読書 『ジーキル博士とハイド氏』
2005年6月11日 読書〔小説・詩〕
ISBN:4102003010 文庫 田中 西二郎 新潮社 1967/02 ¥300
面白く引き込まれて、公務員学校時代に、自習時間に一気に読んでしまった。人間の光と影の部分。その問題はつねにどんな人にも付いて回る。解離性同一障害が、まだ認知されていなかった時代の小説。多重人格者は、恐らく世間では、こういう恐怖の対象として、見られていたのかもしれない。
医師ジーキルは自ら発明した秘薬によって凶悪な人物ハイドに変身するが,くり返し変身を試みるうちにやがて恐るべき破局が…….人間の二重性を描いたこの作には天性の物語作家スティーヴンスン(一八五〇―九四)の手腕が見事に発揮されており,今も変わることなく世界中で愛読されている.映画化されることに実に七十回という.
面白く引き込まれて、公務員学校時代に、自習時間に一気に読んでしまった。人間の光と影の部分。その問題はつねにどんな人にも付いて回る。解離性同一障害が、まだ認知されていなかった時代の小説。多重人格者は、恐らく世間では、こういう恐怖の対象として、見られていたのかもしれない。
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