映画 『サイダーハウス・ルール』
2005年4月27日 映画〔洋画〕
DVD ジェネオン エンタテインメント 2000/12/22 ¥4,935
こういった作品を見るにつけ、人間は弱いなあとおもったり。人間の弱さを描く事はいいのであるよ。でも人間は弱いもので、それが人生の素晴らしさだって言ってしまうのは開き直りだと思う。
といってこの作品がそうだというわけじゃなく、この作品を見てそんなことを考えたってだけなんだけどね。
本作自体はじんわり感動系。
ジョン・アーヴィングの同名小説をラッセ・ハルストレム監督が映画化したヒューマン・ドラマの秀作。
アメリカ、メイン州の孤児院で純粋無垢に育った青年ホーマー(トビー・マグワイア)は、院長のラーチ医師(マイケル・ケイン)がひそかに行っている堕胎手術を受けに訪れたキャンディ(シャーリーズ・セロン)にひかれ、孤児院を飛び出してリンゴ園で働くことに。そこで彼はさまざまな人生の喜びや哀しみを体験していく…。
人がそれぞれ生きていくうえでのルールを痛感しながら、自らの生き方を模索していく若者の姿が、みずみずしくも切なく見事にとらえられている。孤児を増やしたくないがために中絶手術を行い、孤児たちに人生のルールを優しく説き聞かせていく院長を名優マイケル・ケインが好演し、アカデミー賞助演男優賞を受賞。ほか、膨大な原作を自身の手で思いきり凝縮したジョン・アーヴィングに脚色賞が贈られている。
こういった作品を見るにつけ、人間は弱いなあとおもったり。人間の弱さを描く事はいいのであるよ。でも人間は弱いもので、それが人生の素晴らしさだって言ってしまうのは開き直りだと思う。
といってこの作品がそうだというわけじゃなく、この作品を見てそんなことを考えたってだけなんだけどね。
本作自体はじんわり感動系。
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