DVD ポニーキャニオン 2003/02/19 ¥3,990
7歳のドニーの家に飛行機のエンジンが落下、彼のまえに現れた銀色のウサギが、「あと28日で世界が終末を迎える」と予言する。そんな不可解なオープニングで始まる本作は、脚本に惚れこんだドリュー・バリモアが製作し、自らも教師役で出演している異色のサスペンス。
ウサギ(と言っても着ぐるみをかぶった謎の人物)の出現以来、ドニーの周囲ではさらに怪しげな事件が続くが、登場人物の何気ない一言や、背景の小道具などに結末への伏線が隠されており、画面から目が離すことは禁物だ。そして、タイムトラベルの概念にとりつかれたドニーに訪れるのは、あまりにも衝撃的なラスト! 1980年代のポップなカルチャー、音楽が効果的に使われ、『ムーンライト・マイル』の主演などでハリウッドの若き演技派の道を突き進む、ドニー役ジェイク・ギレンホールの、ミステリアスな存在感も魅力。
僕はこの映画を一度しか見ていないので、理解していない部分が多々あると思います。ですが、僕にとって、その内容よりも、ドニー・ダーコの孤独感、寂しさや悲しさみたいなものが強く心に染みこんできました。それだけで、この映画は僕にとって忘れがたい作品となったのです。不意に涙が流れました。
もちろんいつかまた見たいし、見るつもりです。
ドニーと自分をダブらせて見た人、きっと僕だけではないと思います。

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