DVD 東宝 2002/04/25 ¥6,300
『メカゴジラの逆襲』以来、9年ぶりの復活となったゴジラ映画。その設定を原点である核の申し子、凶悪な人類の敵に戻し各分野から特別スタッフを招集。さらに特撮にも1億円を費やしてサイボット・ゴジラを投入するという渾身の製作体制で作られた。
橋本幸司監督らスタッフの意気込みは、怪獣映画におけるリアリティを追求し、なおかつドラマとしてのカタルシスを随所に配置するという構成に現れている。ゴジラ襲来の余波で、ソ連の軍事衛星が誤って新宿に核ミサイルを発射。それを米国に依頼して成層圏で迎撃してもらうくだりなど、一歩間違えば笑いを誘うところだが、データやシミュレーションの結果を描写する演出スタイルに、首相役の小林桂樹の誠実な演技が相まって場を盛り上げている。ただしゴジラに対する人間側のリアクションが今ひとつで、恐怖の象徴として復活したはずのゴジラの怖さが充分に伝わらなかったのは残念だ。
ゴジラ対〜、っていうんじゃなく、人間とゴジラの戦いが僕は一番好きだなあ。
この作品は、とてもよく出来てると思う。リアルだし、本当の自衛隊、使ってるのかな?
スーパーXがよかったね。音楽も良かったね。武田鉄也のホームレスも良かったね。
人類の驚異としてゴジラが描かれている点を僕は他のゴジラより評価してる。初代の形を純粋な意味で継承しているゴジラだと思う。と共に、僕が見た始めてのゴジラ映画で、これが初めてで良かったなあとつくづく思う。

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