愚直に生きる

2007年3月8日
実は、数日前に二日だけ、佐賀にいる兄がマンションに帰ってきていました。

兄は、27か28くらいから陶芸家を目指して現在修行中ですが、その先生が陶芸教室を開くとのことで、その助手を務めるために引っ越さなくてはならなくなり、手続きのため返ってきたのです。

兄は、もう30です。
親戚や、周りからは、定職に就いていないことをいつもチクチクといわれています。しかし、兄は実にひょうひょうと我が道を行っています。
そんな兄を強いなあと、僕はうらやましくみていました。
僕はというと、体裁ばかりを気にして、周りから言われることを恐れ、自分の道に踏み出せないでいますから。

兄と話しました。
兄は言います。
「夢を追うなら愚直にならなきゃダメだ」
夢を叶えられるかも知れない唯一の道は、夢をあきらめずに信じたことをやり続けることです。自分がやってきたことを途中で辞めたら、夢は本当の夢で終わってしまいます。
自分の信じたことをいつまでも、何歳になってもやり続ける。
当然、親や親戚、また夢は夢として、現実の生活の中、生きることを選択したもの達の眼には、「いい年になっていつまでそんなことしてるんだ」と思う人も出てくるし、愚かにも映るでしょう。そういうようなことも言われます。
でも結局、夢を叶えられた人物とかなえられなかった人物の違いは、自分を貫けたか否かなんだと思うんです。

兄は、ひょうひょうとしていますが、当然周りからのプレッシャーや、安定した生活への誘惑、親や親戚への体裁、などへの駆り立てられる気持ちは強烈に持っているでしょう。

「鈍感なだけだ」と兄は言いますが、やはり兄は強い。
自分のやれたことを貫けたなら、それでたとえなれくても自分の中で納得がいく。

僕にも夢があります。
だから兄のようになりたい。

僕のおそれとは、未来の不安のようで、実は、周りの常識とすることから外れることへの不安なのじゃないかと思います。

このままじゃ、今のままじゃいけないなあと思います。

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