DVD ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2005/01/28 ¥1,565
オーソン・ウェルズといえば、市民ケーンが挙げられるけど、僕は絶対にこっち!もう最高。オーソン・ウェルズの作品ではダントツにこれが一番好き。何がいいといわれると説明しずらいけど、最期に向かう緊迫感というか、やっぱりラストでしょ。とりあえず見てくれとしかいえない。
鬼才オーソン・ウェルズが監督した異色サスペンス映画。メキシコとの国境近くのさびれた町で発生した、自動車爆破に端を発する怪事件を描くフィルム・ノワールの名作。
この映画がカラーで撮影・上映されていたなら、これだけの雰囲気は出なかったかも知れない。冒頭、メキシコの田舎町の夜の光景が描写される長いワンカットから、モノクロ映画特有のトゥルー・ブラックが醸し出すダークな画調と異様な雰囲気に引き込まれてしまう。不気味に鳴り響くヘンリー・マンシーニの音楽も出色の出来。
ひと癖もふた癖もありそうなキャラクターが跋扈する中、俳優としても出演しているオーソン・ウェルズの存在感がひときわ異彩を放っており、彼の代表作『第三の男』のハリー・ライムと比べてもひけをとってはいない。またマレーネ・ディートリッヒが特別出演しており、妖艶な姿を見せている。
オーソン・ウェルズといえば、市民ケーンが挙げられるけど、僕は絶対にこっち!もう最高。オーソン・ウェルズの作品ではダントツにこれが一番好き。何がいいといわれると説明しずらいけど、最期に向かう緊迫感というか、やっぱりラストでしょ。とりあえず見てくれとしかいえない。
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