DVD ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2006/06/23 ¥3,990
1960年代の香港で、ミミという恋人と同棲するヨディ(レスリー・チャン)が、サッカー・スタジアムの売店の店員スーからも想いを寄せられる。そんなスーを慰める警官ら、若者たちが紡いでいく群像劇。
ドラマチックな事件が起こるわけでもなく、淡々とした語り口から登場人物の心情を伝える展開が当時の香港映画としては斬新で、ウォン・カーワァイ監督は、この一作で世界中から注目を集めた。階段を駆け上がるカメラワークや、湿気が伝わってくるような熱帯雨林の映像に加え、時計が示す時刻の意味など思わせぶりな要素もたっぷり。映像や細部へのこだわりはもちろんだが、本作最大の収穫は、やはり香港トップ俳優たちの“旬”の魅力だろう。男なのに小悪魔的なレスリーを中心に、マギー・チャンの一途さ、アンディ・ラウの静かな包容力、そしてセクシーで奔放なカリーナ・ラウ…。この時代は良かった!と感慨もひとしお。
レスリーの追悼特集で、ミニシアターで上映されました。すごく官能的な作品ですね。ですが、う〜ん、あまり僕にはピンときませんでした。
キャスティングはすごく豪華です。
見終わったら、隣の席の女性が号泣しながら激しく拍手をしていました。静かな映画館に響き渡り、みんながこちらを向きました。あの女性は、きっとレスリー・チャンの熱狂的なファンだったのでしょうね。

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