映画 『死霊のはらわた』
2005年9月16日 映画〔洋画〕
DVD ビデオメーカー 2000/11/10 ¥4,935
1979年の秋、サム・ライミは、仲間と共にテネシーの森へ向かい、映画を撮る。ビクっとするシーンや、流血シーンが連続するショック映画ブームの先駆けとなる作品の誕生である。アッシュ(カルト好きのブルース・キャンプベルが演じている)たち5人の若者は、休日を郊外で過ごそうと、山奥にある貸別荘へとやってくる。そこで、彼らはテープ・レコーダーを発見し、テープを再生する。そのテープには死霊を解き放つ呪文が録音されていた。次々と死霊にとりつかれていくアッシュの仲間。倒すには、怪物の体をバラバラにするしかない。ライミは、このシンプルなストーリーラインに膨大なエネルギーを費やした。閉ざされた空間、アクロバティックなカメラアングル、粒子の粗いフィルムを使い、おどろおどろしい雰囲気を作り上げている。やたらと有名なこの作品、一度見てみなければともう7年前くらいになるけど観た。でも当時なら画期的なものも、現代っ子の僕にはいささか古臭く感じたのも否めないところ。でも、邦題は、興味を引きつけるのに打ってつけのネーミングで、成功していると思う。正直、スプラッタはあまり怖くない。サムライミだったとしてもね。邦題で、もう一つ素晴らしく、見たいという感情を起こさせるホラーは「死霊の盆踊り」。世にもまれな駄作として有名らしい。
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