読書 『さようなら、ギャングたち』
2005年8月5日 読書〔小説・詩〕
ISBN:4061975625 文庫 高橋 源一郎 講談社 1997/04 ¥1,260
ただ瀬戸内寂聴のいった、物悲しいリリシズム、みたいなものは確かに感じた。でもやっぱりよくわからんよくわからんと、もがいていたが、アマゾンの他の人の評文の一説を読み膝を打つ。
高橋源一郎は、ゴダールが好きだった。なーるほど、ゴダールの映画を思い浮かべると確かにこの作品は、その系統だ。そして僕はゴダールの作品がわからない。だからこの作品も解らないんだな。なるへそ。
詩人の「わたし」と恋人の「S・B(ソング・ブック)」と猫の「ヘンリー4世」が営む超現実的な愛の生活を独創的な文体で描く。発表時、吉本隆明が「現在までのところポップ文学の最高の作品だと思う。村上春樹があり糸井重里があり、村上龍があり、それ以前には筒井康隆があり栗本薫がありというような優れた達成が無意識に踏まえられてはじめて出てきたものだ」と絶賛した高橋源一郎のデビュー作。高橋源一郎という作家をテレビで見るにつけ、どことなくきな臭さを感じていまう僕は、やっぱりこの作品も、何がなにやらわからず。わからない僕が悪いのです。んしゅん。
ただ瀬戸内寂聴のいった、物悲しいリリシズム、みたいなものは確かに感じた。でもやっぱりよくわからんよくわからんと、もがいていたが、アマゾンの他の人の評文の一説を読み膝を打つ。
高橋源一郎は、ゴダールが好きだった。なーるほど、ゴダールの映画を思い浮かべると確かにこの作品は、その系統だ。そして僕はゴダールの作品がわからない。だからこの作品も解らないんだな。なるへそ。
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