前日に比べれば、放送がスムーズに進行してだいぶ改善された模様。
そう言えば、アガシが負けた。彼ももう36歳。できれば、40歳までやってコナーズを抜いてほしいけれど、試合後のあの沈痛な記者会見と、注射を打ちながらテニスを続けていることを鑑みると、到底無理な話だろう。今年来年あたりが潮時なのか。さびしいことだけど、仕方ない。

男子一回戦
D・サンチェス 対 G・クエルテン
過去このコートの王者クエルテンも、故障上がりで、痛々しいテニスをしている。時たま全盛期のプレーを思わせるショットもあるのだが、いかんせん凡ミスが多すぎる。ブランクのせいなのか、はたまた現在のテニスが、それだけ、スピード化してクエルテンのテニスが古くなったのか、恐らくその両方だろう。しかしながらあの強さを知っている身にとって、こうもあっさり一回戦で姿を消すクエルテンを見るのはいささか辛かった。彼も、アガシのようにまた復活してくることを期待する。

A・ロディック 対 J・ツォンガ
最近、テニス界のニューエイジ達が、続々と現れてきている。まさにテニスの停滞期を過ぎて、ナダルを筆頭に個性が噴出している感じ。このツォンガもその一人。ごつい体とアフリカ系の面立ち。フランス人だけれども。将来有望。ロディックがすでにして若手とは言われなくなているあたり、テニス界の流れのはやい。
遅いサーフェスに弱いロディック。あの爆弾サーブのスピードが殺されてしまうから、クレーコートでは、もろにストローク力のさがその勝敗を左右する。ロディックのストロークが悪いわけではないが、彼の今の位置がそのぬきんでたサービスによって支えられていることもまた事実。彼のサービス以外の技術が、いったいどれほど通じるのか、この大会でどこまで勝ち抜くことができるかで、その真価が問われると言うことだろう。
この試合は、ロディックの勝利。

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