点は存在しないかもしれない、故に、彼がもし僕の望むように僕の生き方を受け入れ強要しないという立場を取ることになれば、それはすなわち、彼の立ち位置が、僕の側に若干なりともシフトしたことを意味して、それはそれまでの自分の生き方、すなわち自分自身を否定してしまうことになってしまう。ということでしょうか。
願わくば、彼の側も僕の生き方を肯定し、自分の生き方を強要しない、という視点を持ったものであることを願うばかりです。

kaj
kaj
2007年4月23日1:49

悲しい事には(これには、一抹の傲慢さを含まざる得ないためある意味心苦しくもあるのですが)既に、そちら側にてしまっていると言う事実は、余程の行幸が無い限り、残念ながらキタムさんサイドへの移行は不可能であると言う事実と同義です。
...それほどまでに結束を強めない限り、カウンターでしかない彼らのコミュニティは存立し得ない。足抜けを簡単に許すほどには甘くない...それこそが、彼らのコミュニティを成立させている肝でも在るのですから。個人は抹消されます、そうで無かれ場¥ば、コミュニティは存立し得ないのですから。
私達にできることは、只彼の夢想に嘘を承知で答えるか黙殺する事も含めて今迄どおりに接するかの何れかしかありません。
...残念ながら、選んでしまったのは彼自身なんですから(^_^;)
我々は、同じ臭いを知るものでありながら、見捨てるしか出来ないのですよ、多分ね。

キタム
キタム
2007年4月25日4:22

あ、僕は、彼の立ち位置をこちらに移行させようと望んでいるわけではないですよ。
彼らの生き方が僕の理想とは矛盾しているとしても、彼らのような生き方を否定しては、それもまた僕の理想とは矛盾していることになりますから。だから、僕の取っている態度は、僕の理想は僕一人に留めて、他の人には強要しない、つまり、他の人の生き方(例えそれが僕の理想とは正反対のものでも)を是認して受け入れていくというものです。すると、誰かを傷付けることを受け入れていることにもなりますが、誰かの価値観を受け入れないことから迫害や独裁や様々な軋轢は生まれてきているんじゃないかと思うので、やはりその人の思想や立ち位置の批判や否定は出来ません。僕が出来ることは、自分の考えを求められれば述べる、ということくらいしかできないんだと思います。
僕が願うのは、色んな立ち位置の人が、争わず、いがみ合わず、僕も含めて、一人でも多く仲良くできていけばいいなってことですね。これが実に途方もない理想なのですが^^;

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