テニスの醍醐味の一つに、コートサーフェスの違いっていうのがある。
テニスがツアー化されてから、毎週ほとんどどこかでテニスの大会が行なわれているわけだけどそれぞれ、得意なコートが選手によって違い、選手たちは、各々自分たちが勝ち進んでポイントを稼げそうな大会を選んでスケジュールを立てる。
ゴルフなら、コースの種類にあたる部分が、テニスのコートの種類だと思う。ゴルフも、全部のコースが同じ形状だったらつまらないように、テニスも、一年を通して、ハードコートだけだったりしたら、その面白さもかなりの部分失われる。
クレイコートに強いスペシャリスト。グラスに強いサーブアンドボレーヤーがいてこそ、テニスもバラエティが富んでくる。
そして、四大大会も、ハード二つにクレイとグラスと、一つのコートに強いだけだと全てに勝てないようになってる。つまり、四大大会を制覇できるものは、オールラウンドな強さを求められるわけだ。今、その可能性があるのは、フェデラーを置いていないだろうな。

女子シングルス二回戦
M・シャラポワ 対 S・カラタンチェワ
カラタンチェワは、何歳だっけ?シャラポワよりも低いはず。15歳とか16歳とか。若さとは勢いであるが、空回りすることもある。そうなったときに修正がきかないのも、また若さ。シャラポワも若いけど、経験がある。カラタンチェワは最初激しく打ち込んでいたが、次第にミスが目立ち立ち、メンタルに迷いが生じて、自滅した感じだった。シャラポワはいつもの自分のペースで淡々と試合を進めた。どんな場面でも淡々と進められるってことが、シャラポワがここ二、三年でもっとも成長した部分なんだとかってに思う。そういうのは、練習でできるものではなく、やはり試合建研なんだろうな。

男子シングルス二回戦
G・ミューラー 対 R・ナダル
芝のナダル=土のロディックという感じで捉えている。
お互いの武器が殺されてしまうのだ。
ナダルのフットワークはクレイなら脅威だが、芝になると、まだ対応ができていない。ロディックがストロークで粘れるようになれば土でももっと勝てるのと同様、ナダルが芝で勝つためには、もっと攻撃的(ネットに出る)なスタイルを身に付けなければならない。ベースラインの後ろで粘ってるだけでは芝では勝てない。ナダルはまずもっとサーブ力をアップしないといけんだろな。逆にいえば、芝で勝てるようになったナダルは、フェデラーとライバルになれるってことなんだけど。そう簡単にコートに順応はできないだろうな。サンプラスもクレイコートに結局順応できなかったんだから。

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