DVD 松竹 2004/03/25 ¥2,500
スティーヴン・キングの『刑務所のリタ・ヘイワース』を映画化したのが本作である。
妻とその愛人殺しの容疑で終身刑の判決を受ける、銀行マンのアンディ。無実の罪ながら投獄されるが、決して希望を捨てず、自由を得られる明日を信じ続ける。一方、古株の囚人レッドはそんなアンディに、「刑務所で希望をもつのは禁物」だと忠告する。アンディとレッドの友情を中心に、ショーシャンク刑務所で生きる男たちのさまざまな人間模様を描いていく。人生の不条理や悲しみを問いかけながらも、たどり着くラストシーンは見る者の胸をさわやかに、だが強く打つ。
いつも静かで穏やかだが、内面に強い意志をもち続けるアンディを演じるのは、ティム・ロビンス。その友人レッドに、モーガン・フリーマン。長い囚人生活に疲れはてていたが、忘れていた希望をとり戻していく姿がいい。監督は『ザ・フライ2』を手がけたフランク・ダラボン。
始めてみたときの爽快感は、かなりのもので、上手くできてるなあと思った。その感覚を求めて、2回目を見たときは、それほどでもなかった。何でだろうと思いつつ「グリーンマイル」を見て、うーん、この監督の人物の描き方は、やや浅薄なのかもしれないなあ、と感じた。もう少し、人物の内面を深く掘り下げることができたら、さらに素晴らしい作品になったような気がする。

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