青年と最初に出会ったときの僕を思い出してみましょう。
僕は対人恐怖のまっただ中。
自分はリハビリ中。
知り合いなんてできなくていい。一人黙々と作業しよう。
でも何か他の人の力になれることがあれば、力になってあげよう。
青年がこの会社に入ったとき、明らかに緊張してた。
僕は隣だったので、「何かわからないことがあったらいつでもきいていいよ。最初はできなくて当たり前やけん、一緒に頑張ろう」と声をかけた。
それ以来、青年は、僕を慕ってくれるようになった。

ただ、僕は自分がつまらない人間であることを知っていた。
いつか彼は、きっともっと一緒にいて楽しい人の所に行くだろう。それでいい。最初の彼の不安な心を紛らすことの力になれたのだから、それでいいじゃないか。
自分を踏み台にしていけばいい。

そう思っていたじゃないか。
そして、今回結果的に、そうなっただけだ。
僕がショックを受けるのは、お門違いだろ。
予想通りじゃないか。
今まで順調に来てて、孤独じゃなくなってたから、会社に入社した当時の自分を忘れてしまっていたんだ。
あのとき僕は孤独が平気だった。
最初に戻るだけだ。僕にはそっちの生き方の方があってるのかもな。
幸せの形は色々だ。

コメント

ミルク
ミルク
2007年2月27日11:35

こんにちは。
宣戦布告という事は同じ土俵にあがる事になるので、
少なからず「争う」という姿勢があります。
何も悪い事をしてないのに争う必要はないと思います。

キタムさんはつまらない人間ではありません。絶対に。
一人一人がキタムさんのような人だったら、
自殺者や殺人はもっと減ると思います。

噂話をする事でしか自分を守れない人間が少なくありません。
残念ですが、乾いた世の中です。
青年自身もいつかそんな自分に疲れるでしょう。
常に自分も噂話に怯えてるでしょうから。

常に初心を忘れず謙虚さを忘れない事は素敵だと思います。
でも、キタムさんは最初に戻るんじゃありません。
今度の事で更に大きく前進してると思います。
生意気な事を言って申し訳ありません。
影ながら応援しています。無茶しないよう頑張って下さい。

キタム
キタム
2007年2月27日13:36

ミルクさん、コメントありがとうございます^^

そうですね。僕は何も争うことはない、僕は今までの僕であり続けたいと思います。
たとえ、相手が僕を憎んでも、嫌っても、僕は相手を憎んだり嫌ったりしたくない、その姿勢を貫けば、周りも気づいてくれると信じます。

人間は、弱いですから、青年が悪いというのではなく、弱い人間の性と言えるのかもしれませんね。怒りではなくそこにあるのは哀しみです。

ミルクさん、気づかせてくれてありがとう!^^
そうですね、僕はたとえ最初と同じような立場に戻ったように見えたとしても、この経験は、僕を成長させてくれていると思います。
自然体の僕でいる、それは大変なことかもしれませんが、自然体でいることに頑張るために、頑張らないでいこうと思います^^w

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