映画 『小さな中国のお針子』
2006年8月26日 映画〔洋画〕 コメント (2)
DVD パンド 2003/11/07 ¥4,935
文革時代に焚書とされた外国の小説を読むことは、現代の僕たちが、抱く犯罪のたぐいに対する危惧感と大過ないのかもしれません。
一つの物語が一人の人間に与える影響というものは、その人間がどれだけ物語を知っているかによって違ってくるでしょうね。
自分一人の物語しか知らなかった少女にとって、人生を変えるのに、知らない世界の物語を一つ聞くだけで十分だったのでしょう。
『ハリウッド★ホンコン』のジョウ・シュン、『山の郵便配達』のリィウ・イエらが主演したヒット作。文化大革命の中国を舞台に、西洋文学から影響を受け、自ら運命を切り開こうとしていく少女の成長を2人の青年を通して描いた青春ラブストーリー。やめろといわれるほど、人間は好奇心をそそられるものですね。
文革時代に焚書とされた外国の小説を読むことは、現代の僕たちが、抱く犯罪のたぐいに対する危惧感と大過ないのかもしれません。
一つの物語が一人の人間に与える影響というものは、その人間がどれだけ物語を知っているかによって違ってくるでしょうね。
自分一人の物語しか知らなかった少女にとって、人生を変えるのに、知らない世界の物語を一つ聞くだけで十分だったのでしょう。
コメント
監督はフランスとかに留学経験のある人らしく、この映画の主役の女性が独り立ちして旅立って行くラストは、すごく近代的というか、中国もそういう国になったのかなーと思いました。本を読んで自分の人生を変えてしまう..それってなんかすごくてうらやましいと思ったものです。
今でも、中国には、本一冊で人生を変えてしまえるような文明から隔絶された村がどこかにあるかもしれませんね。