幼馴染

2005年3月19日 友達
突然「お前今日の夜あいてる?」との幼馴染の誘い。
唐突だったのだけど、特に予定も無し、いいよ〜、食おう飲もうということになった。幼馴染とは頻繁に連絡をとるわけでもしょっちゅう会うわけでもないけど、たまに、こうやって定期的に飲む。
何せ、小学校一年の頃からの付き合いだから、お互いに気心が知れてるというか、どんなに久し振りでも、昨日のように語り合える。
で、飲もう飲もうといって延び延びになってて、ほんとに何ヶ月ぶりの飲みになってしまった。酒を僕は友達と飲むとき以外一滴も飲むことが無いので、かなり胃にこたえるだろうと覚悟。
だけど、友達の方が待ち合わせの時間よりちょっと遅くなりそうだというので、「無理に今日じゃなくてもいいんだぞ」っていったけど、「今日がいい」っていうから、何か話したいことでもあるのかな?って思ったけど、あって聞いたところによると、もうすぐ就職の研修が始まるので、今日しか空いてないということなのだった。

こいつとは、ほんとに、長い、そしてずっと仲が良かった。互いに、密接に連絡を取り合った時期、少し疎遠になった時期もあったが、それでもたま〜にあったりしてた。彼は知らないだろうが、僕が自分の殻を破ることが出来たのも、彼の力も大きいわけで、凄く感謝している。彼は僕の強迫のこと、僕の苦悩を詳しく知ってはいないが、今の関係に満足しているし、彼に関しては、このままでいいと思っている。

幼馴染とは、中学2年で、再び一緒のクラスになった。いつも一緒に帰り、一緒に笑い合った。1年の頃とはまったく違い、2年の頃は楽しくなった。彼の性格は明るく、分け隔てなかった。僕も彼の前では素直でいられた。だから、僕は、自分の殻を破ることが出来た。
彼は友達も多かったのに、どうして僕なんかと親友になったのかわからない。でも僕達は馬が合った。彼の性格は、僕の性格を陰から陽に転換してくれた。

彼と飲むときは、ほとんど2人だ。2人で飲む。昔のこと、今のこと、これからのこと、話しながら、過ぎ去った日々が、思い出される。「お前あの頃太ってたなあ」なんて。
そんな幼馴染も、あと2,3年で、結婚しようとしている。こいつの子供かあ、って思うと、僕達ももうそんな年なんだなあって、なんだか切なく、でも暖かい気持ちになった。どんな風に育てる?だとか、結婚してからのこととか、どっちが親ばかになるかとか。

ほんの何時間かの、軽い飲み。程よく酔って、また、何ヶ月後かに飲もうといって別れる。たったこれだけのことだけど、僕には、とても貴重な、大切な時間。

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