DVD ジェネオン エンタテインメント 2003/09/10 ?4,935
台詞がくさいとか、恥ずかしいとかは、大林作品を見る上で、心の準備はできているので、僕はあまり違和感を感じません。そういう世界もあり、だと思いますから、映画では。
僕が大林作品に求めるものは、監督も狙っているところの、懐かしさ。。恥ずかしさや露骨な、というか王道ともいえる安易な演出からほの見えるノスタルジーなのです。懐かしい時間といえばやはり中心になるのは青春でしょう。青春は横道な表現で甘酸っぱい。だから恥ずかしくていいんです。大げさで、演技がかってて、失笑が混じったとしても、いいんです。見てるうちにだんだん微笑ましくそして大林監督のロマンチシズムに好感を覚えてくるんです。まあ、これは僕自身がノスタルジー人間だから何でしょうけど。
大林監督、自身の所縁の場所で地方発信型映画とってますが、尾道の次は大分三部作とかでしょうか。
大分人としては歓迎するところです。
でも『なごり雪』のラストのベンガルの演技はさすがに。。。(笑)
ストーリーとしては夏目漱石の「こころ」が思い浮かびました。
伊勢正三によって作られたヒット曲「なごり雪」をモチーフに、大林宣彦監督が、尾道から大分県臼杵に舞台を移し描いたラブストーリー。妻に逃げられ人生の希望を失った50歳を迎える祐作が、かつての友人からの帰郷の誘いで故郷・臼杵へ向かう…。良くも悪くも大林監督の作品です。
台詞がくさいとか、恥ずかしいとかは、大林作品を見る上で、心の準備はできているので、僕はあまり違和感を感じません。そういう世界もあり、だと思いますから、映画では。
僕が大林作品に求めるものは、監督も狙っているところの、懐かしさ。。恥ずかしさや露骨な、というか王道ともいえる安易な演出からほの見えるノスタルジーなのです。懐かしい時間といえばやはり中心になるのは青春でしょう。青春は横道な表現で甘酸っぱい。だから恥ずかしくていいんです。大げさで、演技がかってて、失笑が混じったとしても、いいんです。見てるうちにだんだん微笑ましくそして大林監督のロマンチシズムに好感を覚えてくるんです。まあ、これは僕自身がノスタルジー人間だから何でしょうけど。
大林監督、自身の所縁の場所で地方発信型映画とってますが、尾道の次は大分三部作とかでしょうか。
大分人としては歓迎するところです。
でも『なごり雪』のラストのベンガルの演技はさすがに。。。(笑)
ストーリーとしては夏目漱石の「こころ」が思い浮かびました。
コメント
大林監督はなかなか尾道には戻ってこないですね。次作品は岐阜とか長野とか.。そういう話が出ているようです。
大林監督の世界観は気恥ずかしくもありますが、監督が目指すところのものはわかります。そして、おそらく僕自身監督と似たような感性なんじゃないかと思うんです。
大林監督の作品には、どこか素人っぽさがあるように思います。それが意図したものなのかせざるものなのか。。地方映画を意識した作品だからこそ、なのかもしれないですね。
次作品は岐阜か長野ですか〜。どんなゆかりがあるんだろう。
僕は今週も、「22歳の別れ」のロケ地になった温泉に行くつもりです^^