VHS 日活 1998/09/04 ¥3,990
徹夜で見に行ったので、非常に辛かった。なぜなら、数々のエピソードが並列的に並べられて、こう、気分の高揚するところがないというか、こう、テンションの起伏に乏しいというか、しかも非常に長かったし。徹夜じゃなくて、万全の状態でみたのならまた違った感慨も生まれたのかもしれないけど、う〜ん、なんだか、オムニバスみたいで、映画としての芯にかけるというか。でも、こういった小さなエピソードを淡々と描くことこそが、庶民の風俗であって、それがこの映画の芯だったのだと考えれば、そういう映画のあり方もまた一つの重要なジャンルだよなあと納得。
磐梯山の麓の田舎町を舞台に、署長(三島)以下の人情家の警官たち(森繁、三國、宍戸ら)と貧しい農民たちとの交流を、さまざまな事件(捨て子、村娘の身売り、大臣の帰郷・・・)を通して綴った、ユーモアとペーソスに満ちた人情風俗劇の名作。捨て子の幼い姉に扮した二木の名演が話題になった。久松監督の日活入社第一回作。続編が作られた。今は亡き映画館が、つぶれる直前にやっていた昭和の映画上映で、見てきた。客はいつも大体僕一人。でも、昔の映画を大きなスクリーンで見れる機会ってめったにないのにもったいないなあなんて思いつつ。
徹夜で見に行ったので、非常に辛かった。なぜなら、数々のエピソードが並列的に並べられて、こう、気分の高揚するところがないというか、こう、テンションの起伏に乏しいというか、しかも非常に長かったし。徹夜じゃなくて、万全の状態でみたのならまた違った感慨も生まれたのかもしれないけど、う〜ん、なんだか、オムニバスみたいで、映画としての芯にかけるというか。でも、こういった小さなエピソードを淡々と描くことこそが、庶民の風俗であって、それがこの映画の芯だったのだと考えれば、そういう映画のあり方もまた一つの重要なジャンルだよなあと納得。
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