読書 『仏の教え ビーイング・ピース―ほほえみが人を生かす』
2005年8月15日 読書
ISBN:4122035244 文庫 棚橋 一晃 中央公論新社 1999/11 ¥580
そのころの僕は、精神世界というものに、懐疑的で、治療も半信半疑でやっていた。でもこの本を紹介されて読んだことをきっかけに、少し興味がわいて、仏教や、瞑想、呼吸法、などを調べていくうちに、精神的な効果を確信するに至るわけ。それは医学的にも証明されているんだけど、セロトニンの明らかな変化を認められてるんだけど、まあ、そんなことはあんまりどうでもよくて、ようはそういう精神的修練というものは故なくして形成されたものではなく、営みの中での知恵というか、色々なことを試された中で、瞑想というものが、明らかな精神の変化、安寧みたいなものを無意識にでも人に与えるからこそ、今まで息づいているんだろうという事なのであるよ。
詩人、平和活動家としても名高い、ヴェトナム出身の禅僧、ティク・ナット・ハンが、わかりやすく易しい言葉で仏の教えを語る。個人が独立して生きるのではなく、周囲、世界、地球環境との深い関わりにおいてこそ、真実に生きることができる―一瞬一瞬を全きまでに生きるための、冒険と発見の書。僕が学生時代、強迫の治療のために通っていた大学病院の先生に薦められた本。その先生は、瞑想の力を強く信じていて、行動療法(このころは、暴露反応妨害法)の最初はいつも炭田呼吸法から始めていた。
目次
第1章 苦しむだけでは充分でない
第2章 三つの宝石
第3章 感情と認識
第4章 実践の真髄
第5章 平和のために働く
第6章 相互生存
第7章 日常生活においての瞑想
そのころの僕は、精神世界というものに、懐疑的で、治療も半信半疑でやっていた。でもこの本を紹介されて読んだことをきっかけに、少し興味がわいて、仏教や、瞑想、呼吸法、などを調べていくうちに、精神的な効果を確信するに至るわけ。それは医学的にも証明されているんだけど、セロトニンの明らかな変化を認められてるんだけど、まあ、そんなことはあんまりどうでもよくて、ようはそういう精神的修練というものは故なくして形成されたものではなく、営みの中での知恵というか、色々なことを試された中で、瞑想というものが、明らかな精神の変化、安寧みたいなものを無意識にでも人に与えるからこそ、今まで息づいているんだろうという事なのであるよ。
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