映画 『市民ケーン』
2005年7月31日 映画〔洋画〕
DVD アイ・ヴィー・シー 2002/04/25 ¥3,675
確かにこの作品も面白いし、傑作だとは思う。だけど、技術的評価。。。って、確かに、映画を職業と志すものにとって、もしくは、シネフィルにとってこの映画は至宝に成り得ても、それを素人の観衆にまで敷衍できるかどうかが疑問なところ。実際、僕にとっても技巧的な部分というのは、あまり映画の評価に直結しない。だから、先駆的な映画であったとして、それがそのまま歴史的な大傑作たり得るかというのとは、また別問題なのではないかと。
薔薇のつぼみ、僕なりの解釈があるのだけど、果たしてそれであってるのか不安になってきた。機会があればもう一度見よう。
オーソン・ウェルズが1941年に新聞王ハーストをモデルに監督、主演して話題を集め、今やAFI世界映画史上ベスト1など数々の栄誉に輝いている、まさに世界映画史上に残る不朽の名作。新聞王ケーン(オーソン・ウェルズ)が荒廃した大邸宅で「薔薇のつぼみ」という謎の言葉を遺して死んだ。その言葉の意味を探ろうと、新聞記者たちが取材を開始していくが…。映画史上に君臨する大傑作といわれるけれど、う〜ん。。僕なら、同じウェルズ作品なら「黒い罠」を推す。
ケーンの人生模様を、時空を越えたパズルのように巧みに構成しながら進むストーリー展開や、グレッグ・トーランドによるモノクロ・パンフォーカス撮影の素晴らしさなど、もはや非の打ち所のない完璧な映像芸術の真髄がここにある。映画が好きだと自認する者なら、一度は観ておくべき作品。
確かにこの作品も面白いし、傑作だとは思う。だけど、技術的評価。。。って、確かに、映画を職業と志すものにとって、もしくは、シネフィルにとってこの映画は至宝に成り得ても、それを素人の観衆にまで敷衍できるかどうかが疑問なところ。実際、僕にとっても技巧的な部分というのは、あまり映画の評価に直結しない。だから、先駆的な映画であったとして、それがそのまま歴史的な大傑作たり得るかというのとは、また別問題なのではないかと。
薔薇のつぼみ、僕なりの解釈があるのだけど、果たしてそれであってるのか不安になってきた。機会があればもう一度見よう。
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