DVD 東宝 2000/12/21 ¥6,300
若き鬼才デビット・フィンチャー監督の、長編第3作目である。鮮烈なストーリー展開で見る者を驚かせる希有な監督の1人だが、この作品も冒頭から一気に惹きつけ、一瞬たりとも目が離せない。
マイケル・ダグラス演じる大会社の経営者は、巨万の冨をもちながら、私生活では殺伐とした孤独の世界の住人だ。誕生日を迎えた日、音信不通だった弟が現れ、お祝いにあるゲームに参加できるというカードをプレゼントされる。半信半疑でゲームに参加した彼だったが、次々と奇妙な事件に見舞われる。やがて現実と虚構の世界の狭間で、彼の精神的なバランスは崩れていくのだった。
デビット・フィンチャーの作品の特徴は、まさかのドンデン返しである。それは彼からの挑戦状、いや彼の仕立てたゲームなのかもしれない。このゲームをあなたはどう見破るであろうか。
ありえな〜いありえない。でも面白かったけどね。ビックラこいたけどね。落ちなんて、作ろうと思えばどんな状況でも作れちゃうものさ。シベ超を見てみたまえ。
ということでネタばらしはしないけど、こんなゲームを仕掛けられた日にはゲームが終ったといわれても信じられないだろうね。つまり、ゲームはもう一生終らない。でも人生なんてそもそもゲームみたいなだもんね。予定調和な人生なんてありえないもんね。でもさすがにダグラスは人間不信になるだろうなあ。

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