映画 『マルホランド・ドライブ』
2006年10月29日 映画〔洋画〕 コメント (2)
DVD ポニーキャニオン 2002/08/21 ¥3,990
この作品を感じる映画と見る向きもあるようですが、僕は理解と感性が結びついた映画だと思います。理解して、映画の感じ方が変わる映画、理解して好きになる人もいれば嫌いになる人もいるのではないでしょうか。理解した上で、何かを心に残す作品であるといいですね。僕は理解してないので、不気味な、魅力的でありそうな感覚を覚えた程度で止まってますが。
真夜中のマルホランド・ドライブを走る車が事故を起こす。一命をとりとめた女は、高級アパートの部屋に忍び込んだ。そこは女優志望のベティが叔母から借りた部屋。ベティは女を叔母の友人だと勘違いし、女も話を合わせるが、彼女は記憶喪失になっていた…。一度しかみていないので、よくわからなかったとしかいいようがありませんが。これ系統の作品、近年多くなったような気がします。伏線をちりばめて、何度もみて謎解きしてもらうみたいな。それも映画のあり方としてはいいと思いますが、僕自身は、あまりトリックとか、サスペンスみたいなものより、シンプルな感性のような部分に惹かれるタイプですので、理解はそれほど重要視してません。
デビッド・リンチ監督が、TVシリーズ用にあたためてきた企画だったが、米国のTV局に却下されたのち、フランスのプロデューサーに見いだされ、映画化された異色作。記憶喪失の女は何者なのか、過去に何があったのか…という謎でひっぱりながら、その真実はどんどんねじれていく。しかし、どんなにストーリーがねじれても独特のリンチワールドは最後まで貫かれ、見入ってしまうから不思議。まさに悪夢のような映画だ。カンヌ映画祭監督賞受賞作。
この作品を感じる映画と見る向きもあるようですが、僕は理解と感性が結びついた映画だと思います。理解して、映画の感じ方が変わる映画、理解して好きになる人もいれば嫌いになる人もいるのではないでしょうか。理解した上で、何かを心に残す作品であるといいですね。僕は理解してないので、不気味な、魅力的でありそうな感覚を覚えた程度で止まってますが。
コメント
これからも、いい映画を紹介してください
僕も、よくわからない映画は何度も見てみたりすればいいんですが、なかなか時間がなくて、たいがい一度みたきりで終わってしまうので、わからないままになったりが多いです^^;
淀川さんの映画友の会、いいですね〜。僕も行ってみたかったです。淀川さんはほんとに映画を愛していましたよね。