読書 『実録・外道の条件』
2005年8月3日 読書〔小説・詩〕
ISBN:4043777019 文庫 町田 康 角川書店 2004/12 ¥460
許さん。復讐の鬼と化した俺は三年間洞窟にこもって本稿を書き綴った。これは果たしてエッセイなのか小説なのか?一応小説と書いてあるから小説なんだろうな。でもこれは明らかにエッセイ小説、事実の脚色っぽいな。そもそも町田康の作品は、小説とエッセイに内容の違いはあんまりないんだよね。長いか短いか、第三者のことを書いてるか自分のことを書いてるかの違いだけで。
約束の場所に行ってもおらず、携帯に電話してもつながらない記者。撮影現場で目もあわせず、紹介されても挨拶もろくにできないヘア&メイク。などなど以下延々と続く。鞭無能な各種マスコミ、業界人へ怒りの町田節!
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