DVD ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 2002/03/29 ¥4,935
確かに音楽がいい。宮崎作品の中でも1、2を争うくらいに音楽がいい。
それにこの長閑さがいい。かなり何度もみたような気がする。魔女宅よりも好き。でもこの豚は監督だよなあ。
ラストの歌を聞くとなぜだか涙が出てきてしまうの。ノスタルジー人間だからかなあ。
1920年代のイタリア、アドリア海には空賊相手の賞金稼ぎをしている豚がいた。「飛ばねぇ豚はただの豚だ」とのたまう彼の名はポルコ・ロッソ。紅の翼の飛行艇を乗りこなすこの豚の活躍を小気味よく描いた航空活劇である。フランス版のポルコの声をしたジャン・レノは音楽が痛く気に入ったらしく、カセットに録音して車の中で聞いているらしい。
『となりのトトロ』などを手がけた宮崎駿監督作品だが、一連の宮崎作品に比べるとカジュアルで軽快な出来に仕上がっているのが特徴。中年男(いや、豚)が主人公というのもめずらしい。歌手の加藤登紀子が主題歌のみならず声優として参加したことでも話題になった。
荒々しくもいとおしい飛行艇乗りたちの姿や、クライマックスの空上の対決シーンなど世代を越えて楽しめることは間違いないが、豚なのに、いや豚だからこそ自由に生きるポルコを見れば、「飛ぶこと」を忘れてしまった大人ほど感じるところは多いかもしれない。
確かに音楽がいい。宮崎作品の中でも1、2を争うくらいに音楽がいい。
それにこの長閑さがいい。かなり何度もみたような気がする。魔女宅よりも好き。でもこの豚は監督だよなあ。
ラストの歌を聞くとなぜだか涙が出てきてしまうの。ノスタルジー人間だからかなあ。
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