映画 『コルチャック先生』
2005年4月19日 映画〔洋画〕
VHS ポニーキャニオン 1997/04/18 ¥3,990
ワイダの作品は、政治色が強く、あまりドラマ性が感じられない作品が多いが、これは、ワイダ作品に珍しく、冗長でない。だから、「悪霊」とともに最も好きなワイダ作品となった。多くの人はベストに「灰とダイアモンド」をあげるのだろうけど、うーん、僕はいまいちだった。
「悪霊」もドラマ性はあんまりないけど、原作読んでたから、理解できた。その世界観の作り方や、人物が怖いくらいに美しいのだ。
でも、純粋に人に勧めるワイダ作品は、間違いなく本作だなあ。
ナチス侵攻のポーランドを舞台に、誇り高きユダヤ人の小児科医=孤児院院長コルチャック(プショニャック)が、子供達のために奔走し、収容所行きの列車に乗り込むまで。ケレン味のない演出で描く感動作。アンジェイ・ワイダが、20年の歳月を費やして完成させた反戦ドラマ。
ワイダの作品は、政治色が強く、あまりドラマ性が感じられない作品が多いが、これは、ワイダ作品に珍しく、冗長でない。だから、「悪霊」とともに最も好きなワイダ作品となった。多くの人はベストに「灰とダイアモンド」をあげるのだろうけど、うーん、僕はいまいちだった。
「悪霊」もドラマ性はあんまりないけど、原作読んでたから、理解できた。その世界観の作り方や、人物が怖いくらいに美しいのだ。
でも、純粋に人に勧めるワイダ作品は、間違いなく本作だなあ。
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