僕は、自他共に認めるテニスマニア。青春の全てをテニスに費やし、大学で小休止したが最近またテニスにどっぷりはまり中。

そんな僕は、テニス中継をを楽しむために見るだけではなく、自分の技術の参考に、するために、ある試合ある試合ビデオに収め、コマ送りで見たりとかしてるわけだが、どうも、世界のプロばかり見ても、身近でない。
背の高い人間ばかりがどかどか打ち込むテニスは、憧れににはなっても、いまいち、背の低い僕には、参考になりづらいものがある。やはりここは、日本人選手や、一般レベルに近い選手達のプレーもたくさん見てみたい。さらには、中学高校のテニスというものも見てみたい。そこから、学べるものもあるし、何より、将来の有望選手を発見し応援するという楽しみもある。ぱっと世界に出てから注目するよりも、世界にデビューするまでのその選手の奇跡というのもマニアとしては見逃すわけにはいかない。
また、テレビで多く放送される試合は、リアリズムに欠ける。なぜなら、テニス用のテレビ中継はある程度角度が決まっており、デジタルの双方向中継が広まるまでは、あの一定の角度の中継を見つづけることになるが、これは、選手の視点でなく、視聴者の視点でしか試合が見れないということ。もうちょっと選手と同じ目線で、球筋を見てみたいとか、横から見てみたいとか、斜めからとか、何より、テレビ用でなく、八ミリでとったような試合がみたい。これが何よりリアルで実は臨場感があったりする。というのは、高校のときの部活の顧問が、全国大会の決勝を八ミリで取ってきてくれたのを持ってるので確証済み。

そういった願望の実現を切に願っていたところ、このブロードバンド全盛の時代。
テニスのマイナーな試合がネットで配信されるという。僕が今まで見たくてもテレビ中継がないので、あきらめざるを得なかったあの試合この試合、あの選手この選手のプレイ、が見れるというこの朗報に僕は狂喜し、ブロードバンド時代の到来に感涙に咽びながら、早速そのサイト「テニス・オンライン」に赴き、会員登録して、現在置いてある試合のファイルを片端からダウンロードし、さあ見ようと動画を起動させたところ、おや?上手く映らない。動きが遅い音声が途切れ途切れ。いぶかしみながら僕はもう一度サイトに行き、よくよくそこに書かれた注意書きらしきものを読むと、この動画を快適に見るのに必要とされる機種、ウィンドウズMe、2000、XPと書いてある。
僕のパソコンは、ウィンドウズ98。快適に見れようはずもなく、かといって無職なゆえ、買い換えるわけにもいかず、現状は只ダウンロードして、新しくPCを買うその日がくるまで、一日千秋の思い出耐え忍ばねばならず、この日ほど、喜びそして落ち込み、ブロードバンドの普及に感謝し、パソコンの進歩の速さを恨んだ日は無いといっては過言。

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