映画 『さびしんぼう』
2005年6月25日 映画〔邦画〕
DVD 東宝 2001/07/25 ¥6,300
広島の大学に行ってたとき、卒業間近で、大分に帰る前の占めとして尾道に行ったのだ。なんとなく、シネフィル(映画狂)で文学青年気取りだった僕は、東京物語や尾道三部作、志賀直哉とか、別に尾道に住んでた訳でもないのに、ノスタルジーを求め、感動したりしてたなあ。
大林監督の映画って、恥ずかしくなるほどくさいのも多いんだけど、この作品も多少そういうところがあるんだけど、露骨にノスタルジーだけど、ノスタルジー人間の僕にはやっぱりいいのです。ノスタルジーって年でもなかろうに。と一人つっこみ。大林監督は地方を大事にしてくれるよね。
以前は尾道にいつか住みたいなんて思ってたけど、よく考えたら、坂ばかりだから、いざ住むとなると、うんざりするかもしれない。
高校生のヒロキは、ひそかに思いを寄せる美少女に「さびしんぼう」と名づけ、いつも遠くから眺めていた。そんな彼のもとに、ある日突然「さびしんぼう」と名のるピエロ姿の少女が現れ、次々と騒動をまき起こしていく。おーい、さびしんぼう。さびしんぼうやーい。
『転校生』『時をかける少女』に続く「尾道3部作」の最終編。大林宣彦監督が故郷の広島県尾道市を舞台に、思春期特有のときめきをセンチメンタルに描いていく。ロマンチシズムも3作中一番強い作品で、ショパンの「別れの曲」が印象的に使われるなか、富田靖子が2人の「さびしんぼう」を巧みに演じきっている。尾美としのりをはじめとする大林ファミリーも総出演。公開時には黒澤明監督からも絶賛された秀作である。
広島の大学に行ってたとき、卒業間近で、大分に帰る前の占めとして尾道に行ったのだ。なんとなく、シネフィル(映画狂)で文学青年気取りだった僕は、東京物語や尾道三部作、志賀直哉とか、別に尾道に住んでた訳でもないのに、ノスタルジーを求め、感動したりしてたなあ。
大林監督の映画って、恥ずかしくなるほどくさいのも多いんだけど、この作品も多少そういうところがあるんだけど、露骨にノスタルジーだけど、ノスタルジー人間の僕にはやっぱりいいのです。ノスタルジーって年でもなかろうに。と一人つっこみ。大林監督は地方を大事にしてくれるよね。
以前は尾道にいつか住みたいなんて思ってたけど、よく考えたら、坂ばかりだから、いざ住むとなると、うんざりするかもしれない。
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